やはり書籍は、紙が便利か…

 慣れの問題も大きいかと思うが、少なくともわたしは、紙の書籍が便利だと思っている。

 書籍を読了後に「読み返したい」、理解が正しかったかどうかの確認にすぐ「該当ページを参照したい」というとき、電子書籍は思うような速度で使えない。紙ならば、読みながら気になる場所に自分の視線とめくるリズムを邪魔しない程度の簡易さで手近な付箋を挟み、読了後にそこを重点的に読み返したり、疑問に思う場所をその前後の文脈もセットで目に入れて把握できる。むろん、電子書籍でも操作に慣れることができれば紙の付箋を挟むほどの速度で、そして紙でまとめて複数の場所をめくって見くらべるような動作もできるようになるかもしれないが、いまのところ、それができそうな予感がない。

 ただし家に紙の在庫をこれ以上はおいておけないという思いは日に日に強まってきているので、今後も電子書籍版が存在する本ならば購入はそれを優先と考えており、できるだけ早急に電子書籍を使いこなす方向に考えを向けたいとは思う。

 おもにKindleを(iPad miniのアプリとして)使用している。いまのところ読んでいるものは圧倒的にKindleが多いので、今後もそうなのであればハードとしてKindleを買ってもよいのだが、アプリとしてならば複数のフォーマットに対応できるので、いまのところその予定はない。それにハードとしてのKindleを買ったところで操作性が格段によくなるとは、ちょっと思えないのだ。見やすさなどはあるかもしれないが、読み返したい、調べたいといった目的であれば、アプリでもハードでも、あまり大差ないような予感がある。

 先週だったかKindleで読んだ本がとてもおもしろかった。書評を書こうかと思ったが、読了後の確認も兼ねた「ぱらぱらとめくって雰囲気を確かめる」が、Kindleでは難しいと気づき、呆然。読んだ内容を確認しながら、頭の中で練り直して再構成ができない。困った。

 何か打開策が発見されるか、あるいは自分の技術的な成長があったら、この件でまたつづきを書く予定。

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