数日前に赤ワインだけでやってみたのだが、やはり具がないと味のまとまりが悪く感じられて、缶詰の白桃で再挑戦。
ちなみに赤ワインだけのシンプルなタルトは、こちらの書籍 → あの先生のパンとお菓子 おいしいって評判です。 に「ワインタルト」という名前で掲載されている。
赤ワインがあふれてくると予想できたので、余り生地で周辺に堤防を築いてから焼いた。生地が全体的に白く見えるのは蓋(堤防)があったためで、その堤防の残骸は右上にちらっと写っている。
タルト生地を作って小麦粉を軽くふり、グラニュー糖とシナモンをふって缶詰の桃をおき、赤ワインを注いだ。最後にグラニュー糖を少しふって焼いた。
切ってみたところ。
レシピと呼べるほどではないが、いちおうレシピ。
タルト生地(20センチくらいの大きさのタルト型)
☆ 薄力粉、強力粉を80gずつ
☆ 無塩バターまたは発酵バターを80g
☆ 全卵と水を足して80gにしたもの
☆ 塩少々
小麦粉と塩にバターを入れて切り混ぜる。バターが細かくなったら全卵と水を混ぜたものを少しずつ入れては軽くおさえるようにまとめる。だいたいまとまったらビニール袋に入れて冷蔵庫で1時間くらい休ませる。
おそらくかなり柔らかい生地なので、打ち粉をしながら軽くのばして何回かたたみ(打ち粉をしながらまとめるので少しずつ固くなり、好みの固さに調節)、冷蔵庫で1時間くらい休ませる。
たいらにのばしてタルト型に敷く。フォークで穴をあけてラップをし、冷蔵庫に30分以上。
(タルト型が3センチ以上深ければ、わたしが今回やったように堤防を築かなくてもいいと思うので、そのまましきこみ、少し余る生地は何かの用途に適当に使う。わたしが今日使ったタルト型は深さ2センチくらいのもので、前回よりワインを減らしたとはいえあふれてくる可能性が高かったので、残った生地をすべて堤防にまわした)
缶詰の桃を適量切って、シロップを軽く切っておく。
冷蔵庫から出したタルト型に小麦粉をふり(適量、おそらく10gくらいか?)、グラニュー糖数グラム(もし缶詰の桃のように甘いものを使わないなら数十グラム)、シナモンまたはアニスのような香りをふりかけ、桃を乗せ、ワイン(今回は80cc)を全量かけて、またグラニュー糖を数グラム。
210℃で20分、180℃で10分焼き、粗熱をとってから堤防をはがして型からはずした。
Posted by mikimaru at June 15, 2005 05:49 PM