今日の夕方のことだ。入浴後に「痛っ」と感じたものの原因がわからず、いったいなんだろうと首を傾げていたのが、左足の小指。直後に何度も見つめても、時間が経ってから確認しても痛い。やたらと痛い。だが目に見えて大きな棘が刺さっているとか画鋲を踏んでいるといった事実はまったくなかった。
あまりにつづくので、さらに時間をあけてから、じーっと見てみると…
どうも、湯上がりで中途半端にふやけた足の爪が、どこかに引っかかったらしい。そしてその先端が、勢いよく、爪の一部を連れたままとれたらしい——要するに、意図せず深爪をしてしまったようである。痛くて仕方ない場所は、爪の下にあった皮膚が「ここにあった蓋はどこ、なんだか直接靴下に触れるんですけど」という、悲鳴だったわけである。
自分の不注意で深爪してもつらいのに、防げたかどうかもわからないこの事態に、気が重い。仕方ないから余分な刺激を減らすために該当部に薄くオロナインを塗ってガーゼの包帯をぐるぐる巻きにしてから靴下を履いたが、やはりちょっとしたはずみに、刺激が足全体に伝わる。痛い。明日までになんとかなってくれないと靴を履いて遠出するのか困難かもしれない。明日はわが家の冬休み最後の日として、ひさしぶりの場所に出かけようと思っているのだが。
ええぃ、いざとなったら鎮痛剤を飲んででも出かけてやる(苦笑)。
そうなった場合、化膿しない程度に、何らかの処置をした上で靴を履かねば。