2005年、日本映画。
http://www.j-horror.com/rinne/
1970年に群馬県のホテルであったという設定の11人殺しを題材に、映画の企画が進められている。監督(椎名桔平)に大抜擢されたのは、まだ有名ではない女優(優香)。だがそのころから彼女の身には次々と、不思議な現象が起こりはじめた。
話は単純なようでいても多少のひねりがあるが、だからといってすごい話かというと、あまり理屈が通っていない部分もあり、どちらとも言えない。おそらく「雰囲気を感じとってください」という解釈でよいのだろう。ただ、映像はうまい。いくつかの場面で「日本の映画でこれは新しいな」と感じた。
暗闇に頼らない怖さへの挑戦(←ホラーファンなら怖くはない程度)。そして、もしかすると滑稽すれすれになりそうなきわどさ。全体のバランスはとれていたかもしれない。ストーリーの細部が甘いのが残念。
だが、優香の表情のうまさなど、見どころはあるので、見て損はないかと思う。
Posted by mikimaru at August 30, 2006 10:50 PM日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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