いよいよ後編。いや〜、こりゃびっくり。。。驚きのひと言。うまいまずいではなく、ひたすら驚いた。
今回のレポートは、せいぜい「3年前に食べたときに予想よりやわらかかったものが、今回はどう感じられるか」がポイントだと思っていたが、まったくそうではなかった。争点は「これははたして、同じブツなのか?」という、怒濤の展開に。。。
お時間のある方は、3年前の記事をどうぞ。
(原材料もサイズも書いていないし、写真もぼけているので、参考程度に)
http://habopnt.whitesnow.jp/blog2/archives/001459.html
3年前に食べたチョコのバウムは、先日の前編で書いたホワイトのほうと雰囲気が似ていた。しっとりとやわらかく、酒が利いていた。それは前回と今回の白のサイズが近かったことも、関係があるかもしれない。。。が、それにしても。
開ける前から、なんか色がすごいなぁ、焼き色がかなり強いなぁと思っていたのだが——
(毎度おなじみ、吉本ばななさんの推薦文。全体が光っているのはラップの影響)
ご対面である。焼き色がすごい。いや、これはもう「火加減はいつもこれですか」と、確認の声をかけたくなる色である。年間でけっこうな数のバウムを食べているわたしだが、ここまでの色にめぐり逢ったことは、たぶんない。
直径 17cm弱 / 中心の穴 6.5cm / 高さ4cm / 重さ 450g
箱から出してラップをはずすまでのあいだ強く香っていた洋酒は、前回と同じである。ただ、切ろうと思う段になって、その感覚が薄れた。内側もしっとりさがない。やや固パサで、ナイフに力を入れる必要がある。
口に入れてみると、やはり水分が少ない。色の濃い層では、軽く力を入れただけでパカッとはずせる。分解して食べたい人には、よいかもしれない。
う〜む、これは、どういうこと?
誤解のないように書いておくが、わたしは固パサは好きだし、今回のこれがまずいということではない。ただ、東北物産展のレポートを書こうと思って出かけた会場が明太子の売り場だったような、不思議な感覚。
わたしは同じバウムは滅多なことでは注文しないので、たいていは1回限りの出会いだ。何度も同じものを買っていたとしたら、いままでにもこういう発見(1度目と2度目がまったく違うように思えるもの)が、あったのだろうか。
こうなったら、来年の初夏にでもまた買ってみようか?(ぷっ ^^;)
わたしに届いたこのバウムと同じものから切りとった商品を初めて口にした人は、固パサだと思って人にそう伝えるだろう。だが先日の白バウムだけを食べた人は、しっとりやわらかと伝えるだろう。同じ時期に作られたものだし、チョココーティングの違いだけで食感の差ないと思うのが普通だろうから…。
そう考えると、ひとりの人間が1回だけ1種類を買ってレポートするバウムに、どれだけ言葉を尽くしても、それはその瞬間だけの事実なのかもしれない。難しいが、それだけに、これからも一生懸命にデータと感想を書いていこうと思う。
最後に、今回のバウム2個は、いつもお世話になっているバウムクーヘン三昧のかしっくすさんからいただいたもので、同じバウムの感想は、あちらのブログにも掲載されるかと思う。
(写真や感想の違いなど、お楽しみください ^^;)
原材料:
卵・乳(バター)・砂糖・小麦粉
コーンスターチ・レモン香料
ラム酒・ベーキングパウダー
(チョコレートのことがいっさい書かれていないが、わたしの写し間違いではなく、ラベルのまま記載)
賞味期限は、ホワイトもこちらも、約2週間。
参考リンク:
○ 洋菓子工房 樫の木
注文は電話のみ対応
○ 楽天市場で、バターを使った新着バウムを見る