August 30, 2005

食欲を減退させてまで痩せたいか

「ダイエットふりかけ」という言葉がgooのキーワード欄にあったので、クリックしてみた。

これは、ギャグか?
http://www.balance-diet.co.jp/
青いふりかけで食欲を減退させるらしい。あまりに気分が悪かったので各ページをクリックしてまわることはしなかったが(食べ物に対して失礼だ)、勇気のある方はどうぞ。

痩せるのは、摂取量を減らすことも大事だけれど問題はバランスだろう。皆さんも、くれぐれもバランスよく食べて適度に運動し、適度に痩せていただきたい。わたしはバランスに気を付けているだけで、半年に数キロだが体重が減った。

Posted by mikimaru at 10:34 AM | コメント (2)

August 28, 2005

愛の流刑地:日経新聞の沈黙はいつまで?

これまで3回ほど記事を書いたが、あほらしさと事態の異常さ(*1)のあまりに何も書けなくなって数週間。いまの望みは「8月いっぱいで連載終了でありますように」だ。だらだら何ヶ月もやるのかと思ったら、登場人物に異変が起こった。あと数回で連載終了にすることもじゅうぶん可能な展開だ。正直なところほっとして、気分がよい。

日経新聞の購読をやめた人、苦情のメールを入れた人(わたしも2回ほど)、電話をかけた人、いろいろいるようだが、直接電話をかけても丁寧な社員に当たるとは限らないし、ましてや社の公式見解(あればの話)を答えてくれるわけではないだろうから、購読者による抗議は実質的に無視されている状況だ。新聞社は客商売ではないというつもりかもしれないが、購読者あってのメディアであるし、無視される筋合いはまったくない。ましてや全国展開であり経済に特化した新聞にとって連載小説は本筋でなく、いわば「付録」に苦情がついているわけだ。付録に関して強い決断をすることは簡単であろうし、早ければ早いほど痛みも少なかった。この時期になってなおも沈黙を守るのはなぜか――その理由がわからない。

終了を予感させる今回の展開が、作者に対する日経側の終了依頼、もしくは日経に対する誰かからの苦情(この場合の「誰か」はもちろん個人ではなく団体と呼べるほど影響力の強い存在)によるものであったにせよ、終了時にはすみやかに自社の公式見解を発表してもらいたい。

また、気のせいかも知れないが編集側が作者の渡辺氏に気を遣っているような気配が見え隠れする。文章にあきらかに句読点が多く文章としておかしいかと思えば、一度などは逆に足らないこともあった。前日に書いたことと翌日の描写が噛み合わない、登場人物がすでに済ませている会話がのちにまた出てくる。似た展開、似た会話、ほかにほとんどない登場人物。これでは誰でもおかしいと思うはずだが、日経新聞の編集者は何も言わないのだろうか。

最後に、(*1)で書いた事態の異常さについて。
運が良ければ週に1回程度、運が悪ければそれ以上の頻度で、挿絵が女性の裸。人前で読むとセクハラで訴えられてしまいかねない全国紙というのは、かなり異常だ。

Posted by mikimaru at 05:42 PM | コメント (0)

August 26, 2005

ハム太郎充電器

タイトルの通り。
海外ボツ!NEWS - ハムスターでケータイに充電しよう!
http://www5.big.or.jp/~hellcat/news/0508/26a.html
ハムスターが2分の運動をしてくれると、通話が30分できるだけの充電が可能とか。

う〜む、これはエコだ。

Posted by mikimaru at 08:46 PM | コメント (0)

理屈ではなく、染みついたもの

話は数週間前にさかのぼって、テレビで「たけしの本当は怖い過家庭の医学」を、ちらちらと見ていたときのこと――。

(余談を最初に書いてしまえば、わたしはこの手の番組が嫌いで、できるだけ見ないようにしている。もともと病院にすぐ行くタイプの人は余計に怖がり、もともと行かない人は番組を見ないのではという気がするのだ。要するに、人を怖がらせる結果にばかりつながりやすい)

子供の発熱には、布団をかけて発汗を促すのではなく、涼しくするのが正解だという医師の発言があった。記憶に基づいて書いているので、以下に関してわたしの記憶が正確でないと思われる方はコメント欄にご参加願えればと思う。発言の大まかなところは
● 大人ならば「発汗で熱が下がる」という理屈がわかっていて、暖かくしていればいいということで効果がある
● だが、子供にはその理屈よりも布団内の暑さからくる不快感でもがいてしまうので、まずは涼しくして不快感をとってやる
というものだったようだ。

たしかに、わたしが子供の時分でさえ、小児科医には複数の見解があった。母が(わたしのかかっていた)A医院では暖かくしていろと言ったのに、お隣さんがかかっているB医院では薄着にしてクーラーをがんがんかけろと言っているそうだと、首をかしげていたのも覚えている。医者には複数の見解があってよいと思うし、状況に応じた正しい理解と実践を心がけたいとも思う。

だが、何かわたしはカチンときた。最初は自分でも気づかなかったのだが、その正体はその番組に出演した医師がときどき口にした「古い考え」といった表現または言葉の端のニュアンスだ。自分の見解は正解で古くから人がおこなっていることは古くて不正解、これは仮に普段からそう思っているのだとしてもテレビで言われたくない。わたしは親から「汗をかくと熱が下がるから、暖かくしていましょう」と言われて素直に従い、熱を下げてきたのだ。それで何の問題があるのだろう。

……と、以上は前置きだ。これから別の話にはいるので、その前に補足しておくと、ある小児科医が開設しているサイトでは「子供の熱が"上がっているときに暖め"、下がりかけたら涼しくする」という見解があった。これはなかなか合理的で頭にはいりやすいのではと思う。

さて、本題。

わたしはこれまでずっと「なぜ理屈ではこちらが正しいのに年寄りはそれがわからないのか」と、世の中にかみついてきた。「石頭」とか「理屈ではなく感情で人の話を拒絶するな」と思ってきた。だが、たったひとつの事例、テレビ番組で医師の態度に反発を覚えたというだけであっても、両方の立場がわかるきっかけになったようだ。

自分には何の問題もなかったことを、新しい考え方が出てきたからといって「古い」と切り捨てられる、廃止してしまえと言われることに対して、個人の記憶でも過去の生活でもなく、もっと大きな「過去の時代そっくり」をばかにされたような気がしてしまう――こういったご経験は、ないだろうか。

若い世代は上の世代についつい「ばかみたい、理屈が通っていないから説明しろ(どうせ自分が論破する)」という態度を取っていないだろうか。これでは相手は話を聞く以前の問題で話を拒絶してしまう。また、上の世代は若い世代に「話すまでもないこと」と、「自分たちは経験でこれまでのことをなしてきた、あなたも年をとればわかる」と、無言で押さえこもうとしていないだろうか。

この両者の溝が埋まることは永遠にないのだろうが、最近どうも両方の気持ちがわかるようになった。たとえば靖国。わたしは「靖国がさくさくっと合祀してしまったのは、人の関心が薄くなった時期のどさくさまぎれではないか、事前にじゅうぶんな検討はなされたのか?」と思ってきた。解決策にしても、「分祀してしまえばいいのに」と――。だが、人の心が眠る場に対して、生きている人間のお家騒動や遺産相続のように、分けろだなんだと簡単に言えることなのだろうか。ある人々にとっては魂の眠る場所、別の人々にとっては遠い問題。あきらかにわたしは後者に属するのだから、軽々しく何か言えるとは思えない。
(この件に関しては内田樹の研究室:霊の件なんだけどが、とてもおもしろい)

さて、卑近な例で締めくくっておくとしよう。
ホリエモンが亀井静香氏とテレビ討論をしていると(討論にはほど遠いが)、まさに上の縮図のような気がする。広島六区の人はどういう判断を下すのだろうか。

Posted by mikimaru at 09:16 AM | コメント (0)

August 24, 2005

ニンニクと疲労回復の話

この1週間だけで、テレビで2回くらい「ニンニク注射」を特集していた。ニンニクそのものを注射するのではなく、ビタミンB群を中心とした高濃度ビタミンを主原料とする液を静脈注射するのだそうだ。ただし注射の最中や直後にニンニクの匂いは感じるという(そのためニンニク注射と呼ばれる)。その匂いとは、疲労回復の効果がある香り成分のアリシンによるものらしい。

もともとはスポーツドクターが始めた注射だそうだが、現在は1回数千円で一般人も利用できるようだ。何らかの理由で疲れて疲れて仕方ない人などは、利用されてみるとよいかもしれない。

さてさて、わたしの場合は「普通の疲労」なので別に注射のお世話になるつもりはないが、それにしても毎日テレビをつけていると嫌でも耳にはいる「やずや」CMやら、現在はニンニクではなくウコンをやっているハウス「力シリーズ」のCMなど、夏は健康方面の話題にことかかない。影響されてしまったので、今日はスーパーで梅紫蘇ニンニクを買ってきた。

この夏は酢飲料、食物繊維ドリンク、豆乳ほか、あれこれと試している。これで少しは体調がよいのだろうと思うが、ニンニクはビタミンB群が豊富で肌荒れや口内炎にも効果があるので、ついでだからニンニクも習慣にしてみようと思う。

Posted by mikimaru at 05:25 PM | コメント (0)

August 22, 2005

楽天市場とクレジットカードの話 (2) - 後日談 -

前回の記事、その後。

きちんと数えてはいないが、わたしが流し読みしている楽天店舗からのメルマガは20店舗と少しだと思う。以下はその範囲での感想、および主観に基づく推測と考えていただければ幸だ。

その約20店舗強のうち:
クレジットカードの取り扱いを停止したとメール連絡をしてきた店舗 - 4店
クレジットカードの使用に条件が付いたと連絡してきた店舗 - 2店
おそらく今回の件が大きな要因のひとつで楽天から引きあげる店舗 - 2店

前記事を書いた後、楽天で情報流出が確認された某店から、楽天以外のオンラインモールの顧客情報も漏れていたことがわかった。そのため楽天側への疑いは薄くなって、店舗側のほうに落ち度があったと考えるのが妥当な流れになっている。

だが、そこで「悪いのは自社ではなかった」からと安心せず、一歩先を行く姿勢はさすがなものではあっても、肝心の出店者が頭をかかえ、利用者が多少なりとも不便を強いられることとなった状況は、どの程度"想定内"だったのだろう。

ここでいちおう書いておくと、利用者に不便を強いるというのは、たとえばこんな事例だ。
「月曜日に買い物をした分をカードで引き落としにして、水曜日に確定するオークション発表を待つあいだに火曜日に共同購入で購入、それをすべてクレジットカードで一括引き落としにする」
これは、これまで(2005年8月10日ころまで)可能だった。だが現在は、カード番号を楽天が一括管理するため、すべてが独立した取引となる。同じカード番号をお店の人が確認して注文を1個にまとめるなどの融通が利かなくなっているということだ。早い話が、同じ店で3日連続で買い物をし、なおかつ同梱扱いで送料を1回にするためには、どれかひとつだけをカードにして残りを代金引換(またはコンビニ払い)にするなどの手段が必要となる。

(やや通販慣れ、楽天慣れしている人ならば用語や状況をおわかりいただけると思うが、通常購入、共同購入、オークションなどは、1度にカゴには入れられないし、日付が同じになるとは限らないため上記のような状況となる)

カードが使えない店舗が増えつつあることは「やや不便」と思う程度で何とかなるが、まだ何か余波がありそうな気もする。今後の経過にも注目していきたい。

最後に:
クレジットカードに関する早急なシステムの変更が大きな要因となって閉店する2店舗というのは、わたしが勝手にそうだと思うものであり(わたしなりにそう判断できる材料があるものの)、店舗名などは記載しないでおく。

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8月29日、追記。
その後、クレジットカードの使用を再開したのが1件、新たに不可は1件。増減ゼロ。

Posted by mikimaru at 02:03 PM | コメント (0)

森永ヒ素ミルク事件

先日の日経新聞で、森永ヒ素ミルク事件から50年という記事を読んだ。障害を持つ被害者(当時乳幼児)が50歳以上になり、親世代が他界していく時期にさしかかっているという。親世代が亡くなると実質的に孤立してしまう、後見人のない被害者が数十名いるのだそうだ。

つらい現実だが、ひとりでも多くの人に「こういう事件があった」ということを知ってもらうくらいしか、できることがない。

参考リンク:
森永ヒ素ミルク中毒事件 - Wikipedia
ちなみにここの下部に

なお、1984年のグリコ・森永事件では、森永製菓をターゲットにした理由が「森永 まえに ひそで どくの こわさ よお わかっとるや ないか」と挑戦状で記されている。

というものがあったが、これだけを考えても、グリコ森永事件の犯人は当時少なくとも40歳以上、あるいはかなり高齢だったと言えるかもしれない(そもそもキツネ目の男が10代だったとは思う人は少ないだろうが…)。自分が生まれて数年後の事件を成人してから犯す犯罪の脅迫文に使う人はまずいないだろう。事件が印象に残るのは20代以降ではないかと思う。

Posted by mikimaru at 10:07 AM | コメント (0)

August 20, 2005

八重洲の地下でお買い物

19日金曜日、浅草橋に用事があったついでに、バスで東京駅の八重洲口まで出た。

まずは「北海道フーディスト」で少しお買い物。本来の目的は八重洲地下だったので、さくさくと移動すると、金曜日の夕方はさすがに混雑していた。お総菜やお弁当が豊富な一画「ごちそうパラダイス」で、某女優さん(とても60近いとは思えないきれいなお方)そっくりの女性を見てしまったが、じろじろ見るわけにもいかずちらちらと3回見て3回ともそっくりに見えたので、やはりご本人なのだろう。

ごちそうパラダイスを抜けて、和菓子、洋菓子などの一画へ。ここはほんとうに充実している。有名店のほとんどは、ここで見つけられるだろうと思う。たまには違うものをと思いつつ、なぜか定番の「チーズうさぎ」シリーズで、季節限定の夏みかん味を買ってしまった。そのほか、きれいな夏の和菓子を見つけて即購入。ふたつとも高いものではないのだが、やはりデパートの地下というだけあってどんなに小さなものを買っても「手提げ袋」がもらえる。リッチな気分と同時に、やや恐縮。スーパーの袋は断ることが多いが、デパートの手提げは喜んでもらってしまうのはなぜだろう。
(菓子の写真はのちほど別館の「食べ物写真」へ掲載予定)

「ふるふるアリス」というフルーツショップの夏デザート(縦に細長いグラスのような容器にはいったゼリー)、フルーツいっぱいのカップデザートなどにかなり惹かれたし、最近の気分がシンプルなプリンなのでパステルなどの定番プリンも買いたかったのだが、またの機会にしてその場を離れた。

八重洲地下は大丸以外にも見どころはたくさんある。駅に向かう途中に資生堂パーラーやビアードパパ(シュークリームで有名)もあるし、テレビ局のアンテナショップ、お土産ショップも。また、駅構内にはいるとちょうど新幹線の乗り場に近いため弁当類や土産物用に見栄えがよい菓子類、各地の土産品も求めやすい。軽食の店も増えているので、構内で1〜2時間遊べそうなほどだ。

フォートナム&メイソンほか評判のお店がはいっている日本橋三越の地下にも出かけたいのだが、このままではいつその順番が回ってくるのだろう。八重洲行きのバスで前を通ったので、よほど「東京駅ならいつでも行ける、今日は日本橋三越にするか?」と迷ったのだが、見送ってしまった。

先日の「楽天市場とクレジットカードの話」に、少し関連情報が出てきたので、後日談をまた書くか、あるいは同じ記事に書き足すかもしれない。

Posted by mikimaru at 04:50 AM | コメント (0)

August 19, 2005

8月分のチェック終了

mikimaru.netリンク集のリンクチェック、今月は暑さのあまり1週間かかってしまったが、どうにか終了。

リンクはときどき追加しているのだが、こうして月に1度のチェックで消さねばならないものもあるため、それほど掲載数が増えることはない。現在のところ733リンク。

しかし、暑い。何もする気になれない。室内にいる時間のほうが圧倒的に多くても、昨日などは2回も「気持ちわるい」と寝ころんだ。家の中にいながらにして熱中症ではないかと、なかば本気で考えた。

皆さんも、夏ばてや熱中症にはご注意ください。

Posted by mikimaru at 05:12 AM | コメント (0)

August 16, 2005

CAS(電磁冷凍)

何ヶ月か前の「夢の扉」で、電磁冷凍について見たのだが、内容としてはかなりインパクトがあり、これは今後大々的に話題になると思っていた。だが、人様のブログなどを見ていると(放送直後を除いては)そうでもないし、流通やフード産業がこの言葉を振りかざして人目を引こうとする姿勢もとくになさそうだ。コストがかかるのか、あるいは何か「簡単には飛びつけない」事情でもあるのか。

まずは簡単だけれども放送の過去記事をhttp://www.tbs.co.jp/yumetobi/onair20050529.htmlどうぞ。

記憶に頼ってまとめてみると、CAS(セル・アライブ・システム)の利点は:
これまでの冷凍システムで急速冷凍をした場合、外側からの冷凍となるため、表面には冷凍焼けが起こり、温度差が生じていた。そして解凍時には内部から貴重な水分が流れ出て、けっして最前の状態で保存・復元されるとは限らなかった。だがCASは、たとえれば電子レンジにかけながら冷凍する(内側と外側とで温度差が起こらずに冷凍ができる)もので、食感が元の状態に限りなく近く解凍できるし、肉や魚からも旨み成分の汁が流れ出てしまうことがない。

実際にどこかの料亭(のような場所)で、厨房の責任者がCASで冷凍保存した食品を使っている事例が紹介されていた。

また、この方法で冷凍すると流通面でよいこともある。たとえば海産品、生鮮品などが「余っている日には電磁冷凍、足らないときにはそれを解凍して流通に」といったことが可能となるのだ。番組では、第一次産業が中心の島で、漁協の人たちに電磁冷凍の良さを認めてもらうため試食会を重ねていた。

もう少しこの話題が増えて情報が集まりやすくなると嬉しいので、自分から書いてみた。今回の記事はわたしの理解によるものなので、本格的に知りたい人はCASの特許を持っている株式会社アビーを見てみるとよいかもしれない。

Posted by mikimaru at 11:31 PM | コメント (0)

August 15, 2005

「八月がくるたびに」

昭和生まれで30〜40代くらいの方々ならば、わたしと同じバージョンの挿絵で「八月がくるたびに」をお読みになっていいる方もいらっしゃるかと思う。挿絵がとにかく怖くて、文章の意味もよく理解できなくて(空がピカッと光って何かが落ちてきて、それでこんな挿絵のような世界になるという話の流れが、子供の連想の限界を超えていたのだと思う)、とにかく昔すごいことがあったのだと、それだけが心に刻みこまれた。

いまあの本はどうなっているのだろうと、検索してみた。少なくとも同じタイトルの書籍を通販サイトの表紙で見る限りでは、挿絵が新しくなっているようだ。

戦争は体験していないが、八月がくるたびに、わたしはあの本を思い出す。

60年目の夏、日本は本当に平和への道を進んでいるのだろうか。――失われた多くの命に、心の中で手を合わせつつ。

Posted by mikimaru at 11:53 PM | コメント (0)

August 13, 2005

mikimarulog「ほぼ一周年」 (2)

というわけで、2005年1月から7月までのまとめを、数日かけて書き足していく予定。トップページからご覧の方は、内容が書き足された段階で「続きを読む」を押していただければ読むことができるので、ご活用ください。

さて、8月12日といえば、日航機墜落から20年だ。わたしはその日、徳島の友達の家に遊びに出かけていた。事故の概要と規模がわかってくるにつれその場のみんなで真剣にテレビを見つめ、何人が生き残っているのだろうと話したことを覚えている。その翌々日くらいに東京へもどるのにはキャンセル待ちで飛行機を利用する予定だったが、多少の不安があったことは否めない。

20年が過ぎたというのに、事故原因についてまだはっきりとしない部分があることをテレビ報道などで改めて知った。たしかに当時からいろいろな噂や憶測はあった。だが遺族や関係者の心を乱すようなことをいたずらに口にするのもどうかと思い、わたしはネット上などで無責任なことは書かずに沈黙していた。しかし、もっとも憤りを感じているのは当の遺族や関係者であるようだ。苦しみそのものを分かちあうことはできないが、誤っているかもしれない正式発表のまま世間が沈黙してしまうことに耐えられないといった気持ちは、わたしにもじゅうぶん理解できる。

さて、では近日中に追記をしていく。
書きあがる前に、それ以外の記事を新規に書いてしまうこともあるかもしれないが…。

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では、書き足しを開始 (8/14夜)

2005年1月は、なんといっても架空請求の話題。記事にする前に検索をしたらGoogleでは1件しか引っかからない団体名だったので、載せたのが週末だったにもかかわらず100人くらいの方がトップページをご覧になり、週明けには200人以上の方がやってきたので、かなり驚いた。
(ちなみにわたしのブログはトップページしか数字をカウントしていないので、記事をご覧になっただけで去った方はもっと多いはず)
だが、まもなくその団体名が珍しくなくなると、数日して普通のアクセスにもどった。

そのほかには、お菓子の材料、映画、Movable Typeカスタマイズ(カテゴリを分割表示)などの話題があった。正月から別館の食べ物ブログをはじめた。

2005年2月は、熊本県のふりかけ御飯の友を東京でが、大勢の人を救ったようだ。わたしも自分で書く前は「どこで売っているのだ?」と思っていたが、おそらく東京の何十人かの人をこれで救ったに違いない。
それからなんといっても某ホリプロのタレントさんの記事、これのせいだと気づくのに時間がかかったのだが、カウンタが1日で450になった。ロリポップのカウンタが壊れたかと思ったのだが、広告配信数がいつもの何倍かあったので、間違いなかったようだ。
そのほかでは、時期が時期なのでチョコレート(バレンタイン)の話や、菓子材料関連の話題が多かったように思う。

では、またつづきを書きに。

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8月15日夜に追記。

2005年3月は、やはり通院のことが大きかった。「だらだらっと書いている」という印象もあると思うが、日曜から水曜くらいまで左手がよく動かせない、タイプがしづらい、ネット巡りも右手だけでやっていた記憶がある本人にしてみれば「直後によくあれだけ書いた」と、あらためて思う。そうまでしてなぜネットをやったかというつっこみはナシでお願いしたいが…。あのころは「のちのち大きな病気ということがわかるのかも」という不安もあった。だがけっきょく、原因不明だった。いまでも、2ヶ月に一度くらい通院してくれと言われている。

この月は、Windowsが本格的に不調になったのでMacをメインマシンにするべく、ソフトのインストールやカスタマイズに本気を出していた。

2005年4月は、尼崎脱線事故があった。
コメント欄がにぎわった記事としては家族の呼び名がある。重大な記事としては輸血用の血液が足りないだが、この問題は今後どんどんと深刻になるのではないだろうか。

そして、2005年5月
小粒な記事が多かった。読めばそれなりにおもしろいが、まだ数ヶ月前のことであるためか、懐かしさもない。愛の流刑地:なんで朝からこんなものを書いた。この小説、いまだに連載がつづいているのが驚きだ。

2005年6月は、買い物の記録とMac用エディタの話題が(いつもよりは)多め。
2005年7月は、最近のことすぎてとくに何もコメントすることがない。

というわけで、これから1年も、またがんばってつづけていきたいと思うので、皆様よろしくお願いいたします。

Posted by mikimaru at 03:24 AM | コメント (0)

August 11, 2005

mikimarulog「ほぼ一周年」

去年の7月〜8月ころから、少しずつ試し書きを始めたこのブログ。カスタマイズが進んで、消さずに残っている最初の記事が8月12日からなので、いちおうの記念日は明日ということになる。

1年の想い出というか、まとめのようなものを、書きたいと思う。書いてみて短そうならばこの記事に追加記入し、長そうならば別記事にする予定。

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では、最初の数ヶ月に関してはこの記事に書き足し、残りは別記事にしてみようと思う。

2004年8月の想い出。
チャン・ツィイーの記事でやってくる人が多かったようだ。ちなみにわたしはチャン・ツィイーは嫌いではないが、あの記事のあと数ヶ月してからレンタルで見た「ラバーズ」は最悪だったと思う。CMなどで使われていたシーンは最初の数分ですべて出てしまうと言っても過言ではない。見るところがまったくなく、何よりもストーリーがつまらなかった。

それから、こうさぎを設置したところ、しばらくのあいだ「タピオカ」と言いつづけていたのも印象的。

「ゆうパック」と「クロネコヤマト」の話も、のちのちまで見に来る人が多かったようだ。(関連記事はその後数回は書いていると思うので、サイト内検索をどうぞ)

2004年9月は、こうさぎのためping送信を開始したことで、リキを入れて書きはじめた時期。

プロジェクトmikimaru(リンク集の構築)が本格的に始動した。いま自分が読んでおもしろいと思うのは「酒税法と自家製ビール(またはワイン)」の記事か。

パンづくりの酵母の話題も、見に来てくれる人がいたようだ。

もう少しこの記事に書き足してから、別記事を書く予定。

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2004年10月は、記事の内容にバランスがとれていたと思う。

台風が多かった年であるため各地の水害にも触れながら、世間一般の話、手作りジャムの話、去年話題になった「ゴッゴル」、「大塚家具の謎」、合羽橋の話題、そして適度に映画の話題。

2004年11月は、コンピュータ方面の話題がやや多め。食べ物の話題もあり、そこそこバランスがとれていた。
Firefox / Thunderbird や、ブラウザの話などがあった。それからこのころはコメント欄のスパムに悩まされていたようで、10月にも書かれていたが、ロボット型が大量に書いていたようだ。(そのあとで対策を講じたので、いまではほぼなくなった)

そして、2004年12月
スマトラ沖地震の話題ほか、年末にふさわしい(?)バラエティ豊かな構成。

通販と送料 - 送料無料の通販は商品単価が高いこともある。けっきょくは送料が高めで商品が安い店と、出費では大差ないということも?
西宮冷蔵、がんばれ! - せっかく告発してくれたのに…。
世の中みんなWinXPユーザではない - so-netのmini homeについて。
非日常に日常を持ちこむことへの不快 - スマトラ沖地震の現地リポートにお茶の間の顔であるワイドショーのリポーターを送りこんだテレビ局らの姿勢。

さて、2005年の分は、別の記事でまとめる。

Posted by mikimaru at 12:44 PM | コメント (4)

August 10, 2005

抹茶がマイブーム

この数ヶ月とくになのだが、抹茶味のものを見かけるとつい手が伸びる。通販などでも抹茶味の大福やケーキは「ゆくゆくは買うリスト」として、とりあえず頭の中にはいっている。(取り寄せの記事は別館の食べ物写真へ

今日、スターバックスの冷たい飲み物で「抹茶クリームフラペチーノ」というものを土産にもらった。口に入れた瞬間「甘いっ」と思ったのだが、抹茶と思わずに飲めばそこそこ美味しい。そしてなにより氷の粒のようなものが体を瞬間冷凍してくれて、とても気持ちよく飲むことができた。

参考までにこの記事をリンク → 米スタバの抹茶クリームフラペチーノはメロン味!?

Posted by mikimaru at 07:39 PM | コメント (0)

変"漢"ミスコンテスト

変換ミスのコンテスト。おもしろいものがたくさん掲載されているので、一読の価値あり。
http://www.kanken.or.jp/henkan/happyou.html
ちなみにここは漢字検定を主催している日本漢字能力検定協会のサイト内。

No.1に記載されている
500円でおやつ買わないと → 500円で親使わないと
をはじめとして、選りすぐりの22作品を掲載。この中から年間変"漢"賞が決まるらしい。

Posted by mikimaru at 03:14 PM | コメント (0)

August 08, 2005

映画:花とアリス

岩井俊二監督作品、スタッフ詳細は → 公式サイトへ。

予備知識ゼロでレンタルした。去年の秋に同監督の「リリイ・シュシュのすべて」で嫌な気分になり、それにくらべてこちらの作品はよいとの噂を聞いていたのみだ。最初のうちこそ展開に苦笑したが、骨格となるその部分だけは、おとぎ話だと思ってしまえばよい。骨格以外のストーリー細部や登場人物たちは、たとえ一瞬で消えてしまう脇役であろうと生き生きしていた。

少女たちが中学から高校に進学する時期に始まり、雨の時期を過ぎて、夏になるまでを描く。鈴木杏が演じる「花」はある男の子に恋をし、彼女の親友「アリス」(蒼井優)は原宿でスカウトされる。目の前であこがれの先輩が怪我をするのを見ていた花は、最初は冗談のつもりで、彼に罪な嘘を告げる。そして彼はそれを真剣に考えはじめた。小さな嘘だったものが、事情をよく知らないままにアリスが協力したこともあって、やがて彼にとっては「事実」になりかけていく。そのことで、親友ふたりのあいだに、少しずつ葛藤が生まれる。

前作(リリイ〜)と違って、安心して見ていられる。何より蒼井優がよかった。与えられた役どころがとてもよいことも幸しているが、表情や仕草がみずみずしい。自然体で演技しているようにも見え、それと同時に内面が大人であることを嫌味なく感じさせる。父と母それぞれに見せる態度の違いもおもしろい。キャスティングでは鈴木杏がトップだが、ストーリーのなかでは彼女が演じたアリスのほうがよく描かれていた。


Posted by mikimaru at 02:07 AM | コメント (0)

August 06, 2005

[注意]右クリックとHTMLソース閲覧の禁止を提供するソフト

おそらく今日はあちこちのブログでこの話題が出ると考え、書く必要もないかと思ったのだが、逆にたくさんのブログのタイトルだけを流し読みしている人には「すごいソフトが出た」と勘違いされてしまう可能性もある。よって、やや意地悪だがmikimarulogではタイトルに[注意]と入れさせていただいた。ほんとうはもう少し強い単語のほうがよいかと思ったほど。

この件、shtml.jpという場所で公開されているソフトウェアなのだが、わたしが初めて読んだ場所は以下であるし、コメント欄が参考になるので、こちらを紹介する。
http://slashdot.jp/article.pl?sid=05/08/05/216202&topic=74

ページ全体をファイル保存してエディタで開けば、ソースが見えてしまう場合もあるそうだ。わたしはもともと「ソースを見せたがらないとは、何か悪いことをたくらんでいるのでは?」と思うほうなのだが、もうひとつ言えることがある。
――説得力を持たせたいページに誤字脱字、誤変換があって数日以上も気づかない企業は、信用したくないのだ。

SHTMLは守るべき価値のあるコンテンツをお持ちの方の見方です。

ようするに「世の中に完全なものなどありません」なので、過信して飛びつくことがないよう、ご注意を。

なお、わたしは10年くらい前にアメリカの中小企業から同じような暗号化ソフトを35ドルで買ったことがあるが、それは各国の人が参加するペンパル募集ページを運営していたからだ。ロボットの読みとりを難しくし、画面を実際にひとつひとつ見た人にだけが応募者のメールアドレスを理解できるようにしていた。その後ペンパルページを閉じたので使わなくなったが、アイディア自体は決して新しいものではない。

ちなみにその英語ソフトは psyral phobia という。まだあると思うのでご関心のある方は検索してみるとよいかもしれない。

Posted by mikimaru at 04:05 PM | コメント (5)

August 05, 2005

水ようかん売りのおばちゃん

人様のことを勝手におばちゃん呼ばわりするのは多少の抵抗があるが、これから書くことに関しては「ま〜、おばちゃんでいいか」という気分なので、タイトル部分については適当に読み流していただきたい。

場所ををズバリ書くと何か問題があるかもしれないので、新宿某所のデパ地下(近日中に別館の「食べ物写真」ほうに書くのでデパート名はそのときに知れるが、本日の段階ではぼかしておく)、おそらくは特設会場と思われる水ようかん売り場に、その女性販売員がいた。

いろいろな商品があって、半分くらいは税込み262円だったようだ。わたしと一緒に女性がもうひとり立ち止まった。おばちゃんはわたしたち両方に「これ4個だったら千円でいいよ」と言った。たちまちその女性が「え、ほんと、じゃあ4個買うわ」と――キヨスク並みの速度で話がまとまった。そしておばちゃんは4個を詰め終わると、客にこういった。「ごめんなさい、50円だけ(消費税)いただくわね」。すると、女性は苦笑しながら50円を払った。

わたしは水ようかんだけ4個を買うつもりなどなかったので話に乗らなかったし、そのサイズの水ようかんがいくらだったかも見ていなかった。だが、この話のオチがおわかりだろうか。
「その水ようかんは、262円だった」
――つまり、税抜き250円で4個買って1050円なら、バラで好きな数だけ買ったほうが消費税分が2円安くなったくらいなもので、そのお客さんはおばちゃんの計算が楽な4個をまんまと買わされてしまったのだ。

だが、話はここで終わらない。わたしはその女性が注文をして包んでもらっているあいだに自分の注文を決め、同じくキヨスク並みの速度で「水ようかん2個と、これこれを2個」と、おばちゃんに言った。

返ってきた言葉はこうだった。
「あら、お客さん計算したのね。それも千円でいいわ」そして"前のお客さんと同じように50円はもらうけれど"、といった目でわたしを見た。恥ずかしい話だがわたしは1個数百円程度の菓子を4個なら単価も合計額も考えないで財布を出す。言われたままに1050円で会計を済ませ、さっさと歩き出したわたしは、内心やられたと思った。もちろん、わたしが買った商品もすべて税抜き250円で、税込み262円だったということだろう。実質的には損をしていないが、四捨五入してあったバラの商品を4個と考えれば、記載単価より2円多く払った計算になる。

記載金額とまったく同じなのにおまけをしたようなふりをするおばちゃんならば、みんな笑って済ませられるだろうが、中には「2円高いじゃないか」と文句を言いにその場にもどる客もいるかもしれない。わたしはそこまではやらないが、おばちゃんはあれでトラブルがないのだろうか。誰にでもそれをやっていて「千円でいいわって言うとみんな飛びつくからばかみたい」と思っているのだとしたら、それはそれでけっこうむっとする。今日のところは、深く考えないようにしておこう。

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August 04, 2005

楽天市場とクレジットカードの話

楽天市場に参加している店舗で情報流出があったことは周知の事実だが、その影響がじわじわと、一般買い物客にもでてきた。一部の店舗がクレジットカードの取り扱いを停止し始めている。これは(すべての店舗がこういう理由ではないだろうが)、ひとつに楽天市場の急なシステム変更がある。今後、店舗が独自にクレジットカード会社と契約するのではなく、すべて楽天のシステムを通すことになるのだ。実店舗優先でオンライン店舗には最小限の人数しかない企業、小さな店などは、急なシステム変更に対応する時間と人的余裕がなく、そのためしばらくのあいだはクレジットカードが扱えないと利用者に連絡している。全体の何割かはわからないが、わたしは何通かそうしたメールを受けとった。ある四国のお店はズバリと「ほかに選択肢がないので」と書いていたし、かなり急であり、かつ強制力を持つ決定であったことがうかがえる。

参考リンク:楽天市場から、情報漏洩に関するお知らせ
http://www.rakuten.co.jp/com/faq/information/20050723.html

さて、これまでも楽天市場は、出店者にやや厳しい条件をつけていることで知られていた。
たとえば、楽天市場のシステムから出すメルマガに自社サイトや楽天以外へのリンクを書かない(つまり、楽天のお客を自社サイトへ誘導しようとしても、メルマガにURLは書けない)などだ。出店者には不便でつらいことだっただろう。だがそれを逆手にとって楽天以外のメールマガジンに勝手に登録してしまう店があったことも事実で、客にしてみれば楽天市場が厳しいかどうかは一概に言えなかった(注1)。――まあ、そういった不愉快な店はかなり限られるので、ほとんどは気持ちよく対応してくれる店であることは、念のために書いておく。

今回は「客のメールアドレス」と「クレジットカード」の両方が店舗側には流れず楽天市場の管轄になるとのことだが、責任の所在がはっきりしやすくなるというメリットは、ある。ようするに「次に何かあったら店舗ではなく楽天側の責任」と言えるわけだ。だが、カードが使えない店舗が増えるということは、買い物客の立場としては、かなり気が重い。代引きや振り込みの手数料を持つのは店か客か、後払いか前払いか、のちのち商品代にはね返るのでは、などなど。カードの手数料も負担する店舗側にしてみればばかにはならないが、カードに関しては「客に払わせてはいけない」という決まりがクレジットカード業界にあるようなので、客が負担させられることはまずない。だがそれ以外の手数料については、客が負担する場合もある。

そして、大事な点がもうひとつある。今回の騒ぎでは「責任は出店者側か、楽天か」の決着もじゅうぶんではないうちに、店舗側への規制だけ一歩早く進んでしまった感が否めないのだ。この点を少し不安に思う。今後もこの件は気を付けて状況を見守っていきたい。

注1)
今年の2月ころの例をあげれば:某健康食品の会社は、楽天市場を経由して一度だけ買い物をしたわたしのメールアドレスを自社のメルマガに登録し、解除したければその会社にアクセスして解除してくれと明記して頻繁にメールを送りつけてきた。そういうこと(自社のメルマガに勝手に登録する)は楽天市場で認められているのかと、わたしは楽天市場に確認のメールを入れたが、その店は楽天に対して「お問い合わせメールなどをいただいた際に、うっかりメールマガジンに登録してしまったようで」とぷんぷん匂う釈明をし、楽天はわたしにやんわりと「個人情報の方針は各店舗に問い合わせて」と連絡してきた。楽天の側から店に依頼したため、わたしにメルマガがやってくることはその後なくなったものの、ダイレクトメール(郵政)や、一度などは「留守電」まで録音していただき、かなり気持ち悪い思いをさせていただいた。。。重ねて書くが、ここまでずうずうしく不快な店は、滅多にないとは思う。

Posted by mikimaru at 03:48 PM | コメント (0)

August 03, 2005

マルチーズそっくりのチーズケーキ

まずは、東京新聞ショッパーの記事をご覧あれ。
「笑うスイーツ」がデパ地下にやってくる

学研が「笑うスイーツ」という本を出しているらしいのだが、それを商品化したものが9月より銀座プランタンに登場するとのこと。

上記の記事では写真も紹介されているが、一部をご紹介。

本館地下1階に9月1日、「ルコラ二コラの笑うスイーツby KO*CO」がオープンします。「マルチーズケーキ」(481円)はじめ、初めて商品化される「笑うスイーツ」が5種類から10種類ぐらいそろいそうです。

当初は少数の限定販売で、売り切れが予想されます。

「マルチーズケーキ」はマルチーズ犬そっくりのチーズケーキ。「こう見えてもアンマン」(210円)は豚のフェイスをもつあんまん。「ごまちゃんもち」(価格未定)はアザラシ顔の大福。「モンブランの山男」(481円)は、カワイらしい目を付けて山男風に、といった具合。

わたしは以前なら人形の形をした巨大チョコレートも割ることができたが、最近ではこんなマルチーズや山男に手をかけることはできないので、買いに行くことはないかもしれない。だが見に行って眺めるくらいのことは、やりそうだ。

Posted by mikimaru at 05:40 PM | コメント (0)

August 02, 2005

ポストペット用メールアカウント

Webメール de PostPetつれづれ企画日記にもお知らせがあるが、ソネットの「こんてんつコース」会員で「ポストペットパーク」に登録していると、ポストペット用のメールアカウントが無料で利用できることになった。ポストペットパークに参加しない場合には月額210円と初期費用525円がかかるそうだ。
詳細は、こちら

何年か前に「接続会員にだけ有料で追加メールオプションを付けるのはおかしいのでは?」と思ったのだが――
(注1:少なくともわたしの調べた当時では、こんてんつコース会員には、有料だろうとメールアドレスを提供していなかった。接続会員に有料オプションでメールアドレスを出すのはあたりまえだろう、こんてんつコースや接続会員以外の人には何のサービスもないのか、と感じたのだ)
――いまの正直な気持ちとしては

1 遅かったのではという、ため息
2 無料ということで増加するかもしれないユーザが、Webメール版にどう誘導させられていくのかという、野次馬的な好奇心

このふたつが強い。自分が取得することは、いまのところなさそうだ。

ポストペットを始めたばかりのころであれば、210円くらいならば追加料金を出してもメールアドレスを取得したかもしれない。当時は接続プロバイダなどが提供する追加メールアドレスでも月額200〜500円くらいしたものだし、無料メールアドレス取得の手段は限られていた。それになんとなくメールの一部に postpet という単語がはいるのは気持ちよいとも感じていたと思う。(注2:今回提供のメールサービスに postpet という単語が含まれているかどうかは不明だが、以前に調べたときはその単語がはいっていた)

だがいま、無料メールアドレスの取得選択肢が豊富となり、プロバイダ等が提供する安定したメールアドレスも無料または格安の料金になっている。そんな時期に、いまさらポストペット専用のメールアドレスもないだろうと思う――わたし自身は申し込みをしていないが、申し込み時の案内に「ポストペットに使う」という一文があるようだ。ほかの用途に使うことはご遠慮くださいの立場なのだろう。

実際問題として、PostPet V3や、今回のウェブメール版の話題で一部の人気ブログに自然に使われていた表現が

「ポストペット『復活』」(←終わっていたことになっている)
「最近パソコンを始めた人は知らないだろうが、かつて人気だったソフト」

などだったことは、人より遅れてユーザになったわたしでも軽くショックだったのだから、ソネット関係者にとっても打撃であってしかるべきだろう。ここは少し謙虚かつ真摯に「とっつきやすくて敷居が低いサービス」などを心がけていくのはどうだろうと、ユーザの意見をもしソネットが取り入れてくれるのならば、ここに書いておく。

もっとも、ありそうな予想としては、逆方向だ。つい先日ポストペットパークはメニューの多くをFlashに変更してしまい、重すぎるということでかなり不評だった。9月に始まるというウェブメール版も、スペックなどの面で「敷居の高さ」がどれくらいなものか、やや逆方向を懸念している。

Posted by mikimaru at 10:51 PM | コメント (2)

August 01, 2005

映画:モーターサイクル・ダイヤリーズ

ハンセン病を学ぶ医学生だった20代のチェ・ゲバラが、故郷アルゼンチンをあとにして数ヶ月をかけ南アメリカを旅した、実話に基づく映画。
モーターサイクル・ダイヤリーズ公式サイト

もともと壊れかけていた中古バイクでの旅は前半で終わり、青年エルンスト(のちのチェ・ゲバラ)と友人アルベルトは徒歩やヒッチハイクで目的地へと進む。最終目標はベネズエラだが、途中で知り合った人々やハンセン病患者の境遇と医療の現状を目の当たりにして、彼のなかで共産主義への思いが芽生えていく。

チェ・ゲバラという人物に対して予備知識がなかったため(医学生だったことすら知らず)、さほど楽しめるとは思っていなかったのだが、見て良かった。ごく普通の、ふたりの青年の物語として、おすすめしたい。

それにしても、征服の是非はともかくスペインという国はすごいことをしたのだと思い知った。あれだけ広い大陸のほとんどでスペイン語が通じてしまう。日本に生まれ育つ人の多くにとって想像すら難しいことだと思う。

Posted by mikimaru at 10:34 PM | コメント (0)