前回の記事、その後。
きちんと数えてはいないが、わたしが流し読みしている楽天店舗からのメルマガは20店舗と少しだと思う。以下はその範囲での感想、および主観に基づく推測と考えていただければ幸だ。
その約20店舗強のうち:
クレジットカードの取り扱いを停止したとメール連絡をしてきた店舗 - 4店
クレジットカードの使用に条件が付いたと連絡してきた店舗 - 2店
おそらく今回の件が大きな要因のひとつで楽天から引きあげる店舗 - 2店
前記事を書いた後、楽天で情報流出が確認された某店から、楽天以外のオンラインモールの顧客情報も漏れていたことがわかった。そのため楽天側への疑いは薄くなって、店舗側のほうに落ち度があったと考えるのが妥当な流れになっている。
だが、そこで「悪いのは自社ではなかった」からと安心せず、一歩先を行く姿勢はさすがなものではあっても、肝心の出店者が頭をかかえ、利用者が多少なりとも不便を強いられることとなった状況は、どの程度"想定内"だったのだろう。
ここでいちおう書いておくと、利用者に不便を強いるというのは、たとえばこんな事例だ。
「月曜日に買い物をした分をカードで引き落としにして、水曜日に確定するオークション発表を待つあいだに火曜日に共同購入で購入、それをすべてクレジットカードで一括引き落としにする」
これは、これまで(2005年8月10日ころまで)可能だった。だが現在は、カード番号を楽天が一括管理するため、すべてが独立した取引となる。同じカード番号をお店の人が確認して注文を1個にまとめるなどの融通が利かなくなっているということだ。早い話が、同じ店で3日連続で買い物をし、なおかつ同梱扱いで送料を1回にするためには、どれかひとつだけをカードにして残りを代金引換(またはコンビニ払い)にするなどの手段が必要となる。
(やや通販慣れ、楽天慣れしている人ならば用語や状況をおわかりいただけると思うが、通常購入、共同購入、オークションなどは、1度にカゴには入れられないし、日付が同じになるとは限らないため上記のような状況となる)
カードが使えない店舗が増えつつあることは「やや不便」と思う程度で何とかなるが、まだ何か余波がありそうな気もする。今後の経過にも注目していきたい。
最後に:
クレジットカードに関する早急なシステムの変更が大きな要因となって閉店する2店舗というのは、わたしが勝手にそうだと思うものであり(わたしなりにそう判断できる材料があるものの)、店舗名などは記載しないでおく。
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8月29日、追記。
その後、クレジットカードの使用を再開したのが1件、新たに不可は1件。増減ゼロ。
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