今日はめずらしく、長い時間をNHKにチャンネルを合わせて過ごした。午前の1時間と少しは参議院(その後わたしは外出)、午後も帰宅してから衆議院だ。
森友学園の籠池理事長という人物は、かなり肝が据わっている。主張内容(彼が信念をもっている教育内容)については、わたしと相容れることはないだろうが、話を聞いてそれに答えるという集中力をともなう状況において、自分の頭で考えながら言葉を発すること半日、疲れた様子や発言のブレなく過ごしたようにお見受けする。あの状況のなかに、その後の外国人記者クラブでの会見まで含めればかなりの長い時間におよび身を置いたことになるが、それにより効果的に示される結果となったものは、現在の日本の政治家たちの多くからは感じとることのできない、意志の強い人物像だった。
こういうトークができる政治家がいたらいいのにと思う。もちろん、籠池氏本人に政治家になれと言うつもりはないが、あれだけ臨機応変に自分の言葉でしゃべれる政治家は、いてもらいたい。
首相夫人の安倍昭恵氏が国会に呼ばれることはないのだろうか。SNSなどで弁明するよりも、国会で話してもらいたい。
ところで参院の最後に質問に立った維新の会の議員は、いったいどうしたことだろうか。証人として呼ばれた人物を恫喝するかのような発言は、とても後味が悪く感じられた。言葉遣いも乱暴だった。