いいな、これはいいニュースだ。技術も向上した昨今、豆腐業界から常温販売を認めてほしいとの訴えを受けていた厚生労働省が、基準見直しの検討にはいっているらしい。
asahi.com 2016.11.29 豆腐の「常温」販売を解禁へ 非常食での利用も可能に
買い物に行けないような事情があるときや災害など、食べ物が思うように調達できないこともある。いざというときに豆腐が買ってあったら、どれだけ心強いだろうか。しかもこれまでのように数日〜1週間以内に消費しなくてよいとなれば、買ってからあとで調理法や段取りを考えてもよいということになり、気持ちに余裕が出る。
有事の際、日持ちを理由にストックしてある食品がフリーズドライやカップ麺ばかりであれば、心も体も、元気が出ないかもしれない。慣れ親しんだ食べ物が身近にあったら、ありがたい。
時代や技術の進歩にあった規制の緩和を、これからもどんどんと進めてもらいたいと思う。
ただ、人間という生き物によくある傾向として、日持ちするものは賞味期限ぎりぎりまで消費せず忘れてしまい、最後に期限を大幅に過ぎていることがわかってけっきょく捨ててしまうという無駄が起こりやすいのも事実。うまく管理して、無駄なく消費し、買い足しをしていかねばならないだろう。