インスタントコーヒーや、キットカットなどで知られる「ネスレ」が、味を変えず、代替品を使うこともなく、チョコレートでの砂糖使用量を40%減らす可能性がある技術を開発したらしい。
APFBB 2016.12.02 砂糖40%減でも甘さは同じ、ネスレが画期的な新技術を開発
その素晴らしい技術、同社は…
> この方法の特許を申請中で、2018年にはさまざまな自社製品に導入したいとしている。
…のだそうだが。
代替品を使用せずに、砂糖を減らしても味が同じという技術、特許ではなくて、世間にも提供したらいかがか(←無理だろうけれども ^^;)。そうしたら「ネスレありがとう」と賛辞がつづき、めでたしめでたしに、なるのだが。
尊敬よりもゼニ、だろうな、…国際的な大企業だものなぁ。
今後はネスレ以外の世界的な大手メーカーが、各社でわざわざ似た結果を出す技術を開発するか、あるいはネスレにカネを払ってこの技術を採りいれることになるだろう。だが、砂糖の生産量がもし少しでも減って問題ない世の中が来たら、各国はその分の耕作地ににそれ以外の「主食となりうる作物」を育てて、食糧危機に立ち向かうことが、できるかもしれない。1日でも早いその世界の実現のため、世界の人々の尊敬が手にはいるから特許をあきらめてとは、言ったところで通じはしないことだろう。世の中はカネで回っている。