木曜日に、近所のクリニックまで、指先が腫れたので診てもらいに出かけた。
1年半ほど前だったと思うが、同じ用件で通院せずに悪化させてしまい、たいへんなことになったので、今回は懲りたのだ。あのときは「そのうちなんとかなるだろう」と化膿を放置したところ、当日1回の診察と切開では間に合わず、切開した指先の膿みが止まったかどうかを見せに来いと、1日おきに呼ばれて、1週間も通院した。今回は1回で済むとは思うが、ねんのために週明けにでも見せに来いと言われている程度。
そのとき、院内にインフルエンザの治りかけの子供がいた。付き添いは女性。おそらく母親だろう。その前の週から具合が悪く早めに医者にかかったところ早すぎてインフルエンザの検査に反応せず、日曜日にどこかの救急外来でインフルエンザが確定したとのこと。熱も下がったし、ここ(わたしが出かけたクリニック)の医師がいいと言ったら午後から学校に出したいので診察をお願いします、と。
受付の人が「待ってください。決まりでは(学校にはそう決まりがあるそうだ)、確定して5日までは自宅待機で、そのあとから外出していいことになっているのではないですか。医師にいちおう確認して、もし今日までが5日という解釈であれば、診察せずに帰宅していただく可能性もあります」という。保護者(おそらく母親)は、しどろもどろで「ね、熱も下がったし、○○さん(聞き取れず)が木曜から学校に出せばと言ったし」と、おろおろ。保護者さんもたいへんな世の中である。学校にそういう決まりがあるとは知らなかったので、ふむふむと聞いていた。
…あれ、ちょっと待てよ。そのお子さん、待合でわたしの真横に座ってるんだけれど、もしかしてまだ感染力あったらどうしよう、という思いがちらっと(笑)。いちおうわたしは予防接種もしているし、義母は前日の水曜から1週間程度はショートステイで留守なので、もし体調が悪くなっても安静にしていればいっか〜と、軽く考えて、その場はそれでよかったのだが。
その木曜の夜から、三日連続、夜になると喉が痛くて、トローチが必須。インフルではないにせよ、風邪をどこかで、もらったか〜?
そのクリニックが原因ということは、たぶんないだろうと思う。木曜日の午前に待合室で何かに感染したとしたら、苦しくなるのは2〜3日後だろう。すると、どこかで風邪菌をもらったか、あるいは単に、この数日の寒波で体がやられただけかもしれない。
トローチをなめながら、悪化しないようにと、心から願いつつキーを叩いている。