今朝は5時半に起きて6時に家を出る予定で早くに横になったのだが、慣れないことをするものだからさっぱり寝られない。あげくに外は珍しく大きな雨音。それも気になっていた。
ようやく眠りに落ちたものの、ちょっとした物音で目覚めてしまいそうになり、苦労した。なんとかこらえて眠りにもどろうとしたのだが、ついに午前4時過ぎ「なんでこんなに地震が何度も、これでは気になって眠れない」と、起き出して時計を見れば午前4時10分。その後、少しのあいだ気にしていたが揺れはなさそうだったので、どうにかまどろんでから起床した。
予定通りに午前で用事を終えて昼過ぎに帰宅。うとうとしそうになるのをこらえながら「いったい何だったのだ、あの地震は」と、iPhoneアプリで「地震マップ」を立ち上げ、今朝の分を探す。ところが驚いたことに、該当しそうなのは午前4時4分の千葉県北東部「最大震度2」のみ。
千葉県で最大震度2だったとは。
東京の23区西部では、実際にはどれほど小さい地震だったことだろう。明け方のわたしは、地震に気づいてから何度も「まだ揺れている」、「いつ終わるのか」と、眠りにもどれなかったような気がするが、どうもそれは少しの揺れを「まだ終わらない」と錯覚して、何度も勝手に追体験していたということのようだ。
雨の音が明け方に強かったのは事実で、わたしが出かけるときも断続的に雨が激しくなっていたようだ。わたしはかろうじて足が濡れるかどうか程度の雨にしか降られなかったが、午前中に近くにいた人たちは口々に「まだ降ってますか」、「やみましたか」と言葉を交わしていた。そのときに地震の話はまったく出なかったのだから、帰宅してからネットで検索してみるまでもなかったのかもしれない。
その後、午後に1時間半ほど眠り、すっかり元気になった。睡眠はたいせつだと、しみじみ思う。