昨日は、午後に中野の羊祭り2017と、芝生をはさんで併設のチャランケ祭(沖縄とアイヌのお祭り)に、散歩がてらに。そういえば中野の界隈ではチャンプルーフェスタというのが開かれていることがあるのだが、何か中野と沖縄でご縁があるのだろうか。
到着してみると、あたりに漂う山羊臭。山羊と羊の匂いでさほどの区別がつけられるほど詳しくはないのだが、わたしが羊祭りの会場は(公園内の)どこだろうときょろきょろしていたとき、連れが「羊はこっちだっ」と走って行った。だがその先には「山羊汁」と書いてあって、そこがチャランケ祭だったので、おそらくあたりに充満していたのは、どちらかといえば山羊の匂いだったのだろう。
土曜の午後遅めの時間で、開催が夕方5時までであるところを3時過ぎに散歩に出たせいか、いろいろな屋台が売り切れ、そして残っている店には長蛇の列。食べることはあきらめて、公園内を一周して帰った。
それにしても、いちばん混んでいた時間帯は知らないが、少し空いてきた段階で見て思ったのは、中野区はがんばってよい公園を作ったな、ということだ。ここは完成までの何年もずっと工事の幕で覆われ、地元民は「この一帯は、いったいなんなんだ」と思っていたのだが、大学を複数誘致すると同時に公園や、道をはさんでその脇には、イベント会場に使える広場もできた。数日前に通ったときには芝生は養生中だからはいらないでと紐がかかっていたが、この日のためだったのだなと、寝転んだり座ったりしながら芝生に休む人々を見て、感じた。のどかだった。
そして今日の午後は、都立青山公園で開催のドイツフェスティバル最終日だったので、こちらも時間的に何も買えないとは思ったが、出かけてみた。
最終日の午後3時過ぎとはいえ、ビールに関しては「かなり」供給に余裕があったようだ。それに、なんというのだろう、大勢の人がいるというのにきちんとテーブルを利用して座っていて、みなさん行儀がよろしい。あまり乱雑な印象を受けなかった。
企画の内容が内容だけに、かなり西洋系の外国人が多かったように思う。インターナショナルな雰囲気があるのにそれでいて乱雑さがないところは、日本やドイツの国民性にも関係があるのか。
パンや菓子などの食品はもう売り切れていたようなので、少し売り場を見たあと、簡単に1周しただけで場をあとにした。
それにしても、要人警護やテロ警戒はわかるのだが、この公園の周囲や六本木、そして距離的には無関係なほど離れた駅構内にも、制服を着た警官が山ほど。制服や車両を見せることで抑止力になるのかどうかはわからないが、なんだか物騒な世の中になったものだと、つくづく感じた。
写真の上3枚はドイツフェスティバル、下は六本木ヒルズと毛利庭園、そして六本木で信号待ちをしていたマリオカートのみなさん(おそらく外国人観光客)。
さて、二日連続で人の多い場所に出かけたので、明日はしみじみと近所で買い物するとしよう。