タイの洞窟にいる(半数は救出)少年たちへの世論

 6月下旬からタイを中心に世界中で話題になっている事件。12人の少年たちはサッカーのコーチとともに、お菓子などを持って洞窟に探検にはいったそうである。そこで水かさが増して奥に移動するうちに、帰れなくなった。行方不明から10日して生存が確認され、それから数日し、昨日から1日に4人程度の割合で、救出活動がおこなわれている。全員が出てこられるまでもう少しのところだ。

 毎日新聞の記事をたまたま読んだのだが、この少年たちに「自業自得」などの冷たい言葉は、あまり多くないらしい。子供ということもあるだろうが、お国柄の違いもあるだろう。毎日新聞では「日本なら〜」とは書いていなかったが、わたしは少年らの生存確認直後に「日本ならバッシングされていたのでは」と、気になっていたことだった。

 日本では2004年に「イラク人質事件」が発生した当時、人質になった民間人3名の実家にまで嫌がらせ電話があった。おそらく電話以上のこともあったはずだ。そして人質の家族は、こともあろうに人前で「すみません」を言わされた。あの状況は異常だ。
 被害者のうちのひとりが北海道出身であったため高橋はるみ北海道知事(当時)が東京の北海道事務所を家族らの連絡先に使うと宣言すると、なぜそんなことをと抗議の声が上がったのを覚えている。あまりに驚いたので、わたしは北海道の公式サイトまで出かけていって知事の判断を応援するメールを送信した。

 少年たちが、最後までがんばり抜いて洞窟から出てこられることを、祈っている。

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