わたしは耳掃除を頻繁にしている。おそらく2〜3日に1度は、ブラック綿棒を耳に入れている。掃除のしすぎはよくないとネット上などで目にするが、耳の奥に乾いた耳垢がある「気配」や「音」が伝わってきて、耐えられなくなるのだ。
ブラックの綿棒ならば、実際に耳垢があるかどうかが、軽く耳に入れたあとの「色」ですぐ確認できるので、あまり力を入れすぎるようなこともなく、確認できてよい。そっと入れてみて「少し耳垢のようなものがとれたから、これでよしとしよう」と、終わりにすることができるので、精神的には楽。
自然に出てくるものだから、耳の入り口をそっと拭くなどでじゅうぶんと書いている記事もあるのだそうだが、想像しただけで、怖くなる。耳の奥で粉々になっているあの「音」が、掃除をしなければいったいどうなってしまうのか。ほんとうに手前まで出てくるなどとは、ちょっと信じられない。
効果はないと思うが、気休めに家庭用の耳掃除吸引器でも買ったら、気が紛れるのだろうか? いやいや、とてもではないが、あれで耳垢がとれるとは、とても思えないが。