SNSをひとつ消したことはすでに書いたが、代わりになるソフトウェアを探して、バウムクーヘンのコミュニティを作ろうと思っている。いま実験的にインストールしてカスタマイズしているのが、NetCommonsの最新バージョン。
まず、入れるまでがたいへんだった。なぜインストールできないのかと、それで1日潰れた。どうもわたしが普段使っているFTPソフトのTransmitが不調だったのか、膨大な数のファイルを取りこぼして転送したらしく、中でも致命的なことに .htaccess などのドットではじまる隠しファイルのほとんどは無視され、ローカルにのみ存在した。が〜ん、これは痛い。
気づいた範囲で手で転送したし、もう一度ローカルとサーバを比較したのだが、それでも取りこぼしがあるような気がして、念のため別ソフトFileZillaで差分をアップロード。少量の取りこぼし差分とは思えない数を転送していた気配があるので、やり直してよかった。その結果、無事にインストールができた。
カスタマイズがたいへんである。こういう作業は好きだが、それにしても、何もないところにパーツを持ってきて画面を作っていくのは、根気の要る作業だ。満足のいく画面ができるまでに、1〜2週間かかるかもしれない。ある程度のところができたらテストとして知人を招き、そのあとで一般公開したい。
さて、誤算がひとつあった。
かなり高機能なソフトであるため、わたしのように「サブフォルダに軽く入れて、動作確認だけでもお試しでやってみたい」ようなことは、想定していないらしい。あくまでルートに置くものだということらしく、サブフォルダに入れてうまく動いたら、そのあとでバーチャルドメインとして短いURLから呼びだそうと思っていた当てが外れてしまった。そのままのURLでしか、使えないようだ。
…つまり、わたしは「さくら」のURLが本来のもので、そこに自分の持っているドメイン mikimaru.net を被せて使っているわけだが、今回こうして階層の奥にお試しで入れたNetCommonsを、mikimaru.netのサブドメインとして呼び出して使うことは、できないらしい。
これはmikimaru.net以外でも、さくらで貸し出しているほかの無料サブドメインを使った場合も同じで、指定して使おうとすると500 server errorになってしまう。しばらくのあいだはこの回避策を考えていたのだが、時間の無駄と気づいた。今後わたしのカスタマイズが順調に進んだ場合にとるべき道は、以下のいずれか。
○ 階層が深かろうと、URLの長さが気になろうと、人にそのまま使ってもらう(ちょい恥ずかしい ^^;)
○ 少しだけ階層を浅くするため、いったんカスタマイズが終わったら、少しだけ浅い場所にシステムを入れ直す(めんどくさっ ^^;)
○ できるかどうかは試していないが、短いドメイン名で呼び出し、中身をiFrameにして、NetCommonsの画面を呼び出す(そうまでしてURLを短くしてもという気がするが ^^;)
○ まっさらなレンタルサーバ、もうひとつ借り直す?(←ぜったいやらない ^^;)
さて、どうしたものか。ひとまず、自分が操作に慣れておくためにも、カスタマイズと公開準備は進めておくとしよう。