スポーツは、ほとんど見ない。野球はルールがわからない。サッカーはなんとなくわかるが、テレビでちょっと見たのは初めてパリに行くことになった岡田監督の時代と、その後のトルシエ監督くらいか。選手もそのころの人なら少しわかるかもしれない。
オリンピックは冬季のフィギュアしか見ない。それも安藤美姫がプロになってしまったので、もはや見ていない。
そんなわたしだが、なぜか88年のソウルオリンピックだけは、見ていた記憶がある。女子を中心に体操だけはとてもよく見ていた。ルーマニアのシリヴァシュ選手が愛らしくて、ずっと応援していた。ロシアのシュシュノワ選手に勝ってほしかったが、残念ながら2位に終わった。当時は10代中盤くらいだっただろうから、現在もおそらく指導者としてお仕事をされているのだろうと思う。
88年といえば、東京に住んで、すでに転職していたはずだ。時差がほとんどないはずの韓国だから、早めに会社から帰って、テレビをちゃんと見ていたのだろうか。あるいは週末にでも見ていたのか。
2020年に東京でまたオリンピックがあるという実感が、まだない。