このところ、臨時の通院や野暮用が重なって、JR中野駅界隈によく出かける。つい寄ってしまうのが中野のマルイだ。
話は初っ端からそれるが、マルイといえば、つい書いてしまう、これ。10年くらい前にあの場所にあったマルイと、いまのマルイは、微妙に違う。実はいったんあの場所からマルイは去り、建物が壊され、そのあと「いったい何が来るのだろう」と地元民が首を傾げていたところ、やっぱりマルイが「みなさんからの熱いラブコールにお応えして」とばかりに、帰ってきた。別に帰ってくるなとは言わないが、いったいなんだったのか(笑)。数年間あの場所は「解体されて白い布で覆われていた」が、実は壊さずにそのまなマルイが帰ってきたと言われても納得できてしまえるほど「見た目も雰囲気もかなり似ている」のが、新旧のマルイ。
さて、今週は入り口のところの週替わり催事が駄菓子である。今日は南部煎餅とコメをはぜさせた菓子(袋に書いてあった商品名は忘れたが、鳩の餌として売られているポン菓子よりは、ちょっと高そうなもの)を買った。
そして、これに目を奪われてしまった。
(画像はAmazonから)
ココアシガレットである。勝手に頭の中でチョコレートだったような気がしていたが、原材料を見たら糖とココアパウダーを主に使った菓子だった。タバコ型のチョコレート(ほんとうの意味でのチョコレート)は存在していなかったのか、あるいは他社製品で存在したのかはわからない。だが子供の記憶としては、ココアシガレットはチョコレートだったような気がしていた。区別するだけの舌を当時は持っていなかったか、あるいは記憶がねじれたのかもしれない。
店頭にはほかにも、タバコの形でみかんの絵が描かれた商品があった。オレンジ味のソフトキャンディだろうか。そちらは食べた記憶がなかった。
こうした駄菓子コーナーは見ていると飽きないが、実際に買うことはまれだ。思い出としてとっておきたいというのと、味はおそらくさほど…と思うため(^^;。帰れるものなら過去に飛んで「エンゼルパイとマッシーパイの食べくらべ」を再度してみたいと思うのだが、叶わぬ夢である。。。残念。