先週、Gigazineのこの記事を教えてもらった → 2016年12月05日 12時45分 無償で「iPhone 6s」のバッテリーを交換してもらえるプログラム、交換対象端末の確認方法まとめ
該当したので、その場でアップルストアにオンラインから予約を入れた。
混み合っているようで、ちょうど1週間後の今日午前の予約となった。
先週からずっとこの日だとわかっていたことなのに、実際に銀座に出かけてみて、今日はしみじみ自分の馬鹿さ加減にいらついてしまった。iPhoneのバッテリ交換だというのに「銀座についてから最後のバックアップをとればいい」と、のんびりかまえていたのだ。有楽町の駅のあたりから銀座のアップルストアまでの徒歩で「どこかに安定したWi-Fiを使える場所があるはず」と思っていたのだろうが、世の中そうは甘くない。
JRの駅でWi-Fiが使えることは使えるのだが、使用人数が多いせいか安定しない。おまけにあわてているせいかパスワードを要求されても一致しないことがつづき「ああ、予約時間が来てしまう」と、けっきょくアップルストア方向まで歩きはじめ…。バックアップに使えるような安定したWi-Fiは、なかった。
そして第二の誤算だが、わたしはこの1週間ほど、充電をパソコンにつないだケーブルからではなく、普通に電源からとっていた。パソコンにつなけばiPhoneは頻繁にバックアップをとろうとするが、充電のみの目的でケーブルを使った場合、せいぜい日に1回くらいしかiCloudにバックアップをとらないらしい。わたしの最終バックアップは昨日の夕方16時半になっていたのだ。
よりによって、18時間前のバックアップか。オーマイガ、である。
せめて家を出てくるときに、なぜ最終バックアップくらい見ないのだろう。そして何を根拠に「銀座で店にはいる直前にバックアップをすればいい」などとお気楽なことを考えたのだろう。
仕方ないのでアップルストアで「バックアップが最新ではないんですが、バッテリー交換では”かなりの確率で消える”んですか、それとも”ねんのためにバックアップを”なんですか」と尋ねると「大丈夫なことは多い(データが消えることは少ない)けれど、ご心配ならどこかでバックアップをとってから、またこちらにもどってきてください」と模範解答。けっきょく、数秒迷って「お願いします」とiPhoneを手渡し、説明を受けて電子サインをして、いったん店を出た。
2時間後、iPhoneは無事な姿で帰ってきた。ほっとした。