池袋には滅多に出かけない。人が多いし、どこに何があるのかがなかなか覚えられない。だから夏にユーハイムの新ブランドができたと聞いても、今日まであとまわしにして、出かける気になれなかった(^^;。
だがマイスターバウムのほかにも、駅前の洋菓子店「タカセ」でもバウムが買えるし、これは一度くらいは出かけてみるかと、電車で移動。
駅に到着。もっとも西武に近い改札にでようとしてきょろきょろ。池袋は東口が西武で西口が東武なのだが、ようやく近そうな改札を見つけた。やっとはいった西武の中は広くて、しばらく歩いてようやくマイスターバウムへ。
正直、ユーハイムがこの業態(バウムのカットの仕方が違うだけで実質的にはほぼ1品目と呼べる商品ラインナップ)で新ブランドを立ち上げて、大丈夫なのかなぁと思っていたし、実際にショーケースを見ても、その気持ちは変わらなかった。人はどんなによい商品でも「ショーケースの前であれこれ迷いたい」ものなのではないだろうか。
今回購入したリングタイプ(厚さに応じて値段が1050円から)のほか、薪割りタイプの縦長カット商品が2本はいって788円というものがあった。どちらも「日持ちしませんので、お早めに」とのこと。「冷蔵すると固くなりますので、常温で」とも説明を受けた。購入時のシールにはいちおうお決まりの「当日中に」の表記があったが、1日で食べきれるわけないって、こんな量(笑)。
コストパフォーマンスは最強。さすがユーハイム。これで1050円。
280g / 直径15cm / 中心の円 6.5cm / 高さ 4cm
ユーハイムとして珍しいと感じるのは「やわらかさを追求した」ことと、「周囲がチョコレートではない」ことかと思う。
一般的には、このブランドは完全無添加を謳っている点が重要と思われているかもしれないが、普段からユーハイムは、かなりの点で高品質である。油脂はバターのみ、ベーキングパウダー不使用。ただ、その他のユーハイムブランドでは、レシチン(乳化剤)は使っているので、このブランドではその点を改善した、ということではないだろうか。
今回の売り出し方として完全無添加という表現を出したにせよ、ユーハイムは全ブランドを通じて平均的に高品質。それでいてこのコストパフォーマンス。これからもずっと応援していきたい。
で、今回のバウムであるが。。。
わたしはユーハイムには「我が道をいって」もらいたいので、ねんりん家が流行っていようと、ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベのバウムが人気だろうと、こういう「切りたて」「やわらか」というのは、ユーハイムらしさがあまり感じられず、正直なところ、ちょっととまどう。大きなお世話だろうが、このブランドは大展開しないでこの一店舗くらいにしておいたほうが、いいような気がしている。さらに輪をかけて大きなお世話だろうが、バウムを使った高級な生ケーキや持ち帰りデザートでも用意したほうが、ショーケースもにぎわう気がする。現在ちょっと寂しすぎ。
味はもちろん、文句ない。ちょっとホレンディッシェ・カカオシュトゥーベのリングタイプを思い出した。1切れを食べ終わったあと、ずっと味が残るが、それが嫌味な甘さでもバターでもなく、何かさっぱりとしたもの。柑橘系の何か。
残念なことに、これは生洋菓子の扱いなのか、食品ラベルがついていなかった。
菓子をその場で切って詰めてもらう場合(容器を密封せず乾燥剤もつけない状態ならなおのこと)、食品ラベルのシール添付に法的な義務はないから、別に問題はないのだろうが…(つまり洋菓子屋で1個1個の生ケーキにラベルを貼らないのと同じ理屈)。。。ちょっとこのブログ的には、ラベルなしは、残念だった。
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2011年9月追加記入:
召し上がった方にラベルを見せていただいたので、掲載。
卵、砂糖、バター、小麦粉、小麦澱粉、アーモンドパウダー、洋酒、液糖、食塩、レモン果皮
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池袋東口の洋菓子店「タカセ」の焼き菓子とカットバウムも購入したので、それは数日以上の期間をあけて、また別の記事として掲載予定。
参考リンク:
○ ユーハイム
あ~、食べるの手伝いたいです^^
ぼくのところは三人家族なのでよろしく^^
ほんと、こんなときは都内のみなさんで集まって、ひとくちずつわけっこしたいです!
そしたらいろいろな種類がちょっとずつ食べられるのに〜(^^)。
それは家の妻が大好きな食べ方じゃありませんか^^
そうそう、ある意味、中華料理のとりわけにも近いです(^^)。