May 14, 2005

Mail-DeleteとThunderbirdを併用

以前から何度か書いているThunderbirdのことだが、試験的にMail-Deleteと併用することにした。

何度も書いてしまうが、問題点のおさらい:
わたしはメールの内容を事前にメーラでチェックして、ポストペットなど「専用ソフトで読みこまなければ意味がないメール」はサーバに残したままにしておきたい。ところが、Thunderbirdは(あちこち見たが)いったん内容を読んだサーバのメールのうち「これは不要」と思うものを手動で消させてくれるメニューが見あたらなかった。

これまで取っていた策は、「原則としてサーバに残す」と「受信トレイから移動または削除したメールはサーバから消す」というオプションの二カ所にチェックをいれていたこと。だがこれにはもちろん弊害があった。その弊害とは
● やってきたメールをメールボックス、迷惑メールボックス、ゴミ箱などへ移動しても、迷惑メールがサーバで消されるまでには、メーラの再起動またはメール受信という操作が必要となる(即時反映ではない)
● つまり、ポスペメールがやってきて、その場ですぐポスペを起動しメールを受信すると、ゴミメールまで一緒に再度吸いこむ(なんたる無駄)
● だが、利用するメールサーバにもよるのだろうが、いったんThunderbirdを再起動またはメール受信という操作をした場合、必要なメールまでが(振り分け済みとして)サーバから消されてしまう可能性がある。

3番目については、実はまだ実験が足りていなくて、何が原因なのかわからない。asahi-net、mikimaru.net、ロリポップなど、複数のメールサーバで実験したが、
○ asahi-netが相手の場合、受信トレイ直下ではなく専用のフォルダに移動している条件はほかと同じだが、何日経ってもサーバにメールが残っている。
○ mikimaru.netは、残る場合と消える場合がある
○ ロリポップに関しては実験回数が少ないが、実験した範囲ではすべて消された(数回のみの実験)
(――この件は、約1時間後、追記あり――)

このままでは、画面を離れているあいだにThunderbirdが受信したポスペメールが、サーバから削除されたり残っていたりと、不安定な状態になってしまう。(Thunderbirdが自動受信で20分おきくらいに各メールサーバを巡回する設定のため)

そこで、ポスペメールが来る可能性があるメールボックス4個のうち、スパムが頻繁にやってくる3個に関しては、Thunderbird上では「サーバに残す」だけにして、ポスペ起動前にMail-Deleteで不要物を消しておくことにした。安定したポスペ環境のために2種類のソフトを使わねばならないのは面倒だが、仕方がない。

メールソフトに関しては、ほんとうにWindowsのBecky!が懐かしい。Mac OSXにも、Becky!級のソフトがあると嬉しいのだが。

のちほど、追記あり:

----------
追加分。
「メールをサーバに残す」と「受信トレイから移動または削除したらサーバから消す」の併用で、受信トレイ内部に位置する専用フォルダのメールがどれくらい消えるか、再度の実験をしてみた。

各メールボックスで3回ずつの実験だが、今日に限っていえば、専用フォルダの中に振り分けられたポスペメールは、サーバから消されなかった。いままでと条件は同じだと思うのだが、いったいどうなっているのか。昨日Thunderbirdのバージョンアップをしたこととは、あまり関係がないかと思うが、まったく同じ実験をこれまで数回やっていただけに、拍子抜けした。

ともあれ、今後も実験して、安定したとわかった段階で、Mail-Deleteとの併用が不要になるかもしれない。

Posted by mikimaru at 05:23 PM | コメント (2)