November 17, 2007

ドイツのお菓子@講習会

今日は洋菓子の講習会。午前は蜂蜜を使ったお菓子(ロールケーキ、シュークリーム、卵を使わないプリン)、午後はドイツのお菓子を学んできた(先生による実演と解説)。

午後のドイツのお菓子をご紹介。

こちらはマカローネン・シュニッテン。
マカローネン シュニッテン
見た目よりはるかに手がこんでいるのに、味はシンプル。クリームに砂糖がはいっていないのでフルーツの味が生きている。

土台は練りパイ生地、両端にしぼり出してあるのはマジパンローマッセなどを使用したマカローネン生地、中央に2段重ねで敷いてあるのは薄いスポンジ生地、砂糖を使わないクリームとフルーツの上にうっすらナパージュ。部分的にアプリコットジャムとフランボワーズジャムも使われている。何とも豪華。

こちらは手前がブラウンシュヴァイガー・ホーニックレープクーヘン。ブラウンシュヴァイガー(地名)の、蜂蜜のはいったレープクーヘン(生命のお菓子)という意味。
奥がヌスエッケン(ヘーゼルナッツのはいった角のあるお菓子)、ココスエッケン(ココナツのはいった角のあるお菓子)。遠すぎてどちらがココナツ入りかわからないだろうが、二種類あるということだけご理解を。

ブラウンシュヴァイガー・ホーニックレープクーヘン、ほか

手前のブラウンシュヴァイガーのほうは、ライ麦粉、薄力粉、アーモンドプードルなどを配合したクッキー生地に洋酒漬けドライフルーツやナッツ類を合わせて薄く焼き、最後に洋生チョコを塗りつけて仕上げる。この写真では上にアンゼリカなどで飾り付けをしているが、普通にそのまま食べても香辛料の利いた大人のクッキーとして美味しくいただける。

奥の二種類は、クッキー生地を軽く焼いたあとにヘーゼルナッツやココナツの別生地を用意して重ね、二度焼きするお菓子。大きく焼いて、最後に切り分けてこの形にする。

ドイツ菓子、ウィーン菓子などは、なかなか食べる機会がないのでほんとうに美味しくいただいた。今回の担当は15年ほどドイツで菓子職人をされていた日本人女性で、帰国して製菓学校の講師になられたのだそうだが、ドイツの話などもいろいろ聞かせていただいた。

ポチッと、ドイツ菓子♪ → 

参考リンク:
● ドイツ菓子の本です → コーヒータイムのお菓子 みんなに愛されてきたクーヘンとトルテ

Posted by mikimaru at November 17, 2007 10:17 PM
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