まさか経験した当人が語っているとは思わず、読みはじめて驚いた。
河北新報 2014.07.27 → 東北電天下り「暇地獄」 経験者が勤務実態証言
宮城県庁から東北電力への天下りが慣例化しているそうで、2000年以降の経験として、当人曰く
> 「飼い殺しされているようだった。眠気と闘う毎日だった」
とか…
> 労働を伴わない対価に苦痛と罪悪感を覚え、何度も退職を考えた。だが、「次に続く後輩に迷惑が掛かる」と踏みとどまったという。
とか…
けっきょく辞めなかったのなら、何をいまさら偉そうに語れるのだろう。次の人に多大な苦痛(暇地獄)を与えずに済む可能性があったのだから、辞めてもらってよかったのではないだろうか。それこそ人助けだ。
年収600万円で再就職しておいて、過去の話になったからと匿名で言う「暇地獄」。身勝手に聞こえてしまうのは、庶民のひがみなのだろうか。——正直なところ、これが語れる神経がわからない。だが誰も語ってくれなかったら、どれだけひどいのかが見えない。う〜む、いずれにせよ腹が立つということか。