今回は創業が明治という老舗の和菓子店からお取り寄せ。謳い文句に「ふわふわ」とあったので、固めが好きなわたしの買い物予定リストのうちでは、本来なら順番が遅いはずだったが、いくつかの事情を考えて早めに購入しておいた。
その理由のひとつは、お店に公式サイトがなく、普段は通販をしているのかどうかもわからないこと。そして送料が、九州からのわりには安かったこと。原材料にわたしの好きな高千穂バターを使っているらしいし、老舗の和菓子屋なら「はずす」ことはないだろうと考えたのも大きなポイント。ならば買えるときに(楽天でこの商品を取り扱ってくれている店があるうちに)と、検討から数週間で購入を決意した。
サイズを測ったのだがすぐメモをしておかなかったせいで、直径だけ記憶が怪しい。おそらく13センチくらいだっただろうか。高さは4センチ、中心の穴の直径は5センチ、重さは200g。価格は1470円。
味はカステラなど和菓子に近い。周囲に塗ったシロップが何層分か染みこんでしっとりしているが、中心部に近づくとそのしっとり感はなくなる。たいていのバウムは常温と冷やした場合で食感が異なるため、この記事を書くのを1日遅らせて冷やしてみたが、珍しく感想が変わらなかった。常温でも冷やしても、あまり化けない。
味は控えめで上品。コテコテのバウムクーヘンファンにはさほど評価されないかもしれないが、美味しいものを食べるのが好きという人には、じゅうぶんに訴えかける味だと思う。
原材料:
卵、砂糖、バター、小麦粉、生クリーム、米粉、植物性油脂、はちみつ、乳化剤、ベーキングパウダー、リキュール、香料
一緒に購入した、和三盆のクッキー「なごみ」の写真も載せておく。ほろほろとはかなく、自然な甘さが印象的。イギリスなどで食べられているショートブレッドにも少し近い気がした(あそこまでぼろぼろ崩れることはないが)。
こちらも原材料がきわめて少なく「バター、砂糖、小麦粉、アーモンド、きなこ、茶」のみ。
参考リンク:
○ 今回の商品 → (リンク切れ)