このところ気分がヨーロッパ。とくにドイツやオーストリアの菓子に興味津々だ。クリスマスはシュトーレンを焼いてみようと決めていたが、いざ焼いてみると「こんなうまいもの、ちょっとずつ毎日なんか食べていられない、数日で食べ終わる」と気づいた。きっとクリスマスころまた焼いて、パクパク食べるのだろうな。
粉250gでドライフルーツやヘーゼルナッツを200gくらい入れた重い生地。約20センチのこんな形のものが2個できた。
カットしてみたところ。
わたしにしては久しぶりだが、手ごねで作った。これは参考にしたレシピ本が手ごねだったためだが、バター配合率がかなり高いので(ベーカーズパーセント46くらい)、様子をみながらこねていかねばならず、手ごねでよかったと思う。
温めておいた牛乳にイースト(本場は生イーストを使うらしいがわたしは粉末パネトーネマザーで)、粉糖を混ぜて、薄力粉と強力粉のブレンドと合わせる。そしてバターを入れて混ぜていくのだが、最初はもう、べたべたで、こねるなどという作業にはほど遠い。少しずつ混ぜていって、やっと形がまとまってきてから、いったん休ませる(どうせドライフルーツを入れたあとでまた多少はこねるため、思いっきりこねておかなくてもよいはず)。
前の日からラム酒に漬けておいたドライフルーツとヘーゼルナッツを、大きくなった生地に入れて、多少こねる。休ませて、分割し、天板に移動して最終発酵。
焼いた直後に溶かしバターを刷毛でたっぷり塗る。じゅわっと音がして、まるで揚げパンのような香ばしい匂いがただよう(うっとり)。そこにグラニュー糖と粉糖を合わせたものをふるって、完全に冷めたら最後に粉糖のみをふるう。
いや〜、こりゃもう、やめられませんわ。。。今夜のうちにまた少し切って食べてしまいそう。
参考リンク:
● この本のレシピを参考に、分量を減らして作ってみた → Christmas Book From Wien