思春期に筒井康隆作品をよく読んでいた。氏の作品としては例外中の例外「時をかける少女」などの普通路線ではなく、割合としては圧倒的に多いエログロ倒錯なんでもあり系を、片っ端から読んでいた。 で、急に思い出したのである。「…
カテゴリー: 書籍など活字
印税20円
2006年ころから数年にわたって発行されていたポプラ社の書籍で、「てのひら怪談」シリーズというものがある。以前にあったビーケーワンという会社とポプラ社の共同企画だった。ビーケーワンが原稿をネットで募り、作品を選んで、ポ…
怪談(!?): 子供のころのこと
またKindle Unlimitedで怪談を読んでいる。都内など自分の知っている場所について書かれた怪談は、読んでいてすぐ頭にはいってきて楽しい。 最近の実話怪談系の本は、幼いころや以前にこんなことがあったという昔の…
6月は読書を忘れていたらしい
利用料金が毎月引き落とされるKindle Unlimitedで、現在何冊をダウンロードしているかを見たら、なんと6月の利用がゼロ冊だった。なんともったいない。 さっそく、テレビに出ていて有名なのだという、女性俳人の本を…
「語学はやり直せる!」 – 黒田龍之助
この1年近くはDuolingoでロシア語を含む外国語を学んでいるが(現在10カ国語目)、それ以前にロシア語を学ぼうと思った時期に、黒田龍之助の著作を2冊くらいは持っていたように思う。 氏はロシア語をはじめとするスラブ…
「八つ墓村」が好きすぎて
1977年の映画「八つ墓村」は横溝正史の原作だが、わたしはこれが好きすぎて、頭の中に頻繁にあのテーマ曲が流れている。自分が階段を降りるとき人数がふたりだったりすると「小竹さんと小梅さん」を思い、懐中電灯を見れば山崎努を…
家のどこかに…「仙境異聞」
持っているような気がして昔のメールを検索したところ、2018年にe-honで注文して近所の書店に受け取りに出たことになっていた、平田篤胤の「仙境異聞」。不思議な存在に出会い、山で7年のあいだ修行を受けた少年が語る話を、…
50年くらい前の本「20カ国語ペラペラ」が復刻
最近Amazonで翻訳会社運営の男性によるポリグロットの本を何冊か読んだのだが、「そういえば何十年か前に、20カ国語ペラペラという本があったよな」と検索したら、なんと、復刻していた。 この本は高校生のころに読んだが、…
NetflixとAmazonの影響力
ずっとAmazonのウィッシュリストに入れていた小説がある。2015年ころにとても話題になったということで、気になっていた。 どうせ積ん読が多いから読まないだろうと思いつつ、2年くらい前からはウィッシュリストにも入れ…
小説のネタを思いついたとき
ネタは頻繁に思いつくのだが、だいたいにおいてわたしは「終わり方」のコツがわからない。これまできちんと終わったと思えるものがあったにせよ、数はそれほど多くない。 これまでの、あるある事例。 ○ このネタを書きたい、短…