のちほど改めて、バウムクーヘンの記事として写真を載せることになるかと思うが、今日は練馬区「おかしの家ノア」まで出かけてきた。
いくらこの夏が猛暑とはいえ、旅行に行くでもなく、ぼーっと過ごした日々。最後にひとつどこかに出かけようかと思いたち、先日「石神井というのはどうやって行けばいいのだろ」と検索に苦労したのは前述の通り。その後、東京バス案内WEBで曖昧な検索方法があると気づき、今後のお出かけに活用できそうだ。
さて、練馬区「おかしの家ノア」は、以前にmixiでバウムクーヘンが売られていたという情報を得ていたので、近いうちに出かけたいと思っていた店。西武新宿線だと「上井草」、西武池袋線だと「石神井公園駅」が最寄りなのだが、どちらからでも徒歩15分以上は見ておかねばならない微妙な位置。夏でなければじゅうぶんに歩ける距離だが熱中症も怖いので、上井草からバスに乗ることにした。
ちなみに荻窪方向と石神井公園方向を結ぶ西武バスの路線が平均して10分に1本くらいは出ている。わたしが駅に到着すると、ほどなくバスが来て、無事に店の前(停留所名:井草通り)まで到着。
うわっ、噂に聞いていたけれど、ケーキ屋に見えない。入り口からかすかに見える店内が、まるで結婚式場のフロントみたいなノリである(笑)。中がこれほどうかがいしれないフードビジネスがあるとは…ここが目的地でなかったら、きっと興味を示さずに通過していた。
はいるとすぐ、左側のショーケースにチョコレート、正面が焼き菓子とギフト用の詰め合わせ見本、右手側が生洋菓子。洋菓子のさらに奥は喫茶室になっていたが、椅子の雰囲気がまた何やら結婚式場の待合室(^^;。商品の価格帯はそれほど高くはないのだが、店内から醸し出される雰囲気はゴージャス。
買ったのは、以下。ぜんぶで1500円と少し。
左側がバウムクーヘン(1切れ350円だが、そこそこ厚みがある)、手前が「石神井散歩」168円、奥が「窯だしチーズ」111円。
どれも少しずつ食べてみたのだが、この「窯だしチーズ」、まったくもって侮れない。値段は一番安いのだが、軽く冷やしてナイフで半分にしたところ、粉の抵抗感がまったくなく、すっと「生もの」を切っているような手応え。口に入れても粉の気配がなし。これ、お遣いものにいいな。コストパフォーマンスも最高。
「石神井散歩」は、周囲が舟のような形の薄いタルト生地になっていて、底に木いちごのジャム、上にやわらかなスポンジ生地。全体のバランスとジャムの味がいい。
バウムは、厚いとはいってもカットで350円ということで「まずかったらどうしよう警報」が鳴っていたが、予想外にスパイスが利いていて、本格派。常温で少し食べたので、冷やした状態でも食べてみようと思う。詳細は後日の別記事で。ちなみにホールで買うと2900円なので、今回はお財布を考えてカットにした(^^)。
こちらのお店、わたしが到着したのは午後2時半ころだが、でかける曜日や時間帯、商品によっては、事前に電話で取り置きしてもらうのがよいとのこと。事前に問い合わせをしたところ、午前ならほぼ問題ないが、午後であればねんのため…というお話だった。
さて、買い物を済ませて近くのバス停に行くと、本数が少ないので乗れないだろうと思っていた阿佐ヶ谷行きのバスが。。。なんとラッキーな♪ これはJR荻窪を越えて旧青梅街道から(ようするに阿佐ヶ谷まで南回りで)進んでくれる路線で、20分に1本しかないらしい。
阿佐ヶ谷の西友で買い物をして、今度は関東バスで家の近くまで移動して帰宅。2時間弱。
それにしても、Suicaが便利すぎて…。交通費を気にせずにバスや電車に乗るというのは、本人は楽しいんだが、ときおり「またチャージしないと」と、驚く。わたしのような人間は間違えてもSuicaをオートチャージにしてはいけないな。これからも券売機でチャージするぞ。
○ おかしの家ノア