goo映画:フューリー
IMDB: The Fury
カーク・ダグラス、エイミー・アーヴィング、ジョン・カサヴェテスほかの出演。1978年のアメリカ映画。監督はブライアン・デパルマ。
おそらく1980年代にテレビで放映されたのを見て以来ではと思うのだが、大好きな作品だ。TSUTAYAのDISCASで発見し、レンタルした。
ストーリーとしては最初からつっこみどころがあるのだが(……だまして連れ去ればよく、それで世間的には失踪か誘拐で済むところを、一般人まで巻きこんだ銃撃戦に意味があるのか、などなど)、それを否定すると残りのストーリーが成り立たなくなるので、まあよしとしよう。
米政府の特殊機関に属するカーク・ダグラスと、その息子で不思議な能力を持つとされるアンドリュー・スティーブンス演じるロビンが中東某国の海岸で襲われるところから話ははじまる。長年の友であった男が息子をさらったと知った主人公はアメリカにもどって息子を捜す。そして息子と同じように不思議な力を持つ少女、エイミー・アーヴィング演じるギリアンと巡り会い、ふたりは一緒にロビンのいる場所へと向かう。
エイミー・アーヴィングといえば、その2年前に「キャリー」で、唯一生き残った少女役として有名になっていた時期(役柄はともかく実際には当時20代中盤)。透きとおるような美しさで、白い服の似合う女優さんだったと記憶している。その後はほかの作品で何回か見かけたし、つい数年前には(よせばいいのに?)「キャリー2」に同じ役で出演したが、わたしにとってはフューリーのイメージがずっと残っていた。
今回初めてカットのない作品を見て「テレビ放映ではここも、ここも、ここもなかった」と気づいた。気になっていたことで意味がわかった部分もあり、借りてよかった。
最後の最後、映画のタイトルでもあるfuryが描かれる。
なお、ギリアンの友達役を見て「この女の子、ぜったい見たことがある。誰だ、誰だ、25年くらいしたら、どんな顔になっているだろう」と自問したが、出番が少なくあっというまに消えてしまった。最後に出たクレジットやIMDBによると、どうやらこの作品がダリル・ハンナのデビュー作だったらしい。ファンの方、見つけられるかな?
Posted by mikimaru at May 29, 2005 12:13 AM日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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