ミスター・スポックで知られるレナード・ニモイ氏が、27日にお亡くなりになったとのこと。その前日くらいにネット上では「入院」という情報が出ていた。その扱いの大きさを思うと、これはもしかしたら…と思ったのだが、残念な結果になってしまった。
スタートレックのオリジナルシリーズ(当時の邦題は「宇宙大作戦」)が、66年の開始だったという。50年近くもスポックでありつづけた氏だが、75年には I Am Not Spock (わたしはスポックではない)という本を出版したこともあり、その書名の意味をめぐっては、波風も立ったと耳にしている。のちには I Am Spock (わたしはスポックである)も出版。
近年の映画版スタートレックのシリーズでは、作品中の現在であるスポックと、(本人から見れば過去である作品中の現在へ飛ばされた)未来のスポックが同時に登場するが、その存在感は圧倒的なものだった。もう少し、あのお姿を見ていたかった。
レナード・ニモイ氏のご冥福をお祈りします。