March 16, 2007

食べ物やスイーツの本

最近また本の虫が騒ぎ出して、あれこれ買っている。実際に本屋で見て買うことあるが、オンラインショップのほうが多いかもしれない。オンラインで買う場合は、いろいろなブックストアで検索し、目次や書評の載っているページがあればそれを確認する。

最近買ったのは
第62代横綱大乃国の全国スイーツ巡業

相撲のことは車と同じくらいまったくわからないので、失礼ながらこのお方もテレビのバラエティ番組において、スイーツコーナーで意見を述べられているのを見て初めて知った。著書があるということで買ってみたのだが、これがなかなかおもしろい。

定番中の定番お取り寄せのガイドを必要とする方には、物足りないかもしれない。現地でしか食べられない菓子(北海道と東京が多めだが内容は多くの県に渡る)にも触れられているので、そうかそういうお菓子もあるのか、という程度の流し読みも必要だ。だがこの方、ほんとうに甘党である。自分が食べてきた菓子をただひたすら見てほしいとばかりに、文体も語り口調でわかりやすく、書き連ねている。

冒頭に、子供のころからあんこが好きだった話、また、コンビニの雑誌などで得た主婦向けにわかりやすく書かれたスイーツのレシピをいまも大事にしていることなど、甘いものへの思い入れもじゅうぶんに語られているので、読み物としてもおもしろい。

さてさて、紹介するもう1冊は、こういう甘い本とは対極をなす大まじめなものだが
食品80キロカロリーガイドブック

食品を1単位(80キロカロリー)で考えて1日の食事を各種の栄養バランスを考えながら20単位(1600キロカロリー)で組み立てていこうという計算方法があることは、わたしもおぼろげながら理解しているつもりだ。では、80キロカロリーって何がどれくらい? というとき、この本を見ると図解入りでばっちり載っている。

(ちなみに身長、年齢、性別、1日の労働内容などを考えつつ、1600キロカロリーを「基本」とし、人によってはそれより多く、あるいは少なくしていくという考え方であり、20単位がすばらしいということではない。あくまで計算方法の土台部分だ)

たとえば手羽先の 40g = 80Kcal だが、40グラムはというと1個半くらいに相当する写真が載っている。
同じく養殖イワナなら一尾と半分、イチゴなら22粒、みたらし団子なら1串のうち団子2個分、キュウリなら6本弱(←食べないって!)、ゴーヤ2本半(←苦いって!)。。。などなど。

最初のうちは難しいことを考えずに、ただ眺めているだけでもいいのではと思う。そのうちいろいろ組み合わせのコツがわかってくる人はその先まで進めると思うし、まずはとっかかりということで、おすすめの本。


ポチッと、本♪ → 

参考リンク:
● mikimaruお買い物ガイド - 本も紹介しています。


Posted by mikimaru at March 16, 2007 11:20 PM
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