マッターホーンは、バウムクーヘンが有名な東京都目黒区のお店。静岡や愛知にマッターホーン(もしくはマッターホルン)というお店があるものの、聞くところによるとこの店におつとめだった方が地元に出店されたなどの事情らしく、姉妹店ではない。
毎年7月には、ちょっとした記念日があって、美味しいバウムをお取り寄せする(もしくは買いに行く)ことにしているが、今年はさんざん迷ってマッターホーンさんにした。公式サイトに2〜3週間待ちと書かれていたので、7月は無理かと思っていたが、2週間弱で手元にやってきた。
思えば、自分で購入するのは初めて。いつも、大勢と一緒に切り分けしたものを食べたり、カットバウムをいただいたりして、食べた回数は多いが、自分でホールを買うのは初めてのことだ。当然のこと、お店にも自分では出かけていない。今回はお取り寄せ(都内同士なのに ^^;)。
淡い紙の内側は、ラップとシールとリボンだけの簡易包装。密封ではないし、酸化防止剤のようなものは封入されていないので、日持ちは数日。
これこれ、この色がいい。香りも最高。
重さ 544g / 直径 19cm / 中心円 7cm / 高さ 4cm
値段は2000円。これは、かなりコストパフォーマンスよし。いつ値上げされてもおかしくない。。。
適度なしっとり加減、まとまっている味と香り。コーティングがなく素材の味で直球勝負のバウムクーヘンは、よほどの自信がないとできないこと。そしてこのマッターホーンさんや、奈良のデルベアさんのように、賞味期限が短いものと巡り会うと、となぜか「本格派なもの食べてるぞ」という、みょ〜な安心感がある。
特徴的なのは、全体の味のまとまり。卵、粉、バターなど全体の調和がとれていて、ラム酒の香りが上品さを際立たせる。また舌触りのなめらかさ、すすっと口の中に(一瞬だが)吸いつくような、独特の食感が好きだ。ねっとりとか、油っぽいのではなく、軽やかに「すすっと」吸いついて、離れる。擬音語が多くて申し訳ないが(笑)。。。
初めて自分で注文してみたが、ファックスで詳細を書いて送ると、お店の人が電話で納品日などを相談してくださる。今回は初めての通販だったので、前払いということで、数日後に郵便局の用紙を郵送してくださった。それを支払いしてから商品の到着を待つと、予定通りに到着。ヤマト運輸のクール便だった。
冬は要冷蔵ではないかもしれないが、夏は冷蔵しないと悪くなる味だと思うので、常温にもどさずに、ずっと冷蔵のまま保管しておいて、到着の翌日にカット。その後も冷蔵音まま食べている。
原材料:
鶏卵、バター、砂糖、小麦粉、小麦澱粉、ハチミツ、水飴、ラム酒、レモン果汁、膨張剤
日持ちは、発送日も含めて約5日。
参考リンク:
○ マッターホーン 公式サイト、ファックスによる通販あり
○ バウムの書 – バウムを原材料別に掲載しています。