猫館準備室です。そのうち、白雪アパートの別館として独立します。

2003年05月04日現在の登場人物:

「カンチョー」猫館の館長、猫は好きだが美術館づくりは素人
「カカリーン」元有名美術館員、カンチョーのよき助言者

カカリーン「カンチョーさんの田舎の家にいた、ミミさんですね?」
カンチョー「そうなの。これは、亡くなる3日前くらいの写真よ。会いに行くと元気そうに振る舞って、よぼよぼしながらも歩いていた」
カカリーン「あと数日で18歳だったそうですね」
カンチョー「ええ、大往生だった」
カカリーン「亡くなったときにカンチョーさんがつけた額縁三種類は、こちらに解説があります」

カカリーン「カンチョーさんは、猫館でミミさんを掲載するにあたって、いろいろ悩まれたようですね」
カンチョー「ええ、猫好きの皆さんは、元気はつらつとした猫ちゃんをご覧になりたいのではと思ったの。でも、亡くなる三日前に撮影したミミが、約三年後、とっくに電池の切れたデジカメにたくさん見つかって、それがメッセージのように思えた。ほんとうに猫が好きな皆さんなら、よぼよぼした猫も、よく生きたねと、言ってくださるような気がしたの」
カカリーン「命は炎と同じで、消える直前の最後まで美しいように思います。月並みでごめんなさい」
カンチョー「ありがとう、カカリーン。これでも一番、肉付きがよく見えるのを選んだのだけれど、心配要らなかったわね」



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