Twitterに英語で発信することはほとんどないが、140文字の制限がかなり厳しく感じられる。英語の人は発信できる情報量で不利になりやすいなと、つくづく日本人のためにあるようなツールだなと、実感する。
たとえば…
> I ate apple.
> りんごを食べた。
意味は同じだが、英語の場合は12文字(次の単語開始の前に1文字スペースを入れなければいけないので実質的に13文字)であり、日本語は8文字であるほか、最後にスペースを入れる必要がない。差は5文字である。
そして日本語には漢字という武器がある。発音した場合の音や意味するものは長くても、文字表現は短くできることが多い。たとえば「映画館」を英語で表したら movie theatherとなり、10文字以上だ。英語でも、縮めるためにさまざまな略語もあろうが、広く知られている略し方でなければ大勢に通じなくなってしまうため、あまり多用もできない。
「昨日、役所に出かけて必要書類をもらってきた」なんてものやら、「駅前の中華料理屋で期待せず食べた春巻きが、わりと美味」など、英語にしたら何文字だろう。
いままであまりTwitterを使いこなしてこなかったが、こういう風に考えてみると、おもしろくなってきた。日本語ネイティブであることを、もっと楽しみたい。
2年ほど前、まつもと ゆきひろさん(プログラム言語Rubyの開発者)が、
同じような主旨のツイートをしていたことを思い出しました。
https://twitter.com/yukihiro_matz/status/242455152836108288
ご紹介ありがとうございます。
たしかに、まつもとさんのおっしゃる通り、中国語ですとさらに有利かもしれませんね。英語圏の方々は、短い文章のほかにたくさんのハッシュタグやアットマークをつけている場合も多く、ほんとうにご苦労が多そう。