===== 2015年12月、追加編集 =====
この記事は2013年のものです。2014年以降は状況がまったく変化しておりますので、
こちらをどうぞ。
===== 追加編集終わり =====
以前に知人がお取り寄せしたことがあるハイネマン。そのときは通販メニューにバウムシュピッツしかなかったのだが、その後、チョコがけバウム4段も追加となったので、今年はぜひお取り寄せをと思っていた。
最近またリニューアルした通販メニューはわかりやすく、英語も完備である上に、送料が明瞭(詳しくは後述)。しかも、わたしが購入したときは1種類だったバウムシュピッツが、さっきメニューを見たら2種類になっていた。これは、今後もメニュー拡充に期待できそうだ。
さて、到着したときの画像。第一便のこちらはバウム5個のみで、かなりきちんと緩衝材がはいっていた。バウムの書フォーラムでご希望をいただいたみなさんには、こちらのきれいな箱のものから配布。
翌日届いた第二便は、内容が少なめだったのでちょっとキツキツの梱包。バウムとバウムシュピッツを詰め合わせておいたもので、こちらはすべてわたし用(わが家用+わたしがお友達へチャリティ販売するもの)。
上に王冠のように被せてあるチョコは見た目通りに厚いが、コーティングのチョコもバリバリに固い。(上述の通り、これのみちょっと梱包がキツキツだったのでチョコが割れているが、ほかのみなさんに渡ったものは、もうちょっときれいだったと信じたい…もし似たようなものだったら、申し訳ない ^^;)
重さ 533g / 直径 12cm / 中心円 6cm / 高さ 11cm
お値段は23ユーロだが、日本向けなので7%引き。
カットの説明書がはいっていた。チョコを外して、そぎ切りにするらしい。
いや〜、食べてみてびっくり!
ドイツのバウムといえば、どうしても「とにかく固い、飲み物必須」という先入観がある。だがラビーンもそうでもないし、オーストリアから通販したツァウナーも、ドイツのイェディッケも、そうでもないものが多い。だからいい加減「クロイツカムみたいに固いほうが例外なのかも」と思うようにしたいものだが、最初のころに食べたドイツバウムがクロイツカムだったものだから、やはり「固いはず」という思いこみが、まったく消えない。今回も、頭の中で固そうなものを思い描いた。
これは、これまで食べてきた海外バウムの中でも上位間違いなしのしっとり加減、しかもチョコと生地のあいだにあるジャムの微妙なバランス(甘酸っぱさ)が、実によい。
購入前も、そして支払い金額の連絡時も、参加者のみなさんに「円安だよ、高いよ、高いよ」と脅したが、おそらくほとんどの人が、円安で高い買い物になったけれど食べてよかったと思ってくださったのでは…そう信じたい。
こちらはバウムシュピッツ。わたしが注文したときは1種類のみ(ダークチョコ)だったが、最近になってミルクチョコ版もメニューにはいった。
容器も入れて150g前後。おそらく本体は120~130gくらいだと思う。数えずに食べはじめてしまったが、おそらく11粒くらいだったか?
値段は7ユーロだが、こちらも日本向けなので税金の分が7%引きになる。
裏表の画像。なんと、裏にちゃんとハイネマンのロゴが。芸が細かい。
こちらもまた、もちろん美味しかった。たぶんジャムがはいっていないだけで、あとは同じ。
どちらも、日本に届いてからの賞味期限が約2週間。注文から配達まで約7日間だったので、現地では、だいたい賞味期限まで3週間前後のものが売られているということだろうか。
原材料:(mikimaru 個人の訳)
バウムクーヘン 4段
卵、砂糖、バター、小麦粉、アーモンド、精製カカオ、カカオバター、全乳粉、乳化剤:大豆レシチン、キルシュワッサー、アンズ、グルコースシロップ、保湿剤:ソルビトール液、バニラ、レモン、塩
バウムシュピッツ (ダークチョコ)
卵、砂糖、バター、小麦粉、アーモンド、精製カカオ、カカオバター、全乳粉、乳化剤:大豆レシチン、キルシュワッサー、グルコースシロップ、保湿剤:ソルビトール液、レモン、バニラ、塩
さて、上述の送料の件だが、おそらくこうなっている。
→ 日本までの送料は、梱包材を含めて重さ3kgまでが、約30ユーロ。これ以上になりそうな場合は、注文を減らすか、二個口に分ける必要がある。これは確定ルールであって、ハイネマンのサイトでしつこく「重すぎるから箱を分けるか注文内容を変更しろ」といってくるので、無視して大量注文はできない(笑)。
今回は500gの4段バウムを5個で1箱(送料約30ユーロ)、バウムひとつとバウムシュピッツをいくつかで1箱(圧倒的に軽いこれでも約30ユーロ)。要するに、日本までのお任せパック料金が30ユーロのようなのだ。よほどとんでもなく軽い商品を注文すれば話は違うのかもしれないが、適当に何個かずつ買う分には、これで覚えておけばよさそう。
つまり、もし少しでも送料を安くあげたかったら、バウム4段の5箱入りの倍数で注文するか、ハイネマンのサイト内で注文しながら見積もり(注文確定をする前に送料を含む見積もりができる)をくり返して、ぎりぎり3kgになりそうなところで確定すればよいと思う。
サイトのわかりやすさ、注文の迅速さ、商品のお味、どれをとってもびっくりするくらい好感度の高い店となったので、わたしはきっとまた来年あたり、注文する予感がある(^^)。
参考リンク:
○ ハイネマン 公式サイト – ドイツ語か英語のみ。
○ バウムの書 – こういった海外通販に関心のある方は、ぜひ「バウムの書フォーラム」に参加してください。