ご存知トム・ハンクスの主演作品。
ターミナル公式サイト
ターミナル (goo映画)
クラコウジアという東欧の国からやってきた男がニューヨークのJFK空港に降りたとき、母国ではクーデターがおこりパスポートが無効となってしまった。男は英語も満足にわからず、なぜアメリカにはいれないのか理解できない。「待て」と言われた空港内で実際に数日以上も暮らす彼に、入国管理とセキュリティのボスであるらしき悪役(役職名を失念)は、あの手この手で嫌がらせをし、空港から彼が出て行ったら入国管理法で逮捕しようなどと、卑怯な策をいくつも考え出す。彼が中にいるかぎりは、目障りではあっても合法だからだ。だが主人公の男性はその手に乗らず、「待つ」と言って毎日のように入国管理の書類申請に並ぶ。そして毎日Deniedのスタンプを押される。
それから9ヶ月――彼は空港内でなくてはならない存在になっていた。そして「その日」がついにやってきた、という話。
最初のほうは立派にコメディだった。もっと暗くてつらいストーリーだと思っていたので救われた。トム・ハンクスは日本でもレンタルビデオ等で見ることができる「サタデーナイトライブ」や、映画「パンチライン」などで見事なコメディアンぶりを披露している。今回の映画でも、お腹を抱えて笑ったシーンがあった。
中盤はやや平坦で、ほのぼのとしている。キャサリン・ゼタ・ジョーンズの役は、彼女でなくてもいいような気がした。「無理をしすぎて疲れている寂しい女性」といった設定だが、ほかの女優さんで見ていたらまた違った雰囲気になってよかったと思う。
いよいよラスト、主人公の男性にはあるチャンスがめぐってくる。予定通りに立ちはだかり嫌がらせをする悪役。応援する仲間。そして彼は……。
最後はやや長く感じたが、それでも全体的には楽しめた。
ホイップ不要のスプレー式クリーム「シャンテビック」が、中沢フーズのクリームドリームズで通販されているようだ。ベルギーからの輸入商品。これまで日本の法律では、噴出する際に容器内で泡立てるためのガスが食品添加物として認められていなかったが、法が改正されたので中沢フーズが輸入を開始したとのこと。
現物の説明。9ヶ月保存可能らしい。
http://www.cream-dreams.com/cd_shopping/
関連ニュース。
中沢フーズ、泡立て不要のスプレー式ホイップクリーム
ちょっとほしい気がする。ホイップクリームにせよ生クリームにせよ、泡立てたら使い切るか冷凍するかしか方法がなかったが、これなら少しずつ使える。見た瞬間に欲しいと思い、すでにクリームドリームズで購入ボタンを押しそうになったが、とりあえず思いとどまった(このところ買い物しすぎで、要注意なのだ)。だが来週あたり買ってしまいそうだ。
役者で期待してしまったDVD。最初に書いてしまうと「もっとおもしろくできるのに」という印象。
シャルロット・ゲンズブール演じる女性キャサリンは、ある男性と結婚する。その男性は前妻を殺害されていたが、前妻や過去について多くを語らず、キャサリンは同じ建物の別フロアに住む住人らとのつき合いから、自分の知らなかったことを少しずつ感じとるようになる。
高級そうな家(各階の天井は高く、内部がロフトのように2階建てになっている近代的なもの)であるというのに頻繁の停電、見たからに不気味な管理人、別の階には夫の元カノで「存在するだけで迫力ありすぎ」のナスターシャ・キンスキーが住んでおり、上の階にはジョン・ハナーもいる(ハムナプトラでヒロインのお兄さんを演じた方、海外ミステリドラマのファン向けに書くと「リーバス警部」だ)。顔を見ているとみんな怪しい。そして建物そのものも陰鬱。
キャサリンが身につけようとしていたドレスがずたずたに引き裂かれ、知らない間にブラシには自分と違う髪が付着、口紅のたっぷり付いたワイングラスが残され……キャサリンは正気を失いそうになる。
ホラー映画なのか、犯罪映画なのか、心理的なサスペンスなのか? はたまた……?
わたしの感想は「いろいろな要素を混ぜて曖昧にしておけばよかったのに」、または「せめて最後のほうにやっとわかるような描き方にすればよいのに」といったところだ。詳しくはご覧あれ。
しかし、わたしがもしこの映画のヒロインと同じ立場に立ったら、話は10分で終わる。「ここ気持ち悪いので、引っ越します」と言えばよいのだ。どうしても夫がそこを気に入っているというのなら「じゃあ問題がはっきりするまで、わたしだけはホテル住まいで」と、出て行けばいい。それで終わり。ヒロインが家にいつづける必然性が低いのでは。
当時その場にいた方々にしてみれば、とても深刻なことだったと思うのだが、うなぎのまとめ焼きで換気が追いつかず、火事ということで通報された駅ビル内うなぎ店の記事がおもしろかった。
(朝日新聞、7月29日朝の記事)
28日正午ごろ、JR千葉駅の駅員から「外房線ホーム付近で煙が出ている」と119番通報があった。消防車10台に消防ヘリも出動し、隣接する駅ビルの客約150人が避難した。
消防署などの調べでは、煙の元は駅ビル地下1階のうなぎ店。完全装備の消防隊員が店内をのぞくと、客が黙々とうなぎを食べていた。
こちらはすぐ消えてしまうと思うのだが、写真付きの記事(朝日新聞)。
http://www.asahi.com/national/update/0728/TKY200507280382.html
この写真が何ともおかしい。
同じものをgooニュース経由で。(文章のみ、半月くらい掲載?)
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20050729/K2005072803820.html
ちなみにわたしは近所の東急ストアで「うなぎまぶし飯」を買った。今年はニュースなどで言われる通りに、少し高かった気がする。うなぎ不足が深刻のようだが、消費者が「たまには穴子でいいや」という気持ちで、少しずつ我慢すればよいと思うのは素人考えなのだろうか。
先日ひょんなことから、このサービスを知った。
http://www.tsukumo.co.jp/akan/
缶をあけると、フリーダイヤルの番号、テレフォンサポート券(その番号を電話で告げるとサポートが受けられる)などが記載された紙がはいっているらしい。質問は3件までで、最初に電話した日から30日以内なら、その3件の内容に関係があれば電話できるのだとか。
ソフトや周辺機器のことでも相談にのってくれるそうなので、いざというときのお守りに買っておくのもよいかもしれない。電話代がタダということであれば、初心者にしてみればこの価格(2100円)はありがたいのではと思う。また、周囲にパソコンを勧めすぎて全員からサポート依頼の電話やメールが集中して困っている人も、これを1缶ずつ配って「あとは知らないよ」を決めこむのも、精神衛生上よろしいかも…?
わたしは秋葉原でツクモの実店舗に何回か出かけたことがあるが(もう10年以上前か?)、男女や年齢を問わず店員さんたちがやたらプロっぽく(ヲタっぽくではなかったと思う)しゃべっていた記憶がある。それ以外にはとくに印象がないが、こんなサービスをやっていたとは、知らなかった。
大阪の花博のころだから、もうどれくらい前だか忘れてしまったが、ついでに観光した京都の銀閣寺境内で「冷やし飴あります」の文字を見かけた。聞いたこともない飲み物だったので興味があったが、帰りに寄ればよいとか、銀閣寺でなくてもよいとか、軽く考えて通過するうち、チャンスがないまま東京に帰ってきてしまった。
夏になると無性に何かが食べたく(飲みたく)なる。去年は九州名物「しろくま」アイスだった。コンビニでは大きくて300〜400円するものが主流だが、近所のスーパーで105円のお手頃サイズを見つけた。今年もあれくらいのサイズが見つかるとよいのだが。
そして今年は「ひやしあめ」。
最初わたしは「冷やし飴」と漢字で検索していたが、冷やし飴、冷やしあめ、ひやし飴、ひやしあめ…のうち、ぜんぶ平仮名の「ひやしあめ」が、もっとも検索数が多いようだったので、この記事でもそれに合わせて平仮名で書いておく。
水飴とショウガの飲み物ということで、夏は冷やして、冬は温めて飲めるらしい。原材料だけ聞くと、風邪で喉が痛いときにもよさそうな気がする。
ちなみにこの通販サイトでは
http://www.fujimuraya.com/shopping/shop/kansai/hiyasiame.html
数種類が紹介されているが、ほかにもメーカー品がいろいろあるようだ。置く場所の関係があるので、個人的には希釈できるタイプがよいのだが、ストレートタイプのほうが美味しいのかどうか、あるいはぜったいにおさえておくべき人気ブランドがあるのか。。。?
何かご存知の方、あるいは東京でこうしたものを売っているコンビニやデパ地下をご存知の方がいらっしゃったら、ぜひご一報を願いたい。
今日(7/24)の日経新聞に錯視の記事があり
(錯視とは、たとえば平行線なのに中に描かれている柄によって幅が違って見えたり、渦巻きではないのに渦巻きに見えたりする目の錯覚のこと)
おもしろいと思ったので、ネットでも見られないかと検索してみた。
驚いたのはこちら。動いていないとは、とても思えない。
北岡明佳の錯視のページ
もう少し画面が軽いものがよければ、こちらにもたくさんある。
錯視の世界
エッシャーの絵も、いまにして思えば錯視という分類なのだろう。わたしは塔から水が落ちてきて上にもどる絵が好きだった。長崎のハウステンボスでエッシャーの土産品が他種類扱われていたが、それ以外の場合はどういう場所でエッシャーの作品を見られるのだろう。たまには見てみたいものだ。
家族がヨドバシで買い物があったついでに、扇風機を注文してくれた。
http://www.yodobashi.com/enjoy/more/i/38477868.html
付いていた両面テープで、最近まったく使わなくなったスキャナの上に設置。さっそくスイッチオン。うう、ちと音が……。
ああ、こんな位置にスイッチがあったら、スイッチのオンはよくてもオフにするとき手がファンに当たるじゃないか(←触れても痛くない柔らかファンだが、気持ちの問題として)。
しかし、手が涼しくなるのは事実ではある。音が大きいので夜中は使いたくないが、たまに使おう。
ちなみに、よく目立つように「8時間以上使用するな」と書かれている(^^;。
Firefoxを1.0.6にバージョンアップし、拡張機能のWeb Developerを入れてみた。
Web Developer日本語版はインフォアクシアでダウンロード可能。
閲覧中のページが気になったらソースやCSSをクリックひとつで見ることができ、閲覧中もしくはローカル環境にあるCSSやHTMLの検証もできる。
このところ連続して人様のCSSファイルを読む機会があり、もっと簡単にCSSやHTMLソースを見ることができるとよいと思っていたが、良いタイミングでこれを見つけた。わたしはCSSをあまり使わないし、使う場合でもHTMLファイルの上部に数行書く程度。大がかりなCSSファイルを外部に複数用意するといったことが、まだまだできない。
――言い訳してしまえば、CSSファイルを用意すること自体は、やってできないことはないと思う。それよりもまず、既存のHTMLファイルとの噛み合わせ作業がおっくうだ。なにせ数がたくさんある。本日現在、mikimaru.netリンク集だけでも内部が67ページあるし、いちいちファイルを手で開けてCSS参照のタグを書き加えるのが面倒。なんとか複数のテキストファイルを一括編集できる方法を思いつけるとよいのだが、いまのところ思い浮かばない。
だがいつかはやらねばと思っているし、これを機会にCSSの勉強と同時進行で、mikimaru.netのデザイン変更も考えていこうと思う。
昨日の早朝、見間違いかと思ったのだがセブンイレブンでおでんを買っている人がいた。これまでもレジの近くにおでんの台があるのは知っていたが、夏は別のものを入れているのだと思っていた。今日の朝、別のセブンイレブンで家族が「おでんを買っている人を見た」という。そしてさらには「夜中のタクシーで、JR中野駅近くにおでんの屋台を見た」と。
そういえばわたしも、ある店のメルマガで「夏こそ辛いおでんを」と、とてつもなく辛いと評判のおでんについて読んだばかりだ。次のお買い物の際に一緒にいかがですかと見たとき「冬に売れなかった余り物だろうか」と疑ってしまったが、きっと夏向けの商品だったのだろう。
夏におでん。食べるとますます暑くなりそうだが、一度試してみるのもいいかもしれない。
もともと送料にお得感があった富澤商店だが、1ヶ月ぶりに注文したら送料が値下げになっていた。クール料金を追加でとらなくなったことと、5000円以上で送料のさらなる割引、そして10000円以上で送料無料のサービスがついたようだ。
ちなみに今回わたしは冷凍便を頼んだが、クール代金が込みになったので送料は472円。これでますます注文が気軽にできるようになった(東京、神奈川の場合の料金)。
今回はバター類とクロワッサン生地の補充、小麦粉の買い足しが中心で、目新しいものはとくに買わなかったが、また利用しようと思う。
暑い時期にはパンづくりの回数は増えるが菓子類はほとんど作らなくなる。冷房のない台所に立って熱いオーブンの前に立つのを考えると、やはりやる気がなくなるようだ。パンならばつきっきりでなくともときどき見に行けばいいので、その点は気が楽。今日も「餡とバターのはいったパン」と、食パン(プルマンブレッド)を焼いた。
先週、日経新聞から購読者プレゼントで災害難用のミニリュックをもらった。小さいが機能的だ。それまで詰めっぱなしだった避難用バッグをあけ、中を見ると「なんでこんなものがこんなに?」と、驚く。とりあえず手近にあったものを詰めていた当時を思い出した。たとえば余っていた紙コップとか、冷水筒に入れておくと水が美味しくなる活性炭、タオル類、充電たまご(手でくるくる回すと充電されてラジオやライトになる)、ミネラルウォーター500ml × 1 (5本くらいならまだしも、なぜ1本?)、リッツ1箱、日持ちするように袋が加工された非常食チョコレート、海外旅行用の「水を注ぐとご飯になる」食品、給水車が来たときに水がもらえる給水袋、その他ティッシュなどの生活用品。
当然だが、新しいミニリュックには、半分もはいらなかった。もうひとつ同じようなものを買ってこよう。
チョコレートの日付は見るのを忘れたが、とりあえずリッツは食べてしまうことにした。アルファ米の食品もあとで日付を見て、買い換えなければ。
参考リンク:
● わたしが以前に「充電たまご」を買ったお店 →
● 楽天市場で、防災・避難グッズを見る
まじめに書くのもばからしいが、石原都知事は腹立たしさと思いつきでこれを口走ったものと推測している。大まじめな発言であるなら社会人としての良識を疑う。おそらくは単にフランス語関係者への挑発なのだろう。
マスコミや世間が「フランス語で70は 60+10 だから、そのことだろう」などと補って考えているようだが、テレビで放映されている映像や、ネット上で「こう言ったとされる」の引用を見る限り、本人はズバリ言っていないようだ。発言者が一般的な良識ある人であれば、まずはその本人にとことん「どういうことですか」と突き詰めればよいし、周囲が補って考えることはないのだろうが、都知事はどういう意図であったかもとぼけ通してしまう予定なのだろう。
いちおう書いておくが:
日本語の「ななじゅう」は、日本語の話者が口にするとき「ななじゅう」という音や文字として染みついているものなので、いちいち頭の中で「ななかけるじゅう」と思っているわけでもないし、「ななとぜろ」と思っているわけでもない。フランス語にしても同じことだ。
さて、この件に関してはフランス語を専門とする知人(ぷぷ^^;)が書いているので、リンクしておく。
http://www.medieviste.org/mediolog/archives/2005_07.html#000534
----------
15日夕方、追記
石原都知事が説明の会見を開いたらしい。テレビで少し聞きかじったところによると 91 を例として持ち出したそうだ。80+10+1 では、最後まで聞き終わらないと91だとわからない、という「長さ」の問題にしたようだ(最初からそう考えていたかどうかは別として、長さで来たかというのは、唖然)。
では、日本語で「ごじゅうまん」と、英語で「ふぁいぶはんどれっどさうざんど」では、圧倒的に英語のほうが長く聞こえるが、英語は問題ないのか?
テレビのニュースや新聞で、容疑が固まって逮捕状を請求、限りなく「容疑者」と同義の段階でも容疑者とは呼べないが故に苦労している様子が伝わってくることがある。今日は日経新聞夕刊で
「○○役員の逮捕状を請求」
という表現を見た。○○には人名、名前のほうがはいる。どうもその人物は社会的立場が「役員」であったらしい。
すぐ消えてしまうかもしれないが、その記事のオンライン版はこちら。
愛知の6人死亡、通報の長男に逮捕状・5人殺害容疑
たしかに、「さん」も「氏」もしっくり来ないだろうが、対象の人物がとくに職業もなく、たとえば年金暮らしであったり、若いときに築いた資産で悠々自適の日々であったら、どういう呼び名になるのだろう。報道に携わる方々は苦労が多いことだろう。わたしとしては逮捕状を請求する段階で「容疑」なのだから「容疑者」でもいいような気がしてしまうが、きっと何かが問題なのだろうな。
そういえば、まるで理由は異なるが数年前にSMAPのメンバーが駐車違反の指摘を受けながらも車を発進させてしまい警察官の膝に怪我を負わせた事件の際、報道では「○○メンバー」という奇妙な表現が使われていた。あれは別に「容疑者」で問題なかったような気がしていたが、ファンと所属事務所への配慮か?
この夏はマンゴーのデザートをよく見かける。有名な菓子店などでもマンゴーデザートを出しているし、ちょっとセブンイレブンに行けばマンゴーとココナツゼリーを重ねたカップデザートなどもある。
以前からあったものだし、流行するのは嬉しいのだが、なぜ流行しているのかを考えてみた。するとこんな記事が。
マンゴーブーム/国産品「盆栽化」の努力
えっ、マンゴーってハウス栽培できたのか? それってすごいじゃないか。
すべてはここから始まった。
沖縄が返還された72年。名護市の県農業試験場名護支場に着任した安富徳光さん(61)は、先輩が育てていた鉢植えマンゴーを見つけた。花は咲くのに病気になり、実をつけない。不思議に思って、世話を始めた。
それ以降、地元でもマンゴー栽培の農家が増えてきているのだろう。そうなるとこれは一過性のブームでは終わらず、今後も夏は美味しいマンゴーが楽しめるはずだ。実はひそかに「おもいっきりたくさん使ってトロピカルジュースにしたい」という野望があるのだが、価格が安定すればそれも夢ではない。
2002年の香港映画。主演はトニー・レオンとアンディ・ラウ。
シリーズ三作目の公開で新聞にシリーズ全体のあらすじが載っていたため、だいたいどんな終わり方をするのかは知っていた。それでも楽しむことができた。
(読むと1作目のストーリーがだいたい想像できてしまうが、いちおう公式サイトなのでリンクしておく → インファナル・アフェア )
優秀さのためマフィアへの潜入捜査を命じられた若き警官と、マフィアでありながら警察にはいった逆の立場の男。これだけだとよくある話だし、どう引っぱっても先が見えていると思われるだろうが、平凡に済ませてしまいがちなところをうまく飾って緊張感のある展開に仕上げているのが中盤まで。そして終盤に向かうにつれ、静かで強い感情(いわばぬくもりへの恋しさと、つかめない虚しさのあいまったもの)が適度ににじみ出てくる。
ラストはとてもきれいだ。ストーリーとして「すかっ」とするものではないが、その後シリーズになって「3」があることもわかっている立場としてはとても楽しめた。あれで終わりだと思って上映当時に見ていた人は別の感想をいだいたかもしれないが。
ところで、褒めておいてナンなのだが、余計な話。
わたしは「LOVERS」のあたりからどうもアンディ・ラウが哀川翔に見えてしまって仕方がなかった。しかもVシネマではなくてゼブラーマンなどの哀川翔だ。そして今回、いままで感じたことがなかったのにトニー・レオンが西島秀俊に見えてきた。哀川翔と西島秀俊をじっと見ていると、今度はアンディ・ラウが「遠目には武田真治にも似てるじゃないか」ということになり、すっかり日本映画を見ている気分に。どうだろう、似ていないだろうか(気のせい?)。
ちなみにトニー・レオン出演作は、何作か見ていると思うのだが、これまでで一番印象に残っているのは「英雄 HERO」。そのときは誰にも似ているとは思わなかった。
mikimaru.netリンク集の7月分デッドリンクチェックが終了。最近は掲載数が多いので3日くらいかかるが、やはり自分の手でチェックしていきたい。
さてさて、最近気づいたのだが、このところ(2〜3年くらいか?)、だいぶ減ったのが
「あなたのお使いのブラウザには対応していません」
のメッセージ。あれで気が滅入ったことは数知れず。しかもわたしはもっとも人気だった Windows + IE の組み合わせを使わずに十年近くネットスケープやモジラ系ブラウザで過ごしてきたせいか、ひどいときには日に数回も見せられていた表現だが、このところとんと見かけない。
リンク集の件とは別に「ほんとうにそのブラウザで続行しますか」と念を押してくれたのが msn.co.jp (二度目からは出なくなった)、どうしても中を見せてくれなかったのが貴乃花部屋。これはわたしのFlashのバージョンが最新ではないから見せてくれない。面倒なのでJavaScriptを切って見に行ったらJavaScriptがオフだと内容をご覧いただけない場合があるというメッセージとともに、強制的に「見せない」のだ(←これは「ご覧いただけない場合がある」では控えめすぎて事実と異なる)。
だが、Flashの微妙なバージョンはともかく、わたしは7を使っている。7以降の微妙なバージョンが違ったから見せてくれないというのは、何かの間違いではないかと勘ぐりたくなる。
(ちなみに当方はMac OSX (ジャガー)+ Firefoxで閲覧)
1970年代にアメリカで放映されていたテレビシリーズを、設定を同じく70年代のままに映画でリメイクした作品。
日本語公式サイト
わたしはテレビ版のほうを見ていなかったようだ。「昔のとそっくり」と言われてもピンとこなかった。それでもじゅうぶんに楽しめた。
まずスタスキーだが、演じるのはベン・スティラー。コメディ俳優でもあり、映画の脚本や監督もこなす多彩な人物。キャメロン・ディアスの「メリーに首ったけ」の男性といえば、おわかりになる方も多いだろうか。実は「ベン・スティラーそっくりだなぁ」と思いつつ、最初のうちは本人だとは思っていなかった。大まじめでどこか間抜けな刑事役、顔は似ていても顔つきが違うのだ。
少し見ていてコメディ映画だとわかってから、やはりベン・スティラーだと確信した。
とにかく笑える。くだらないというのとはまた違い、よく笑いどころをおさえた映画だ。刑務所の面会シーンでは笑いが止まらなかった。人工甘味料そっくりのコカインというのも見る側の想像通りに使われる。
ハッチ役のオーウェン・ウィルソンは、あまりよく知らないのだが、やはり俳優のほか映画の脚本も手がける人らしい。ちょっともったいなかったのはジュリエット・ルイスだ。もう少し目立つ場面でもあるかと思ったが、残念。
そして、ラストに驚きの登場人物が。
いまに始まった話ではないが、ジャニーズ事務所はネット上に所属タレントの顔写真掲載を認めていないらしい。ジャニーズの誰かが主演するドラマの公式サイトは寂しい限りだ――主演の顔写真が出ていないのだから。
だが、公式サイトなら少しは違うのかと思っていた。
http://www.johnnys-net.jp/
行ってみたが、やはり、写真はまるでなかった。
ちょっと顔と名前を一致させたいだけで、悪用の意図はさらさらないのだが、ネットに写真がないと困ってしまう。熱心なファンなら雑誌を買ったりテレビを録画して何度もチェックするのだろうが、ファンになりかけの人や、わたしのように「ちょっと名前が知りたいだけ」という人間はたいへんだ。ジャニーズ事務所が少しゆるく考えてくれたらいいのにと、思わずにいられない。
先日男前豆腐店の記事を東京新聞ショッパーで読んで、豆腐屋さんなのに商品の名前にインパクトがあるとは感じていた。(例:風に吹かれて豆腐屋ジョニー、厚揚げ番長)
今日、そのお店の公式サイトを見つけた。 → 三和豆友食品
Flashをトップページにしている企業サイトは(Flash開発や展示がその企業に関係ある場合は別として)あまり好きではないのだが、気にせずにクリックできてしまう。ノリがいいというか、作っている人の顔が見えてきそうな味わいある構成。何せいきなり「豆腐、食ってるかい」、つづいて「魂」という言葉が飛び出してくる。最初から吹き出してしまった。
なんと、驚くのはネーミングセンスだけでなく、歌まであった。しかも4曲。
前記事はこちら。
愛の流刑地:「怒りにも似たあほらしさ」から「笑い」へ
6月中旬からつい先日まで、怒るのではなくて笑ってしまえばいいと思っていたのだが、もはや限界。いまから思えば勝手な期待だったが「7月になれば少しはマシな展開があるのだろう」と、それだけを心の支えにしていたと気づいた。だが6月の大半を引っ張った箱根の旅行がやっと終わったかと思えば、7月になっても同じこと(男性主人公の家に女性主人公が通う回数が増えて、行為におよぶ「だけ」)の繰り返し。内容の展開も文章表現も以前に読んだようなものばかりだ。
笑うこともできなくなったら、次はどんな感情が強くなってくるのだろう。やはり「怒り」か?
前記事のようにときどき何か追記を書くかもしれないが、書かないかもしれない。
----------
7月12日、追記
「ケーキ」のあたりからもしやと思っていたのだが、作者の渡辺氏は「書きだめ」をあまりしていないようだ。わたしはてっきり、挿絵の都合もあるし、何週間も前から文章は用意できているのかと思っていた。だがこの数日「読者から言われたことは書き足す」という方針なのではと思うことがある。ある意味、あとだしじゃんけんは、みっともないような気がしてならない。
たとえば一部のブログで女主人公の「母としての姿がまったく出てこない」などの意見があると、ご自身もそうだと思っているのか、母としての描写を1行くらい急いで書き足す――そう読めるのだ。考えに考えて書き足した行には思えない。なぜなら前後や全体の雰囲気からしてその描写が浮いているから。
このところ、どうも渡辺氏がお気の毒に思えてきて、どんな終わり方ならばこれ以上の恥をかかずに終了できるだろうなどと(大きなお世話だが)考えてしまう。冬香は実は夫も子供もいなくて、そう思いこんでいる心の病をかかえた人という設定。あるいは男性主人公が死を目前にして昔を振り返る「昔こんなことがあった日記」。あ、だめだ、携帯電話とか出てきたし、それだと本当の時代が未来になってしまう。
――まあ、いずれにせよ、わたしが心配することではないのだが。
----------
7月14日午後、追記
今日はますますおかしな状況になっている。これまで少し奇妙なことが感じられても「ここはご本人にしてみれば、つっこみどころではないのだろう」と思えたが、今日は氏が専門とされる文筆のことだ。
今日の設定は「冬香と会って三日後」、とある。そして前回の話で「数日あれば見直しや書き足しができる」という意味の文章があった。つまり今日の話は、やっと見直しが終わった段階であるはずだ。ところが、すでに出版社に見せられるレベルのコピーが五部できているという。しかも「パソコンの苦手な菊治が、人に頼んでできあがったもの」(原文のまま)と書かれている。
原稿は手書きだった。そして今回「パソコンの苦手な菊治が」とわざわざ書いているのだから、手書きの原稿をコピーしただけではなく、誰かが入力し、印刷してくれたのだろう。しかし原稿用紙400枚分の、ぐしゃぐしゃに加筆訂正してあるであろう読みづらい原稿を数時間でタイプして印刷できる人はいない。つまり解釈は限られてくる。
● 実は見直していない。三日前の段階ですぐ誰かにパソコン入力と印刷を依頼した
● 「パソコンの苦手な菊治が」は、実は「コピー機に慣れていない菊治が人にコピーを2000枚とってもらった」という意味であり、OA機器のことを何となくパソコンと書いた
さあ、どっちだろう?
――なぜ、読者のほうが解釈に頭を抱えてしまうのか、かなり不思議な状況だ。
----------
7月20日未明、追記
どうせ返事もないし対応もしてもらえないのだろうと思いつつ、日経新聞に2通目のメール。しかしまぁ、苦情が何通来ているのかくらい公表してみろと思うのだが、恥ずかしくてできないだろうな。
恥ずかしながら、この記事を見るまで存在自体を知らなかった。
Mozillaから派生したオープンソースHTMLエディタ「Nvu 1.0」正式公開
Mozillaプロジェクトから派生したオープンソースのHTMLエディタ「Nvu 1.0」が29日、正式に公開された。開発に参画した米Linspireと仏Disruptive Innovations SARLの発表文の中では、Nvuのことを「Microsoft FrontpageやMacromedia Dreamweaverのオープンソース版」であると位置付けている。
Linux / Mac OSX / Windowsなど複数のプラットフォーム対応ということで、さっそくMac版をダウンロードしてみた。動作は軽くて、一昔前のNetscapeコンポーザを彷彿とさせる(とはいうものの、わたしはNetscapeコンポーザをさほどよく知るわけではない)。
Windowsを頻繁に使っていた時代には、だいたいのひな形だけをhtmlエディタで準備し、あとはテキストエディタで開いて少しずつアレンジして別名保存、という形でたくさんのページを用意してきた。Mac中心になった現在、やはり出まわっているソフトの数で寂しくないといえば嘘だ。先日も大きなファイルで内容が似たものを17個用意する必要があったのだが、最初のひとつは手ですべて書き、残りは別名保存でしのいだ。ひな形だけでも楽がしたいので、こういった動作の軽いHTMLエディタを、これからも試していきたいと思っている。
正式には日本語版はないが、日本語で動作するパッチがこちらでダウンロードできるそうだ(個人による提供)。
http://f57.aaa.livedoor.jp/~motohiko/
欲をいえば、大げさで多機能でなくてもいいので、さほど長くないhtmlファイルを手で書いたときなど「重大なタグ閉じ忘れがあるかないかだけでも」チェックできるソフトがあると、それが一番重宝しそうな気がする。
当時社長(現会長)宅で、奥さんとお嬢さんが殺害されたのち、放火された事件。何週間か前に犯人を名指しする情報があったとは聞いていたが、捜査が本格的になってきたようだ。
マブチ社長宅放火殺人、男2人を本格捜査・千葉県警
実は、現会長とわたしの田舎は縁があるらしく、同じ寺の檀家であるらしい。盆や彼岸など寺に関係ある季節になるとこの事件を思い出していた。
事件の概要は千葉県警松戸東警察署で読める (2005年7月3日現在) 。
http://www.police.pref.chiba.jp/police/police_department/matsudo_e/info.php
gooのキーワードに載っていたので、さっそくクリック。
ほぼ日刊イトイ新聞 - カワイイもの好きな人々
動眼という言葉を知らなかったのだが、ぬいぐるみに付ける目玉だそうだ。見ていただければ「ああ、あれか」とおわかりいただけると思う。
簡単に言えば、日常の何気ない物体にあれをとりつけるだけでかわいくなるという実例が載っている記事。上記リンクに掲載された写真のうち、個人的にはカメラが好き。これはポスペ2001の「ひみつメカ」に似ている気がする。鉛筆削りも捨てがたい。
ちなみにわたしが最初に動眼を見たのは子供のころに誰かから買ってもらった不二家のペコちゃん大箱(中身はミルキーだったか?)についていたものだった。箱を傾けるとペコちゃんの目が動くので、最初は珍しくて嬉しかったのだが、枕元において薄闇の中で傾けていたら、やや不気味になったのを覚えている。