November 30, 2005

Firefox 1.5

今日からダウンロードできるようだったので、さっそく日本語版を落としてきた。まだ数カ所しか新しさを感じていないが、なかなか快適なのではないだろうか。
FirefoxCentral

初心者に優しいと思うのが、あるサイトに接続できなかったときにでたこのメッセージ。
===
接続がタイムアウトしました
○○ のサーバからの応答が一定時間以内に返ってきませんでした。

*このサイトが一時的に利用できなくなっていたり、サーバの負荷が高すぎて接続できなくなっている可能性があります。しばらくしてから再度試してください。
*他のサイトも表示できない場合、コンピュータのネットワーク接続を確認してください。
*ファイアーウォールやプロキシでネットワークが保護されている場合、Firefox による Web アクセスが許可されているか確認してください。
===

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November 29, 2005

映画:あずみ2

芸術的な意味で期待をして見るわけではないので、とくに何も裏切られることはないのがこのタイプの映画。
あずみ2 Death or Love - 公式サイト

ストーリー、ふつう。アクション、ふつう。つまらないとは言わないが、ふつうの意味では書くことがない――そこで、変わった意味での見どころだけ、掲載しておこう。

● 一瞬だけ、映画のタイトルと同じ名字の某テレビ局アナウンサーがアップになったように思うが、気のせいではあるまい。
● 高島礼子の衣装がすごい。志穂美悦子も真っ青の「お江戸ビジンダー」を見たときには頭がくらくらした。最後のほうでは台詞が極妻テイストだった。
● 遠藤憲一がまたでていた。前作では主人公らを見て「かわいいー」を連発する役で、たしかさっさと成敗されるのだが、今作でもあずみを見て「かわいいー」と連発。遠憲ファンはメイクとあわせてお楽しみください。
● 宍戸開がいつのまにやら父そっくりの顔立ちになっていた。キュウリの漬け物のCMでライスとキュウリを食いまくっていたのは何年前だろう(古すぎ)。顔立ちにびっくり、役どころのもったいなさに、もっとびっくり。
● これを書いても仕方ないが、あずみちゃん、荷物もなさそうだったし、スリムなボディのどこにラストシーンの衣装を隠していたのだ?

Posted by mikimaru at 10:53 PM | コメント (0)

5号(15cm)で6090円のクリスマスケーキ!?

ポスペの写真ケーキ。送料込みとはいえ、5号サイズに6090円を誰が出せるのか。。。?
http://www.postpet.so-net.ne.jp/store/detail/col/P11200036A.html

冷凍便の全国共通送料を1050円と見積もっているにしても、本体が5000円というのは市場価格としてはあり得ないので(食用色素で写真ケーキを作るにしてもこのサイズなら3000円台だろう)、キャラクタ代金が1200円くらいはいっているのではないだろうかと推測。

うぅ、しかも、ポストペットの写真を切って食べるのかぁ。。。複雑だな。

Posted by mikimaru at 06:47 PM | コメント (0)

November 28, 2005

映画:インファナル・アフェア III

インファナル・アフェアIII 終極無間
2002年に第一作が作られ(主演:トニー・レオン、アンディ・ラウ)、その後ふたりの十年前を若い俳優で描いた2作目がでて、これが最終作品。実はこのほかに、出演した一部の役者と雰囲気のよく似た人々が出演するお笑いバージョンとも呼べる作品がある。2作目を見た直後にそれを見たが、まさに抱腹絶倒。3作を見て楽しんだら、その番外編をご覧になるとよいかもしれない。

解説:インファナル・アフェア III

警察学校を卒業することなく、退学という形式をとってマフィアへの潜入捜査を命じられたヤン(トニー・レオン)。時をほぼ同じくして警察学校を卒業しエリートコースを歩んだマフィアのラウ(アンディ・ラウ)。第一作の最後でヤンは命を落とすのだが、この三作目でラウはその苦悩をたどる。生活がうまくいかず、真人間に生まれ変わりたいという思いも強く手伝って、彼は自分の中にヤンを作り上げていく。

この作品では、これまでになかったシーンを撮り足して話に含みを持たせ(*1)、単なる誰かの回想ではなく「複数の時間が同時進行」で描かれる。映画の本来の時間ではすでに死んでいるヤンの存在がみずみずしく、トニー・レオンは1作目よりも表情が明るい――これは部分的にラウの空想としてのヤンが混じるためではないかとも思われるが。

シリーズぜんぶがおすすめ作品。

(*1)撮り足したのか、撮ってあったのを今回出したのかは不明だが、おそらく撮り足しだろう。

Posted by mikimaru at 01:28 AM | コメント (0)

November 27, 2005

Mac OSX (Tiger)

2年半くらい使ってきたPowerBook G4 (Jaguarインストール) が金曜日未明に不調になり、起動するところまで奇跡的に復旧するのに半日かかった。いつ同じ症状になるかわからないので無理をさせないように少しずつ調べてみたところ、ダウンロードしてあったソフトらは、動かせるものの設定ファイルの多くが消えている。何割かの大事なデータを新マシンに移動できただけでもありがたいことだ。

いまのところ、旧マシンは大きな作業をさせないようにしながら、だましだまし使っている。

ところで、探しながら不安になったのが新マシンに入れるソフトたち。どうせなら慣れているソフトの最新バージョンもしくは同等機能のソフトを――と思ったものの、説明を読むと多くが「10.3でも動くはず」などの表記で、10.4で動きますとは書かれていない。あれこれと迷いつつも、もっとも急ぐFTPソフトに関してはこれまで通り NetFinder2.3.3J (とくに問題なく動いているようだ)、ないと不便なRSS readerは NewsFan にした。あとはおいおい考えていこう。

自分の環境が整ったところで、ネット上のデータを確認。何かバックアップしておくべきものがあるかもしれない。

これまでネットに載せるデータの大元は旧マシンで作り、ときどきネット上で更新された内容と一致させるようにしていたが、もうあてにはならないので、すべて新マシンで管理することにした。そこでネットに載せているデータを新マシンにダウンロードすることから開始。結果、「こんな古い階層をまだネットに載せていたのか、消してしまえ」など、多少の整理をするきっかけになった。

ネット上でディレクトリを消す作業自体が久しぶりなのだが、ここでちょっとした壁に遭遇。NetFinder2.3.3Jは、わたしの知る限り不可視ファイルのコピーはできても削除ができない。.htaccessがはいったフォルダをネット上にそのままコピーすることはできると思うが、載せたものを手動削除しようとすると、ドットで始まる不可視ファイルは見えないし消せないようだ――わたしの勘違いもあるかもしれないし、設定欄には「見えるようにする」という場所にチェックがはいっているのだが、それでも見えないので、現段階ではそうとしか思えない。
(以前はWindowsでNextFTPというソフトを使っていたので、こういうことに遭遇して悩むのは久しぶりだった)

だが、いらない階層をそのまま載せておくのも無駄なので、何とか消すことにした。ターミナル画面(Windowsで言えばDOS窓のようなコマンド画面)からftpコマンドでログインし、適切な階層に移動して、ls -la で内容を確認、手動で.htaccessを消して階層を無事削除した。

これまで慣れているJaguarを愛用してしまいがちだったが、新マシンはOSが新しくなっただけでなく動作が速いし画面もきれいだし、いいことずくめ。何より久々にキーボード&マウスの生活だ。ノートばかりを使うようになって何年たっていただろう。久しぶりに新鮮さを味わっている。

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November 24, 2005

ホゲット肉

つい先日、雑誌「おとなの週末」でジンギスカンのコーナーを見ていて知ったのだが、マトンでも若いもの(1〜2年以内)をホゲット肉と呼ぶのだそうだ。ラム肉(1年以内)、ホゲット肉、マトン、という具合に羊肉は三種類あることになるが、いま検索してみたところ、ホゲット肉とマトンを一緒に考えてしまうことも多く、名称としてはあまりなじみがないようだ。

最近はジンギスカンなど羊肉料理がブームだが、もともと羊が好きな我が家としては、一時的な流行ではなく、ずっとつづいてほしいと思う。

どちらかといえばラム肉が好きだが、名前がかわいいのでホゲット肉も食べてみたい――わたしはどうも擬音語、擬態語、それに近い音感の単語が好きなようだ。バーチャルなペットも「ふにっと」だの「プニット」だの、そういえば「ふわっと」もいた。今回、「ホゲッと」しているというのがどういう状態かは不明だが、なにやら気になる語感。

Posted by mikimaru at 05:16 PM | コメント (0)

November 22, 2005

オートロック

わたしはあまりオートロック式の建物に縁がない。また、ごくたまにそういった建物にはいるときは、目的の部屋へインターホンで連絡し、開けてもらう。だが最近の犯罪では、インターホンなしの玄関で共通の暗証番号を入力して、堂々とはいっているケースがあるそうだ。

そうした建物では、番号は公共性の高い出入り業者(新聞配達や宅配便など)が知っていたり、入居者が知人らに教えておくものらしいのだが、先日の大阪での事件(姉妹が深夜に殺害され、室内が放火された)では、系列の複数マンションで同じ暗証番号を使っていると伝えられた。
(この件では、昨日の昼間にどこかのメディアで「複数」ではなく「何十棟」と見た記憶があるのだが、この半日くらいで関連の記事を検索しても、「複数の」という表現が多いようで、もしかすると訂正されたのかもしれない)

マンション業界のそうした事情に気づいて、同じ系列のマンションにばかり忍びこんで犯罪を重ねていた人もいるようだ。

今回の記事は伝聞や「ようだ」が多くて申し訳ないのだが、どうせほどなく消えてしまうニュース記事であることと、陰鬱な事件の内容を考えてあまり細かくリンクを張りたくない事情から、ご勘弁いただきたいと思う。

さて、オートロックの集合住宅にお住まいの方には申し訳ないのだが、きついことを書いてしまうと「なぜそれで誰も問題を感じてこなかったのだろうか」と思う。内部でご近所づきあいがあるのならいざしらず、一度内部にはいってしまった人間は「誰かの知り合いかもしれない」ということで見逃されてしまいがちだ。悪意の人がいったん内部にはいれば、無関係な一般の目がない分だけ、内部は無防備で根拠のない安全(への期待)だけがある。

オートロック式で安全性が高められる例があるとすれば、それは内部の人間関係がしっかりしている場合だけではないだろうか。そしてそれは現代および今後の社会では希有なものだといえるだろう。それが無理である以上、大切なのは技術ではなく個々人の警戒心だ。

わたしは東京に出てきてからずっと古い賃貸の集合住宅にしか住んだことがないが、家の鍵を開ける際は(外からでも中からでも)周囲を確認している。家にはいろうとして鍵を開けたら物陰から誰かがやってきて包丁を突きつけられる…といった事件は、どこで起こってもおかしくないご時世だと思っている。

Posted by mikimaru at 01:02 PM | コメント (4)

November 21, 2005

映画:ロミオとジュリエット (1968)

実はこの版、最初から最後まできちんと見るのは初めて。話としてはバレエの舞台で見たことはあるし、あらすじは把握していたが、何年か前に現代に翻案されたアメリカ映画も途中で投げた。よほどこれまで縁がなかったようだ。
ロミオとジュリエット - TSUTAYA DISCASの解説

当時17才前後と思われるオリビア・ハッセーの美しいこと! 初々しさの中にも健全な色気があり、決して可憐で少女らしいとはいえない大人の声色に存在感がある。最初のシーンで「上戸彩よりはるかにきれい」と大まじめに思った。80年代以降の彼女を見てきているので、まさかこんなに美しかったとは。

時代考証としてはどうなのかはわからないが、前半のパーティのシーンで出てくる踊りはパラパラそっくりだし(少なくともああいう踊りを映画で見たのは初めてだ)、時間の経過や距離感というのがまさに舞台の芝居を思わせるが、こういうものなのだと思ってみていればとくに違和感がない。

ところで、登場人物のほとんどが軽薄なほど身勝手なのだが、もともとがこういう設定なのだろうか。。。きちんとオリジナルのストーリーを頭に入れてからまた見てみるとよいかもしれない。

ロミオとジュリエット <期間限定生産>

Posted by mikimaru at 02:29 PM | コメント (0)

November 19, 2005

「信じられない植物」をバージョンアップ

先日、それまで使っていた古いバージョン(1.15)から、栽培中の植物画像を外部からも見ることができるバージョン(v.2.2)にアップデートした。
ご参加は、「ふにふに娯楽室」まで、お気軽にどうぞ。

Posted by mikimaru at 04:02 PM | コメント (0)

November 17, 2005

年末の出費、そしてセールス

年末が近づいて通販の在庫一掃セールなどを見ていうると、ついつい財布の紐がゆるみがち。この時期はなぜかいつもより丁寧に買い物情報をチェックしてしまう。

そういえばいつも読んでいるタオル屋さんのメルマガで、なぜか欽ちゃんの仮装大賞グッズが、1円スタートのオークションになっていた。
【番組公認】新!仮装大賞パネル
何でタオル屋さんがこんなものを売っているのかはわからないが、ご家族の多い方、いまなら1円かも?

この時期は、買う側は何とか出費をおさえようとし、売る側はなんとか営業をしようとがんばっている。適切な範囲なら当然であり好ましいことだが、セールスの電話や訪問が増えてきて困る。とくにこの1ヶ月くらいは、KDDIの電話回線セールスがひどい。

「すごい」ではなく「ひどい」とあえて書かせていただくが、記憶がたしかなら電話で3回と訪問で2回あった。そのうち電話の1回は、(乱暴に断るとキレてしまうセールスもいることに配慮して)ひとしきり相手にしゃべらせてから「関心ないんです」と応えてあげたこちらの厚意を無視し、いきなりガシャンとあちらから切った。訪問では必ず、NTT回線の代わりにこの一帯がKDDIになるかのような大げさな表現を使い「それでこの地域一帯にご挨拶に来ています」と言う。あれでは気の弱い人は勘違いしてドアを開けてしまうと思う。

セールスで評判を落とさないように、KDDIさん、しっかりしたほうがいいですよ。ここで書いても仕方ないけれど。

Posted by mikimaru at 07:35 PM | コメント (0)

November 16, 2005

水曜日になると思い出すフォント

水曜から木曜になりかけるこの時間帯、「オーラの泉」というテレビ番組がはじまって思い出す――このフォントいいなぁ、と。解説などの長い文章はよく見かけるありふれた書体なのだが、ちょっとした短いキーワードが画面右下に出るとき、なんと表現したらいいのか“あっさりした篆書体”のような、“適度にくどい書体”で書かれているのだ。

そして毎週この時間に10分間くらいフォント関連サイトを見てまわり、なかなか似た雰囲気のフォントサンプルはないものだなぁとため息をつき、来週まで忘れてしまう。

というわけで、今週はここに書いておくことにした。

ちなみに、今日の収穫は「白舟書体」というサイト。まだじっくり見ていないが、なかなかよい雰囲気のフォントがある。(もっともわたしは千円程度の安いフォントが専門なので、見るだけだが。。。)
hakushyu.com

Posted by mikimaru at 11:55 PM | コメント (0)

映画:コンスタンティン

先に見た人から「エクソシストが映画1本かけてやったことを、この映画は最初の5分でやってしまった」と聞いていたが、たしかにそうだった。最初からなかなか飛ばしてくれる。
コンスタンティン - TSUTAYA DISCAS

キアヌ・リーブスはこの作品でいつになく痩せ見た目がよく(病気の役柄のせいか?)、アクションもかっこよくきまっている。共演のレイチェル・ワイズとは96年の作品「チェーン・リアクション」以来だと思うが、息もぴったりだ。

地獄をかいま見た経験があり、ある意味で地獄行きが決定しているジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーブス)は、人間の世界に侵入しようとする魔物を地獄に送り返して点数を稼いでいる――何の点数かといえば、確定している地獄行きが回避される可能性にかけているのだ。心を病む双子の妹を失ったばかりのアンジェラ(レイチェル・ワイズ)もまた、長いあいだ心に傷を負っていた。ふたりは知り合い、ともに事件の核心へと突き進んでいく。

原作がコミックと聞いているせいか、どこか安心して見ていられた。強い敵には対抗できる強いカードを切るなど洒落っ気のあるストーリーだし、重要キャラクタに演技力のたしかな英国女優ティルダ・スウィントンを配したところも成功だと思う。何より話のオチがよく、スパイスが利いている。

Posted by mikimaru at 12:47 PM | コメント (0)

November 15, 2005

フォルクス - 成型肉をステーキとして販売

以前はよく出かけていたフォルクス。四谷と吉祥寺の店は何度も出かけて、それなりに想い出もある。わたしは「食べ物でだます」のが、犯罪の中でもとりわけ気に入らない。飲食は人間の基本だ。誰でも1日数回の食事をとる。そして出されたものは衛生的で嘘のないものだと信じている。飲食に関しては、いかなる嘘も取り返しがつかないものだと思っている。人間が直接その体に入れるものなのだ。

ステーキ?実は成型肉 フォルクスに排除命令
2005年11月15日 (火) 18:29 gooニュース(共同通信)
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20051115/20051115a4710.html

 内臓肉などをつなぎ合わせた「成型肉」を使っていることを表示せず「ステーキ」として販売したとして、公正取引委員会は15日、景品表示法違反(優良誤認)でステーキ店チェーン大手の「フォルクス」(本社東京)にこうした表示を改めるよう排除命令を出した。飲食業者への排除命令は初めて。

成型肉をステーキとして売ったとは、たとえば「カニかまをカニ肉として売った」のと大差ないのではないだろうか。許し難い犯罪だ。カニかまはカニかまとしての用途と存在価値がある。そのままの名前で出ていたら何の問題もない。

さて、今回の件は今年の3月〜9月の商品だったというが、ほんとうにそれだけだろうか。フォルクス、楽しかった想い出まで汚されたぞ(怒)。

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November 14, 2005

映画:フォーガットン

公開時のテレビCMがとても印象的だった作品「フォーガットン」をDVDで見た。
TSUTAYA DISCAS - 「フォーガットン」の解説

お読みの皆さんがテレビCMをご覧になっていたという前提で書かせていただくが、ストーリーの予想は数種類しかなかったと思う――つまり、記憶の混乱、またはX-Files的な話のいずれか。これくらい書いてしまって問題はないと思うが、X-Files的な話だった。

X-Files的な話が不得意でなければ、そこそこ楽しめると思うのだが、わたしは記憶の混乱による「何が真実かわからない」要素で話が展開したほうがもっとおもしろかったと個人的には思う。

一市民がとうてい戦えない相手、それは国家ではなくよその世界の存在だ。そのため中盤で「どうオチをつけるつもりなのか」とわたしが心配してしまったが、スタートレックTNGで最後の3分にデータ少佐ら優秀なクルーが活躍しすべてが元通りになるのと同じように、一市民がそれに打ち勝った。ある意味ちょっと「ラスボスだと思っていたらあんたは中間管理職だったのか」という軽い笑いがともなうとだけは書いておこう。

Posted by mikimaru at 11:11 AM | コメント (0)

アテローム(粉瘤)

2年くらい前だったか、耳のうしろにできたアテロームを切除してもらった。場所が場所だけに「洗髪は1週間禁止」と言われ、真夏だったのに濡れタオルで頭皮を拭いたり、資生堂のドライシャンプーのお世話になったりと、かなり苦労したのを覚えている。

(アテロームとは、何かのはずみに肌がくぼんで袋状になりながら、内側にいろいろなものをため込んで大きくなっていく「大きめのふっくらおでき」みたいなもの。化膿しなければそのままにしていても問題ない)

その切除のあとで「体質ですからね、お風呂にはいっているいない、清潔にしているいないに関わらず、また出ますよ」と、担当医師が「夏の恐山にはイタコがいる」のと同じくらいの事実のようにさらっと言った。不吉なことを言わないでくれと思ったが、これがけっこう事実なのだ。あれからときどき肌の思いがけない場所に「なんか出てるぞ」と気づくことがあった。すべてがアテロームであったとは限らないが、幸にもそれらは数週間すると小さくなったり、場所がわからなくなったりが大半で、医師に診てもらう必要もなく過ごしていた。

そして数日前。やや大きめのふくらみが発見された。風邪を引いていることだし、てっきり風邪の菌でリンパ腺でも腫れたのだろうなどと勝手な想像をしていたが、風邪薬をもらいに出かけた病院で「アテロームですね」と、さらっと言われた。風邪薬と一緒に処方された飲み薬で小さくなるかもしれないが、だめなら切開または切除だと。。。もう切除は嫌なので、内服薬だけで何とかなってもらいたいものだ。

Posted by mikimaru at 10:46 AM | コメント (0)

November 10, 2005

ブリティッシュ・"ホラー" (?)

レンタル屋が200円の日にたくさん借りた。そのうちの1枚がこれ。
TSUTAYA DISCASの説明文 - 0:34 レイジ34フン

これ……。最初から最後までわけがわからなかった。いったい何なのだろう。劇場公開されたのだろうか。怖い映画にするならチープな「見せすぎ」が気になると最初は思ったが、少しすると「見せすぎ」どころの話ではなく、学生の卒業制作でももっとよい出来だと思えるストーリー上の破綻と不均衡にめまいをおぼえる。

ブリティッシュな映画は割と好きで、先日の「ショーン・オブ・ザ・デッド」や、以前に見た「28日後」もよい作品だった。ブリティッシュなホラーのふれこみで舞台が観光客でも知っているロンドンの駅(チャリングクロス)であれば、ついつい期待をしてしまったというわけだ。

頭の中が「?」だらけで見ているうち気づけばラストに来ていたのだから、ある意味で強引で力強い映画なのだろう(←かなりお世辞かも)。怖くはなくて中盤が異様に気持ち悪い部類。ストーリーは、あってないようなもの。多感な年頃のお子さんがいるご家庭は、お子さんの不在時に見ましょう。

頭の中が「?」マーク、というのは――
たとえば深夜の駅に閉じこめられた主人公が「明かりがぜんぶついた駅」を歩きまわる。シャッターやら鍵やらを厳重にしたら、内部は最低限の明るさにするだろう。どこの国でも省エネだ、省エネ。駅が閉まった直後のシーンだから仕方ないのかと思えば大間違い、ずーっとこのまんまだ。怖さを演出したいなら、実際の駅以上に暗くするのが普通だと思えるのだが。(場面が明るくても怖い心理サスペンスはあり得るが、普通は薄暗く設定するものだろう)

また、猟奇殺人者が「このペースで毎晩殺人していたらロンドンの人口が減る」というくらいすごい活躍ぶりなのだが、この日だけ殺しまくる特別な理由があるのか、この日に関係なく毎晩こうなのか、まったく話が見えない。だいたい、ロンドンの駅の地下に、あんなものもこんなものもないし…。そもそも「あんたどこの誰」。

最初から最後まで「この映画の存在自体を許せるとしたら夢オチしかないのだが」と思いつつ、見終わってからも意味がわからない。話に含みを持たせて、ダークでゾンビっぽい寓話に仕上げたかったようにも思えない。

こういう映画を見終わると、いつも思う。
「よくこんな企画が通ったなぁ」

けなしておいてナンだが、ある意味でおすすめ。

Posted by mikimaru at 03:12 PM | コメント (0)

November 07, 2005

ネットジャーナリストら逮捕

ネットジャーナリストという肩書きを名乗っているのは森一矢しか知らないので、ほかにもいたのかと思ったら本人だったようだ。

ワンクリック詐欺、容疑のネットジャーナリストら逮捕
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20051107/K2005110703300.html

「事件簿ネット」のメルマガというのを何度か購読したことがあるし、テレビでも見たことがあるが――。人より遅れてポストペットを始めたわたしとしては、その活動より以前に「ポストペットワールド」を運営していた「かずやん」さんだということに気づいたとき、少なからず驚いたものだった。

しかし、2004年の11月になってからワンクリック詐欺をした(容疑)というのは、どういうことなのだろうか。ネットジャーナリストを名乗る人物が手を染めるには遅い時期のようにも思うが。。。という、ただの感想。

Posted by mikimaru at 10:49 PM | コメント (0)

豆腐は木綿

わたしが設置している「タグふれんず」で、投票箱の結果に大差が出ていて少し悲しい。

ここの右端にあるタグふれんずの、箱のようなものをクリックすれば結果が見られる。会員登録していなくても投票を見ることは可能)

もともと、絹豆腐が好きな人は多いだろうとは思っていた。だが「木綿」の倍だ。「両方好き」と合わせても過半数になれない。豆腐はぜったい木綿だと思うのだが、絹になぜ人気があるのだろう。

絹は「箸でつかめない」ほどやわらかいものがある。たまには絹でもと思ったときそれにあたるとショックが大きい。実は今日その体験をしてしまった。

間違えてではなく故意に絹を買ったのは、いったい何年ぶりだろう。今日は奮発して、絹にしては美味しいと評判の「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」を買ってきたのだが、スプーンでなければ食べられない物体だった。味は多少はよかったが、箸でつかめない。と、と、豆腐が箸でつかめないなんて!

「縄で縛れるくらい固い豆腐」という表現をどこかで読んだが、そういう豆腐があったら、交通費をかけても買いに行く。

Posted by mikimaru at 07:33 PM | コメント (2)

ブログペットの新機能

噂には聞いていたのだが、ブログペットが友達のところに勝手に遊びに行くらしい。昨日だったか、ひまちゃん宅を見たらオカ宅のウサギが遊んでいた。遊びに来たほうのウサギ(左側)をクリックすると元の家の置き手紙が表示されるので名前がわかる。そしてその家のウサギ(右側)をクリックすると

だだだだだっ(右側)
  だだだだだっ(やや遅れて左側)

と、ほぼ一緒にやってきて、何かを言う。ちなみにわたしは
「mikimaruが来たね」
「mikimaruも来たね」
だった。その様子が――
名前は知らないのだけれどテレビ番組の「サンデーじゃぽん」によく出てくる双子のお笑い芸人(ホリエモン、おすぎとピーコなどをやる人たち)を思わせる、すごい迫力なのだ。画面いっぱいにウサギが2匹 (^^; 。

これ、ウサギ以外ではどんな感じなのだろうか。まだウサギですら1回しか見たことがないが、ほかの種類でも目撃してみたい。(怖いもの見たさ?)

Posted by mikimaru at 02:59 PM | コメント (2)

November 06, 2005

風邪を引いていた

木曜日にもしやと思った風邪が金曜日に悪化しそうになった。どうにかふみとどまったが、土日はおとなしくしていた。

以前(と言っても数年前まで)は、風邪を引くと熱と頭痛がメインだったのだが、この2〜3年くらいは、寝ている間に呼吸がつらくなるほど鼻がやられてしまうことが多い。目が覚めると喉の奥まで乾燥しているので、おそらく口で呼吸をしているのだろう。起きているときは点鼻薬を使えばなんとかなるが、寝ているときにはそうもいかない。一時期は鼻孔を広げる絆創膏のようなものを買っていたが、風邪薬と違って常備しているわけではないので、今回は使わなかった。

去年まで和久井映見がCMをしていた「あなたの風邪は喉から、鼻から?」という風邪薬があるが、あれを見るたび「人によってタイプなどあるものなのか?」と思っていた。だが最近どうも「わたしは鼻から」と答えたい気分。見事に影響されている……。だが常備している薬はベンザではなくエスタックの顆粒。

Posted by mikimaru at 05:22 PM | コメント (0)

November 02, 2005

救急車両

民間が有料で請け負う救急車両や、緊急時のための研修を受けたドライバーさんが運転する救急対応タクシー(病院の送迎などを請け負うらしい)があるというのは聞いたことがある。緊急性が薄くて用件もはっきりしているような場合には、有料でそういったサービスを受けてくれということで、今後PRしていくようだ。それはそれでとてもいいことだと思う。

だが、この数ヶ月のうちに2回見かけてよく意味がわからないのが、東京ガスのロゴがはいった救急車。普通の救急車(消防庁のマークがはいったもの)と同様にサイレンも鳴らして、マイクで「救急自動車(車両?)が通ります」と言うので、耳で聞いている分には区別がつかない。

まだ2回しか見ていないのだが、3回目を見るころまでには意味がわかっていることを祈って、備忘録として書いておく。

Posted by mikimaru at 07:56 AM | コメント (4)

November 01, 2005

空耳

最近どうも自分の耳が物事をおもしろく聞き間違えようと努力しているように思えてならない。昨日の傑作は「この番組は"金儲け商品"の提供でお送りしました」というスポンサー紹介の声。

かねもうけしょうひん の 「も」を「ぼ」に変えると正解なのだと思うが、関係者さん失礼しました。

情報は耳だけでなく目と頭で一緒になって受けとるべきものなのだろうが、1日テレビをつけたままで耳が優先になっていると、聞き間違いが頭の中で訂正されるのに数秒かかってしまう。

さて、今日から11月。急に寒くなってきましたが、皆さんお風邪など召しませぬよう。

Posted by mikimaru at 03:56 AM | コメント (4)