今日は、何度も読み間違いをした。
そのうちのひとつがこれ → 東京新聞 2017.06.24 激増キョン駆除 揺れる伊豆大島 都が捕獲チームのロゴ募集
キョンと読むだけで、勝手に頭が「深キョン」と、深田恭子の「深」を足してしまうのである。そのたびに「違う違う、生き物のキョンだから」と考え直す。たいへん意義ある記事というのに、こんな読者で申し訳ない。
推定生息数が伊豆大島(東京都大島町)の人口を超え、深刻な農業被害を及ぼしている特定外来生物のキョン。駆除に本腰を入れる都が今月、島の小中学生らを対象に捕獲チームのロゴマークを募集したところ、町議会で「動物の駆除に関わらせるのは教育上よくない」との意見が出て、高校生だけを対象とすることに変更された。命を慈しむことと奪うことにどう向き合うのか。島の心は揺れている。
日本語の「キョン」というのは、Wikipediaによると、漢字の「羌」を台湾語読みした音によるものだそうだ。
もうひとつの読み間違い例は、こちらも東京新聞。 2017.06.25 次世代加速器、規模縮小へ コスト半減で建設目指す
この見出しを見るたび、加湿器だと、思ってしまう。もちろんきちんと加速器と書かれている。
岩手・宮城県にまたがる北上山地に建設が構想されている次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」について、国内の研究者による検討チームが、加速器の全長を31キロから20キロに縮小する方針を固めたことが25日分かった。
東京新聞は家で購読しているほか、ネットでも1日数回は見ているので、このふたつの見出しに何回同じことを考えたことやら、わからないほどだ。そのたびに頭では理解しているはずなのだが、見ると同じことを考える。なぜなのだろうか。不思議だ。