平均すると、だいたい6週間に1度くらいは通院している。総合病院で病床数もけっこうあり、ほとんどの科は午前の診察が中心の「よくあるタイプの」大きめ病院だ。
数年前に、駅の反対側でだいたい同距離くらいの場所に、大きな総合病院ができた。おそらくその影響が大きいのだと思うが、この1年ほどとくに、待合室の混雑も診察の順番をとるのも、以前より楽になった。患者はかなり幸せになったと思う。だが病院としては、経営は苦しくなっているのかもしれない。
ときどき院内のリーフレットや張り紙に、患者数が減ったことが書かれていたり、早朝の順番待ちでも、係の人が「以前ならぎゅうぎゅうに詰めて順番待ちをしていただいていましたが、ゆったり座ってくださってけっこうです、患者さんが最近は減りましたので」と、真顔で言う。おいおい (^^; 。
大きな病院が近くにできたというだけではなく、わたしが世話になるようになってから、順番待ちの緩和のため工夫もあった。最近では、大混雑する医師や定期的に通うことがわかっている症状の人には、診察日や時間帯の大まかな指定もあるようだし、一部の科では、紹介状なく飛びこみでやってきた患者をひとまず割り振る診察室もあるようだ。
かつては、うっかり遅く出かけると待ちだけで3時間、診察5分以内ということもあったが、おそらくいまなら、そこまでひどいことはなさそうに感じる。今日は買い物をしてからでも昼12時時前に帰宅できた。いまくらいの混雑で、わたしは気に入っているのだが、この先はどうなるのだろう。
しばらく世話になるはずなので、これからも、適度にがんばっていただきたいものだ。