バウムクーヘン画像のうち、まだブログに載せていなかったもの3店分。ほかにも未掲載はあるはずだが、これははっきり覚えているものなので、いちおうまとめておくことに。
まず最初は、福岡などを中心にたくさんある千鳥屋という名前のお店のうち、千鳥屋本家。
千鳥屋という名前でバウムクーヘンを販売しているお店は3つくらいあるので、混乱しないよう、よく確認されたし。このお店はこのURLのもの。
http://www.chidoriya.net
残念ながら、生クリームや牛乳を使用しているものの、バター不使用。
この見た目は、なかなかではないかと思う。1050円なので、見た目の割にお得感あり。
ちなみにこのお店の公式サイトで買うと送料は激安で500円くらいだが、楽天などで買うと普通に九州からの送料をとられるので、関東以北の方々はご注意を。
つづいて、北海道の商品を扱う「北海道どさんこプラザ」で購入した、名寄ブラジルのバウムカステラ。たしか400円台後半くらいの金額だったか…? バターとその他油脂を併用。
店頭に必ずあるわけではないので、見かけたら買ってみるという感じで、気にかけているとよいかと思う。
福井の「夢菓子創造うえだ」(上田製菓)さんのカステラバウム。
1000円で、
重さ231g サイズ 10cm x 8cm x 5cm
名前がカステラなせいか、あまり油脂の存在を強く感じず。だからといって粉っぽいというわけではなく、全体はよくまとまっている。
原材料表示がいっさいなかったので、ねんのためお店の方に、もしご迷惑でなければ油脂を教えていただけるようお願いしたのだが、現在のところ連絡がとれていない。
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さて、ちょっと余談:
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全体の割合としてはそれほど多いことではないが、問い合わせのメールや連絡をとろうとした場合、難しさを感じることがある。
「たいして宣伝もしていないのに東京の人から連絡が来た…!?」という雰囲気で、電話口の向こうで驚かれたこともあるし、あるいはメールを差し上げたとき、返事をまったくもらえないことがあるのは(←担当の個人もしくはお店の方がネットにアクセスしているのはわかっている状態で)、もしかしたらメールがスパムと間違われてゴミ箱にはいっている可能性のほか、なんだかわたしの文章が、普通のお客っぽくない雰囲気を漂わせているのかもしれないと、心配になる。
だが、最初から「バウムの書というバウムクーヘンのサイトを運営している者です」と名乗るつもりはない。それはあきらかにうさんくさい。あくまで噂だが、人によっては、お店にそういえばネットで宣伝になるからサービスをしてもらえるかもと、ブログ名を名乗ったり、ずうずうしい態度でレストランの予約をとる人もいるらしい。わたしはそれはできない。
もちろん、Facebookを通じて連絡をとる場合は、わたしはFacebook版「バウムの書」を運営していることがプロフィールに表示されているので、お店の人がわたしがどういう人間か興味を持ってくだされば、その段階でわかるようになっている。わたしに関心をいだいてくださっても、そうでなくても、お返事さえいただければ、とてもありがたいことだ。積極的には言わないが、積極的に隠しもしない。それでいいと思う。
普通のメールや、在庫確認で店頭に電話をするような場合は、バウムへの愛情というか、執念のようなものは、できるだけ出さないようにしている。あくまで「お菓子は大好きなんですが、バウムについても教えてもらいたいんです」と、できるだけ、控えめに表現している。注文も、メールで相談してからメールやファックスで注文という場合はかならずわたしの名前で出すが、オンライン通販や、いきなりファックスを送ってよいお店の場合は、諸事情により家族名で出す場合もある。
バウムについては、これからもどんどんと食べたり、情報を収集していきたいと思っているが、立場はあくまでもインターネット上の存在としての研究家であり、このデータが実生活の仕事に発展するわけではない。だから、お店や業界との距離として、このくらいの関わり方で、よいのではないかと思っている。
かつて、さとなおさん(佐藤尚之さん)が、ジバランとか、うまひゃひゃ讃岐うどんなどをネット上で公開されていたころ(たぶんいまでもどこかにデータはあると思うが)、読みながらつくづく、やっぱり自腹を切らなくちゃだめだよな、普通に客として接してもらわないとな、と感じた。しがらみができたら、まずくなってもそれが書けない。何かを書いたら相手(お店)が悲しむかもしれないと、考えてしまうはずだ。
人物として気持ちのよい人が運営している店かどうかと、菓子がうまい店かどうかは、別問題と思う。できるだけそのふたつを切り離して、ちょうどよいバランスのところに、立っていたい。
これからも、自腹を切ったり、お友達からいただいたら同じくらいの価値がありそうなものを探して送ったりして、普通に消費者として食べたいと思っている。
これからも、バウム友のみなさん、お菓子屋さんのみなさん、よろしくお願いいたします。
参考リンク:
○ 千鳥屋本家
○ ブラジル
○ 夢菓子創造うえだ
○ バウムの書