灯台もと暗しとは、まさにこのことだった。今日は昼から夕方くらいまで断続的に「無料でHTMLエディタがほしい、願わくばタダ、ぜったいWYSIWYGは必要、さくさく動くもの」と考えては、検索していたのだが…
結論から書いてしまうと、夜になって、大昔にブラウザとして名前を聞いたことがあったSeaMonkeyが、最近ではコンポーザやメールなどを含むオーサリングツールとして(大昔のNetscape Composerのような雰囲気)開発がつづいていたと気づいて驚く。びっくり。懐かしい。これでしばらくは、何も不自由しない。
リンク先をスクロールすると各種プラットフォームで、日本語対応版のダウンロードも可能 → https://www.seamonkey-project.org/releases/
さて、ここにたどり着くまでの数時間の話を書いてみたい。
まず、わたしはたいていのことはWordPressまたはNetcommons上で書いてしまうため、個別のHTMLページを作る必要は、それほどない。だが1〜2か月に1回程度は、単発でお知らせを書く。そのときいちいち手でHTMLを書いていられるかという問題があったのだが、いまのところ無料で使えて自分がダウンロードしてあるのは7年前に開発が終わっているKomPozerのみだった。これはHTMLが古すぎて自由度も低く、ほかに何かないかと考えあぐねていたところに…
○ MacにインストールされていたPagesで、ワープロとしてページを書き、それをPDFに落としてPDFからHTMLに変換するソフトを探すのはどうか?
(そういう用途では、高額ソフトしか見当たらず、撃沈)
○ では、Pagesで書いてリッチテキスト(RTF)にし、それをHTMLに変換するソフトはないか?
(これもまた、小額から高額まで、有料ソフトがほとんど)
そうこうするうちに、隣の部屋から「MacのTerminalからコマンドラインでRTFをHTMLに変換できるぞっ」と、貴重な情報が…。見つけた本人も興奮しているが、わたしもまた「これでタダの道が広がる」と、さっそくわくわくしつつ、実験。
だが、たしかにそれはできて、おもしろい体験ではあったのだが…RTFをHTMLにする際、画像読み込みタグなどの「テキストにならない部分」は、まるきり無視で省いてしまうことがわかった。つまり、リンクタグやら改行がどうのというのは、わたしが自分で手々で書いても我慢ができる程度の楽な部分であり、楽をしたかった画像やデザイン部分が、けっきょく手作業として残ってしまうので、実質的な恩恵はない。
(大発見してくれた人に、こんな情けない話を大きな声では言えないので、こっそりKomPozerで急ぎの部分だけ作ってしまった ^^;)
その後、夜になって検索しているうちに、上述の通りにSeaMonkeyが見つかり、快適にHTMLを完成させることができた。
20年くらい前は、ブラウザにコンポーザがついているのはけっこうある話で、あれでちょっとしたところを手直ししながらネットに載せ直したりしたものだ。現在では、これだけ探してやっと見つかることになるほど、細々とした存在になってしまったのだと思うと、20年近い年月というのは、なかなかすごいことなのだと感じる。
開発しつづけてくれている有志の方々、ありがとうございます。
違う話題なのでどうかとも思いましたが、又、解決しているかもしれませんがご報告
netcommons3 セットしたアドレスと違うアドレスで公開する
たぶん .htaccess に RewriteBaseを追記されているかと思います
これを変更すれば大丈夫です
ログインとログアウトでセットしたときのアドレスが出てくるので
/app/config/application.yml の fullBaseUrl: を修正するといいようです
さくらスタンダードで試してみました
sshできるので wget して gzip
hoge/AAA/BBB/testにmv .htaccess に追記してインストール
hoge/AAA/CCCにmv RewriteBase修正して確認
さくらのドメイン設定で hokanno を hoge/AAA/BBB に設定
RewriteBase fullBaseUrl: 修正して確認
てらさん、コメントありがとうございます。
おそらくその方法も試してみた記憶はあるのですが、わたしがやったときにはリダイレクトが多すぎますという意味のメッセージが出てしまい、成功しませんでした。現状でまたやってみれば違うのかもしれませんが、使おうと思っていた短いURL表記のほうではなく、現状のURLのほうに10月からSSLが対応したため、結果としてこれで満足しています。
これからの人には、きっと参考になりますね。
後日またNetCommons3の話を書くときに、今回のコメントをご紹介させたいただきます。ありがとうございました。