少し日付はさかのぼるけれど、3/19(日)の和菓子講習会(見学のみ)のお菓子。6品目くらい勉強させていただいたうち、この2品目をご紹介。
生地にも中餡にもチョコレートを配合し、焼く前と仕上げに2回、粉糖(泣かないタイプ)をかけている。チョコレートがはいっているおかげで、子供や和菓子嫌いの人にも好評とか。
泣かないというのは主に粉糖に使われる表現で、湿気を吸ってベシャッとなることがない、の意味。泣かせないためには砂糖にコーンスターチを混ぜたりするが、泣かない粉糖など「泣かない××」という商品名で売られていることも多い。
シロップに少量の粉類を混ぜ合わせて虎豆を入れ、蒸す。そのあとで浮島生地(3種類に着色)を1層ずつ流しては数分蒸して、合計で4層にして、最後に厚さ3センチ程度にカットして断面がよく見えるように皿に盛りつけたお菓子。題して「春の山路」。
浮島(うきしま)というのは枠蒸し菓子の一種で、四角い入れ物に入れて蒸していく。
とりあえず、今後はしばらく見学も実習もないので、こうした機会に教えていただいたことをきちんと頭に入れて、自分でも学んでいきたいと思っている。これまでときどきここに載せてきた講習会は、ある製菓学校の通信教育課程というものに在籍しているため出かけるチャンスがあったもので、一般の人が気軽に出かけられる町のお菓子教室よりはレベルが高いはずと思う。無事にレポートが出せれば夏に修了予定なので、卒業できたら学校名やらいろいろなことを書いて、まとめにしたいと思う。
参考リンク:
● 菓子づくり - mikimaru.netリンク集、お菓子のカテゴリ