2015年6月7日の昼ころだったと思うが、吉祥寺で買い物のついでに、数ヶ月前に開店した「バウム吉祥寺」に寄ってみた。
いままで、そのすぐ近くのドイツパン「リンデ」ほか、西友には何度も出かけていたし、なぜその日までこの店に寄らなかったのかは、まったく不明。いざ寄ってみると店内は明るいし、立ち寄りにくい雰囲気はなかったのだが、わたしとしたことが。。。
これは、お店の数種類のバウムをひと切れずつカップに詰めてクリームを添えたもの。たしか360円か、それくらいだったと思うのだが、クリームが添えてある関係上、冷蔵ケースの中にある。冷蔵ケースにはカットされたロールケーキなど、美味しそうなものが何種類もあった。
こちらは、冷蔵ケースよりも奥にある箱入りバウム各種の中で、もっとも目をひいたもの。バウムクーヘン・クラシカルという名前だったかと思う。
たいていの店では夏の暑い時期にコーティングをやめるか、あるいは薄いフォンダン(砂糖)にして生地に吸い込ませるにまかせていることが多いのだが、見本があまりに白かったので、お店の人に「これフォンダンですか?」と尋ねると、どうもそういう尋ね方をする客はあまりいないのか、聞き返されてしまった(^^;。
そこで「あ、お砂糖ですか」と言葉を換えると、なぜかとても丁寧に(すまなさそうに?)「ほかの商品はお砂糖ですが、これはホワイトチョコレートです」とのお返事。心の中で「チョコだチョコだ、これはチョコだ」と小躍りして、買ってきた(^^)。わたしはチョコレートのコーティングのほうが、実は好きなのだ。だが国内のバウムではユーハイム以外に数社くらいしか、チョココーティングがない。とくに暑い時期はさらに減る。小躍りしたのも無理はない。
重さ 250g / 直系 14cm / 中心円 6cm / 高さ 4cm
値段はたしか1500円(+税)くらいだったと思う。もし違っていても、だいたいのところで、それくらいだったはず。
日持ちは、箱入りの商品に関してはどれも、製造から10日くらいが目安だというお話だった。
原材料:
卵、砂糖、バター、小麦でん粉、お麦粉、アーモンドパウダー、洋酒、生クリーム、レモンゼスト、塩
最初は常温で、つづいて冷蔵で食べてみた。食べやすくて申し分のない舌触り。全体としてバランスがよく、卵もバターもレモンゼストも、とくに何が出しゃばりすぎということはなかった。正統派と呼べるかもしれない。
夏場なので冷やすと生地がしまるが、冬に常温で食べきっても美味しいかと思う。
参考リンク:
○ バウム吉祥寺 – 公式サイト(閉店)
一部商品の通販開始。実店舗ではポイントカード制度(住所登録が必要)があるほか、午後に焼きたてバウム販売もあるらしい。
○ バウムの書 – バウムクーヘンの情報を掲載しています。