日本語では、ピンクという言葉には、女性ならびに性的な意味合いが含まれていることが多い。かつて「ピンク映画」という言葉もあった。ポルノ映画の一部をさしていたと思う。
昨日の9日からポケモンGoで、バレンタインのキャンペーンとして、ピンクっぽい色のついたモンスターの出現率が上がった。それを受けてわたしはてっきり「世界的なサービスなのに、ついに日本だけの独自路線を出しはじめたのか」と思ったのだが、英語で検索したところ、同じキャンペーンを英語圏でもやっているようで、モンスターも同じ種類が出現率アップになっている。
英語圏では、バレンタインに男性が女性にプレゼントをするという習慣があると聞いているので、愛情を示す日であることは違いないことと思うが、それが「ピンク」という連想に結びつくのかどうか、やや疑問に思う。わたしが知るかぎり、ピンクが躍動的ではつらつとした人のイメージであると同時に、ときとして女性のイメージと重なる(たとえば乳がん啓発の運動はピンクリボンと呼ばれる)ものであるが、恋愛感情や情熱、ときめきのようなものを示す色は、どちらかといえば「赤」ではないかと考えるのだ。
だが、世界の多くの国でプレイされているゲームのバレンタインキャンペーンに、こうしてピンク色のモンスターが選ばれた以上、わたしの考えすぎなのだろうか。やはり、ピンクに恋愛のようなニュアンスも、あるのだろうか。
興味深いお話です。
ある事柄について、それが海外ではどのように意識されているのかを私が調べるときには、まず画像や写真の素材サイトで、関連するキーワードを検索することがよくあります。
たとえば、有名なストックフォトサイトのShutterstockの言語設定を英語にして「valentine」を検索すると結果は以下のようになります。
https://www.shutterstock.com/search?search_source=base_landing_page&language=en&searchterm=valentines&image_type=all
あるいはもっと単純にGoogle画像検索でもよいかと思います。そしてGoogleを使うなら言語設定を変えることで、もしかしたらそれぞれの国ごとにバレンタインデーのイメージが変わるかもしれません。ご参考までに。
リンクのご紹介ありがとうございます。やはり赤が多めで、ピンクもちらほら、といった様子ですね。
これを書いたあとで、Facebookのほうで知人が「赤」だとコイキングのようにありふれたモンスターが対象になってしまうかなと、コメントをくれました。たしかにピンクのほうが愛らしいモンスターが多いという事情もあったのかもしれません。
画像検索は、色ではあまりやったことがありませんでしたが、今後は色でも注意してみたいと思います。