今年はほんとうに、多くの有名人が亡くなったような気がしている。わたしは個人的にアラン・リックマンが残念でならない。大好きな役者さんだった。そして年末になってまさかのキャリー・フィッシャーお亡くなりのニュースが。60歳だったという。飛行機で移動中に体調を崩し、アメリカに到着後に意識を回復することなく永遠の眠りについたようだ。
実を言うと、キャリー・フィッシャー出演作には、さほど明るくない。スターウォーズの三部作はもちろん見ているが、わたしがよく覚えているのはR2D2、CPO、チューバッカ、イウォーク、ヨーダ、そしてアレック・ギネス演じたオビワン・ケノービである。キャリー・フィッシャーとマーク・ハミルは印象が薄く、あまり主役とは思えなかった。そしてハリソン・フォードの俳優人生の初期において最大の当たり役となった作品ではあるが、ハン・ソロの役はかっこつけすぎだろう、と。
ストーリーが、どこかわたしとしては楽しめないものだったのかとも、思う。のちに作られた親世代の(アミダラ姫などが出てくる)三部作もまた、よいと思ったのはクワイ=ガン・ジンを演じたリーアム・ニーソンと、アミダラ姫のナタリー・ポートマンだけだった。
スター・トレックはテレビシリーズも映画もほとんどすべてを見ているのに(DS9は一部のみ、そしてEnterpriseは未見)、かなり世界観をきっちりと把握し、ある程度までは人に語れるレベルだろうと思っている。かなりはまった時期があった。
スターウォーズは、ストーリーはわかるのだが、はまったというほどのことは、なかった。
世界の人々がまだ60歳の若さだったキャリー・フィッシャーの死に驚き、涙していることに、ここまで影響力のあった人だったのだと、存在の強さを改めて感じている。
キャリー・フィッシャーさんの、ご冥福をお祈りします。