関西国際空港では、麻疹に罹患した職員が30名を超えたそうである。大人の麻疹は重症化しやすいとよく聞くが、わたしは自分が麻疹の抗体を持つかどうかわらかないため、こういうニュースには、どきりとする。
東京都では、今年になってからの麻疹が保健所から記録が上がっているもので6名(8月下旬現在)だそうだ。→ 東京都感染症予防センター内、はしかの記事
ネットで「大人が重症化するとどうなるか」、「抗体があるかどうかわからない」などのキーワードで検索してみたところ、大人も子供も区別なく、やはり麻疹は対症療法しかないとのこと。医師の判断があれば抗生物質の投与も考えられるものの、原則として解熱剤などで症状をやわらげて安静にしているしかないようだ。そして感染力が強い期間は外出を控えなければならない。
麻疹にかかった記憶がない。小学校低学年からの数年間、親が何度も、わたしを麻疹の友達の家に無理やり遊びに行かせたが、それでもわたしには症状が出なかった。おそらく3回くらいは友達の家に行かされたはずだが、それでもうつらなかったのだ。もしかすると麻疹以外の原因と考えた発熱が幼少時にあったのかもしれず、わたしには抗体があるのかもしれない。それはわからない。
病院で抗体があるかどうかの検査をしてもらうと料金がかかる(数千円)とネットで読んだ。さらにそのあとで抗体がないとわかってからのワクチン接種で1万円近くと書いている人もいた。困ったものだ。
この年になって、いまさら麻疹で高熱を出すわけにはいかない。寝ている暇などないし、毎日のように施設に出かけている義母に、感染させるわけにはいかない。