年末くらいから新宿タカシマヤの洋菓子売り場などで、配置がだいぶ変わって頭の中がこんがらかると思っていたのだが(たとえばケーニヒスクローネのあった場所にネスプレッソができて、いつも週替わり催事をやっていたJR方面出入り口近くにFlavorやジュヴァンセルが来ていたり…)、今日また数週間ぶりに出かけて、その混乱が移動していることに気づいた。これまでルイ14世のごとくタカシマヤの食品売り場に君臨していたスーパーの紀ノ国屋界隈に、改装中としてあたりを囲む白い臨時のパネル。あれも数が多いとけっこう威圧感がある。
2月の頭に富澤商店ができると聞いたとき「紀ノ国屋内の角スペースに野菜とチーズがある場所、あれを減らして富澤にするのかな」と思った。なぜかというと紀ノ国屋が野菜をそこで売ると、近くにある別スペースの野菜売り場と二重になると、つねづね思っていたためだ。その勘はなかば当たって、紀ノ国屋とその隣接店舗が区画整理の対象となっていた。紀ノ国屋の冷蔵棚近くのまとまったスペースを富澤が確保。これはファンとしてはめでたい。また、どこからどこまでが富澤商店という区切りを曖昧にし、レジは総合的にこれまでの紀ノ国屋のレジにまとめることで、すっきりした。冷蔵棚も、おそらく富澤が従来の紀ノ国屋に間借りできるのではないかと思う。どちらの商品だろうと客にしてみれば買えればいいのだし、店もバーコードなどで管理すればいいことだろうと想像する。
それにしても、紀ノ国屋のスペースが飛び飛びになっていて、2月24日開店と書かれた一画、3月1日開店と書かれた一画など、白いパネルが林立。ほんとうに歩きづらいし、見づらいし(笑)、早々に移動してしまった。
3月になったら、のんびり見てまわりたい。