July 30, 2006

地デジって、いいもの?

もしほんとうに2011年にアナログ放送が終了するなら、見たい人はチューナーを買ったり、ついでだからとテレビを買い換えたりすることになる。これは、テレビで女性アナウンサーたちが明るくさらっと宣伝している程度の軽い話ではなく、実はすごいことだ。

どの家庭にもあって当たり前というところまで浸透しているテレビを、新規にお金をかけないと見られなくするというのは、ライフラインに支障を来すことと大差ないような気がしてしまう。

だいたい、必要なのだろうか。

衛星放送がはじまったとき「山間部などきれいに受信ができない場所でも、ニュースが分け隔てなく見られる」というメリットをうたっていたと聞く。だが蓋を開けてみればスポーツやドラマ、芸術など、WOWOWとどこが違うのかと思うような内容(都会人の道楽)が比率として高い。しかも高額。

いまは「高品質、高画質」やら「ゴーストが出ずクリアな画像」などとうたっているが、災害時のニュースや天気予報、ちょっとしたお知らせだけでも毎日テレビを必要としている人たちに、新たな出費を強いてまで、地デジは有用といえるのだろうか。

アナログからデジタルになることで、放送に3秒程度の遅れが生じるため、テレビで時報が見られない、年末のカウントダウンができないなどの話もある。そんなちょっとしたことを聞くにつけ「アナログで何が悪いのか」と思ってしまう。

ほんとうは業界を潤して無理やり経済効果を出すとか、画像の不正コピー防止をもくろんでいるとか、そのあたりの複合的な思惑が大きいのだろう。

Posted by mikimaru at 10:39 PM | コメント (0)

July 29, 2006

最近見たDVD (7/29)

この半月くらいのあいだ、いろいろ見ているが、とくに記事として残していなかった。何を見たか忘れてしまったのだが、この数日に見た分だけでも。

まず、「SHINOBI
仲間由紀恵とオダギリジョーが主演したもので、原作は山田風太郎。日本では珍しい映画ファンドを募ったことでも話題になった。

伊賀と甲賀のしのびが、5対5で戦う(ちなみに原作では10対10なのだそうだ)。

見ながらぶつぶつと、つっこみをいれる。
「このふたり、想い合っているようにちっとも見えん。そういうところを省略するな」
「オダギリジョーの技、襲ってくる相手の予測がついている場合には無敵だが…」
「仲間由紀恵の技は、相手が寝ていたら意味がないな」

駄作をけなすときによく聞かれる表現に「原作を読みたい気持ちを起こさせる」というのがあるが、これは「原作もたいしたことないんじゃないかと思わせる」ほど、ひどい出来。
(ちなみにわたしは2冊くらいなら山田風太郎作品を読んだことがあるが、なかなかおもしろかった)

「見せ場ないなぁ」、「どこが山場かなぁ」、「ああ、あと何分で終わるんだろう」
などと言っているうちに、やっと終わった。

次に「ダークウォーター
2005年のアメリカ映画で、原作は鈴木光司の短編。大昔に「フェノミナ」でウ○虫プールの大熱演が光ったジェニファー・コネリーが主演だが。。。

つ、つまんねー。予測も覚悟もしていたが、それを上まわる「ほんとにつまんねー」。

映像の雰囲気は「リング2」に似ていたし、場面の使い回しも安っぽいし、新しさはゼロ。何よりまあ、このラストじゃアメリカ人は納得しなかっただろうな。わたしは日本版の黒木瞳の役でさえ「もっと最後の最後まで戦えよ」と思ったくらいだが、アメリカの観客がジェニファー・コネリー演じる女性に同じことを求めるのは想像に難くない。

ちなみに原作は連作短編集の第一話で、ほんとうに短い話だ。

それから「ファンタスティック・フォー

ある実験のため宇宙にでた4名の男女が、事故により不思議な能力を身につけてしまう。公表こそしなかったが、その作戦を指揮していたスポンサーの男も同様に変調を来す。とまどいながらももてはやされる4人、彼らとは対照的に、野心を密かに実行に移していく男。そして最終的には、1対4の戦いとなる。

ストーリーはありきたりなので解説はしない。普通に見られる普通の映画、ただし60年代からつづくアメリカでの人気や作品の雰囲気を知っている人には、別の感想があるのだろうと想像する。

以前に「セルラー」でライアンを演じたクリス・エヴァンスがお調子者としていい味を出していた。そして彼の台詞を聞いていて気づいたのだが、「マスターカードのCMはアメリカでも同じように『プライスレス』だった」ようだ。

デジタルカメラxxxドル、メディアxxドル、元上官を部下にする小気味よさプライスレス、みたいな台詞があった(一瞬のことなので細部は違うが、意味として)。

日本とアメリカだけということはないだろうから、おそらくあちこちの国で同じコピーを使っているのかもしれない。

Posted by mikimaru at 03:43 PM | コメント (0)

July 28, 2006

「好きなかき氷は?」

お馴染み、「ふにふに娯楽室」のタグふれんずアンケートボックスから。

(今日あたりボックスは消えてしまうので、また次のボックスを拾ったときにはよろしくお願いします)

練乳 6
いちご 2
メロン 1
レモン 0
宇治金時 1
白熊のようなミックス 1
かき氷は苦手 1

わたし自身があまり練乳と白熊以外に詳しくなかったせいか、選択肢が充実していないのが問題だったかもしれないが。。。練乳か白熊に殺到するかと思いきや、白熊はあまり知名度が高くないのかも。

Posted by mikimaru at 10:30 AM | コメント (0)

July 25, 2006

iTunesでMISIAを数曲

音楽が苦手で音符の種類もわからないというのは何度も書いているが、実は、聞くほうはそんなに嫌いでもない。なくても暮らしていけるが、あったらいいという気はする。

iTunesはソフトとしては愛用していたし、大昔に買ったCDを取りこんだり、家族がダウンロード済みの曲を楽しんだりしていたが、昨日は初めて自分のカードで買い物をしてみた。MISIAの「眠れぬ夜は君のせい」、「Everything」、「つつみ込むように」などだが、ビデオ付きではなく曲だけならば150円なので、気楽でいい。

「眠れぬ夜は君のせい」は、4年前のドラマ「恋愛偏差値」のテーマ曲だったこともあり、ドラマが好印象だったことも手伝って頭の隅でよくリフレーンしていた。「Everything」は「やまとなでしこ」だ。松嶋菜々子は苦手だし先の読めるドラマだったからほとんど見ていなかったが、曲だけは好きだった。

いま、お気に入りのMISIAと鬼束ちひろが交互に流れている。

ところでこのiTunesだが、購入しようとして何回も失敗した。IDを持っていない人はその場で作れるのだが、.MacなどでIDを持っている人はそれがそのまま使えるという表示が出ていたので、IDを入力してログインしようとすると、こんなメッセージが出たのだ。

「このIDはまだApple Music Storeで使用されたことがありません」(←のような感じの内容)

――で、そのメッセージと一緒に「キャンセル」か「レビュー」が出るのだが、まさか「レビュー」を押したら手続きに進めるなどと、普通は思わないだろう。そこで、キャンセルを押すしかない。おかしいと思いながら何回もキャンセルを押すうち、ようやく「レビューを押したらどうなるんだろう」と、押してみることを思いついた。そして無事に手続きが進められた。

語源はどうだかしらないけれど、買い物サイトで「レビュー」と出たら、そういう意味にとりますかね? しかも日本語のカタカナで「レビュー」と出てくれば、普通は評論とか芸術作品の批評とか、そういう意味だと思う。何分も考えたのは、きっとわたしだけではないはず。

Posted by mikimaru at 05:24 PM | コメント (0)

July 23, 2006

最近「江戸」が好き

最近どうも時代小説や「江戸」ものが好きで、本もよく買っている。
宮部みゆきの短編集あやし
諸田玲子の恋ほおずき
そして杉浦日向子のお江戸風流さんぽ道

すでに読み終わったのは「あやし」で、これは怪談ものと呼べばよいのか、なかなか味のある短編集。もともと怪談も時代物も好きなので、ひと息に呼んでしまった。
諸田玲子はまだ読んでいないが、文庫としては発売されて間もないもので、単行本での評判は高かったと聞いている。江戸時代を舞台に、子堕ろしを請け負うこともあった人々に頼られる女医が、自身の恋心に翻弄されていく物語。

そして、杉浦日向子。これはエッセイではなく、さまざまな場面で発表されたもの(寄稿や講演など)がまとめられているようだ。半分くらい読んだが、普通に暮らしていてはなかなか得られない知識が詰まっている。これまでも江戸の食文化の本を読みかじったりしたことはあったが、この本ほどすんなり頭にはいったものはなかった。早世を悼む。


お江戸風流さんぽ道
杉浦 日向子著
小学館 (2005.7)
通常2-3日以内に発送します。

Posted by mikimaru at 06:34 PM | コメント (0)

July 21, 2006

映画:ロストボーイ (1987)

ロストボーイ - goo映画

なぜリストに入れたのかは忘れたが、TSUTAYA DISCASから送られてきたB級ホラーコメディ。

見はじめてすぐ「これ、キーファー・サザーランドだ」、「もしかしてこのにーちゃんはジェイソン・パトリックの若いころか?」などなど、顔ぶれに驚いていたのだが、もっと驚くべきことがあった。それは「主役はどちらでもなかった」ということ。

母親(ダイアン・ウィースト)の離婚で祖父の住む海辺の町に引っ越してきた兄弟の、兄がジェイソン・パトリック。その兄の異変に気づき、地元の少年ふたりとともにヴァンパイア退治をしていく弟が主人公。そしてキーファー・サザーランドは地元の不良でありヴァンパイア。

ストーリーは単純なのでとくに触れないことにする。100点満点で考えると45点くらいかな(そのうちの何割かは役者の分、つまりさほどの印象はない)。

キーファー・サザーランドはこのころ「スタンド・バイ・ミー」、「ヤングガン」、「レネゲイズ」など、出まくっていた時期だと思う。売れっ子だったのでたくさん出演したうちの1本なのか、あるいは単に仕事を選んでいなかったのか、これはちょっと異色作だろう。本人には大きなお世話だろうが、忘れたい過去の1本だったりして…(?)、と想像してみる。

そういえば、父親のドナルド・サザーランドも、ボディ・スナッチャー(1978)で「シェーッ」と言うあのシーンの印象が強くて、わたしはしばらくのあいだB級SFの役者さんなのだと思っていたが、そんなことはなかった。第一印象とはほんとうに長引くものだ。

Posted by mikimaru at 07:32 PM | コメント (0)

July 20, 2006

「のめっこい」

今日は何となく「のめっこい」お菓子が食べたくて、コンビニで杏仁豆腐とプリンを買ってきた。この何年か、杏仁豆腐は人気が高くて、同じコンビニでも種類が選べたりする。

そうそう、タイトルにも上の行にも関係ないが、この記事はブログ(ここと別館を合わせて)の1000番目となる。最初の10〜15くらいは練習して捨てたので番号としては残っていないが、採番としては1000だ。我ながら感慨深い。読んでくださっている皆さん、ありがとうございます。

さて、のめっこい、に話をもどす。
わたしの育った北関東の言葉だが、ほかの地方の人にも通じるかもしれない。

食べ物ならば、つるりとのどごしがよいようなものに使う。山芋のたくさんかかったお蕎麦や、なめこのはいった食べ物などに使うのではないだろうか。わたしの場合は食べ物の用例しか思い浮かばないのだが、食べ物以外のつるつる、すべすべにも使う地方はあるかもしれない。

十年くらい経つが、父が亡くなったとき、家族の誰もが「食欲がない」と言って食事をとろうとしなかった。わたしはできるだけ食べた。そして、台所でお冷やご飯となめこを発見し、めんつゆのようなものを使って雑炊にし「ほら、食べなくちゃだめなんだよ」と家族に無理やり食べさせた。

そのときの母の言葉「のめっこくて、ちゃんと食べられた」。

以来、なめこを見ると「のめっこい」を思い出し、同時に母も思い出し、いろいろなループにはいる。今日は自分のために米からおかゆを作ったのだが、雑炊の連想から「のめっこい」にたどり着いて、その数時間後にはコンビニで杏仁豆腐を買ったというわけだ。

Posted by mikimaru at 07:05 PM | コメント (0)

July 19, 2006

久々にアップルパイを焼いた

先週後半ほどではないといっても気温は高いので、よほど練りパイ生地にしてしまおうかと思ったのだが、わたしはアップルパイを折パイ生地以外でやったことがない。友達に送る約束をしたのに実験台になってもらうわけにもいかず、びくびくしながら折パイにした。

念のため、注:
折パイ生地というのは冷たいバターをたたいて平たくし、小麦粉と水などでまとめておいた生地に折りこんでいくもの。室温が高いと溶け出す危険があるため、頻繁に冷蔵庫にもどすなどの手間がかかる。練りパイというのは柔らかくしたバターと一緒に卵黄や砂糖を加えたりするので状態も安定している、いわゆるタルト生地。
(記憶に基づいて簡略に書いているが、きちんとした区別や用語はぜひ検索を)

閑話休題。
その生地の上に、お気に入りのレシピで作ったカスタードクリームを敷いて、煮て冷やしておいたりんごを乗せ、あとは焼くだけ。季節ごとの微妙な焼き時間などに配慮すれば、回数はそこそこやっていることなので、よく言えば自信、悪く言えば「慣れ」がある。

今回は、久しぶりのせいかどうもパイ生地の仕上がりがいま一歩だった。きれいに層をなしてふくらむのではなく、なんだかパリパリッとした雰囲気。そして天板に流れ出したバターの量も多かった。厳密には折パイではないが、ときどきキッシュなどを作る方法(小麦粉と一緒にバターをざくざくと切りながら混ぜこんでいく)のほうが、この時期ならばよい結果になったのかもしれない。

もっとも今回は、人にあげるのでアルミの使い捨て焼き型(底とれ型)にしたことで、焼き加減が難しかったと言えるかもしれないが。。。こういった容器は便利なので、今後も使うかもしれないし、言い訳にはならないだろう。

カスタードクリーム(ブランデー仕上げ)と、りんご煮(シナモンとカルバドス)の出来は、かなりよかったと思うので、周囲がいま一歩でも、中身だけは喜んでいただけるのではと思う。

(秋になったらまた紅玉をまとめ買いすると思うので、食べたいお友達は遠慮なく声をかけてください)

Posted by mikimaru at 02:48 PM | コメント (0)

July 18, 2006

三連休だったようだ

あまり曜日感覚のない日々を送っているせいで、直前まで気づかなかった。金曜日に「どこか出かけたくなった場合に備えて、お金を少しおろしておこうか」と思ったのだが、週の後半の猛暑を考えるとどこにも行きたくなりはしないだろうと思い、ATMには近寄らず。

気温そのものは土曜日午後から少しずつマシになったが、湿気はひどく、雨も日によっては強かった。けっきょく家で除湿機とエアコンを交互に使いながら、届いた「デスノート12巻」を少しずつ読んで、気づけば今日は火曜日……というわけだ。

このところ、日によってはまったく歩いていない。せっかく万歩計を買ったというのに、道は暑いし、買い物先でエアコンに遭遇すると急に冷えて体調が悪くなるし、まったく困ったものだ。36℃なんて人間が普通に住める気温じゃないぞ。リキ入れて、覚悟して暮らす気温としか思えない。

Posted by mikimaru at 06:58 AM | コメント (0)

July 14, 2006

7月13日、気温33℃

東京は33℃という発表だったが、練馬の測候所では35℃だったというから、練馬にやや近いうちの近所は34℃くらいあったかもしれない(……いいのか、そんなアバウトで)。

このところ、午前と夕方に除湿機をかけて、エアコンの冷房または除湿はお昼過ぎから夕方まで使うだけだったのだが、昨日はあまりに暑いので昼ころスイッチを入れた。28℃の設定だったが、スイッチを入れたとたんに勢いよく動いているので、ねんのために室温を見ると32℃。わたしが普段すわっている場所より涼しい場所においた温度計なのに、お昼で32℃…(汗。

けっきょく、夜遅くまでエアコンにして、除湿機はあまり使わなかった。多少は温風が出るので、やはり午前中の使用に向いている。

梅雨明けの前にこんなに暑くて、8月はどれくらいになるのだろうか。

Posted by mikimaru at 07:13 AM | コメント (0)

July 13, 2006

Perlのこと

ふにふに娯楽室に設置している「信じられない植物」で新アイテムを作りたくて、見よう見まねでcgiを触っている。

これまで3個のオリジナルアイテムを作った。商品番号を割り振る都合があるので相談したところ、cgi作者さんから正式に番号の枠を5個までもらうことができたので、まだあと2個は作ることができる。楽しいので、また何か作ってしまいそうだ。

さて、Perlだ。。。

本は何冊か持っているが、真剣に勉強したことがなかった。今回「うまく書けたら公開してみんなにアイテムを使ってもらおう」という考えでいたので、動けばいいやというものではなく、書き方もきれいにしようと欲ばっていた。持っている本を大まじめに読み返したりネットで参考サイトを読んだりと、わたしにしてはかなりの時間を費やした。

きれいな書き方をしようと思えば思うほど、最後の単純なところでつまづいて動かない。
(やろうと思っていたことがどんな内容かは、この記事の最後に記載)
そこで、動けばいいやと、きれいな書き方をあきらめて、まずは自分の設置ゲームにだけでも使えるようにした。アイディアだけでも参加者に評価してもらい、使い勝手や感想を聞くことができてから「きれいな書き方」を目指して一般公開すればいいか、と。

ローカルでのテストは問題なかったので、本日未明、参加全員のデータに新アイテムを書き加えた。参加の方々の多くは、珍しい新アイテムをおっかなびっくり使ってくださっているようだ。ありがたい。

これからも少しずつ勉強して、ほかの設置者の皆さんがご希望ならアイテムを使ってもらえるように公開準備をしていきたいところだが、あまり焦らずにのんびりやっていこうと思う。

最後に、わたしがやろうとしていたことのメモ書き:

cgi本体にあるアイテム使用のルーチンがとても便利ですっきりしているので、そこをそのまま使わせていただくことにして

=== 親となるルーチン内 ===
アイテム使用
 => サブルーチンに移動して
    2種類のランダムメッセージを生成し、それに対応するアイテム増減の処理
 <= メッセージを親ルーチンに持って帰ってきて表示
親ルーチンは次のプロセスへ
=================

を、やりたかった。だがメッセージを持って帰ってこられない。
アイテム増減はできてもメッセージが表示されないと、利用者には何が起こったのかわからないのだが、これが現段階のわたしの知識では、できない。

そこで、禁断の

=== 親となるルーチン内 ===
アイテム使用
 サブルーチンに移動せず、
 2種類のランダムメッセージを生成し、アイテム処理
 メッセージを結果表示
親ルーチンは次のプロセスへ
=================

「サブに落ちずにベタッと書く」

という決断をした。

きれいだった場所に、100行近くも「ベタッと」書いてしまった。
これはあまりに見苦しい。

――がんばります、はい (^^; 。

Posted by mikimaru at 01:09 PM | コメント (4)

July 12, 2006

倉橋由美子「老人のための残酷童話」

何度も何度も読んでしまう本がある。わたしにとって倉橋由美子の
大人のための残酷童話大人のための怪奇掌篇がそれ。(わたしが持っているのは実際には「倉橋由美子の怪奇掌篇」だが、今年になってこのタイトルで再刊されたようだ)。

アポロンのような男性の首が落ちていて、どうやらそれは植物らしいと気づいた女性が首を栽培する話。遠い鬼の国での物語。海辺のレストランにやってくるヴァンピールたちの話やら、美しき食人夫婦――そうした物語が、たくさん収められている短編集だ。

今回わたしは本屋で「老人のための残酷童話」を見つけた。文庫本で490円。まだ冒頭の何話かを読んだだけだが、久しぶりの倉橋由美子の世界にぞくぞくしている。


老人のための残酷童話
倉橋 由美子〔著〕
講談社 (2006.6)
通常24時間以内に発送します。

Posted by mikimaru at 03:59 PM | コメント (0)

July 11, 2006

水出しアイス珈琲と麦茶は、味がそっくり

誰だ誰だ、このタイトルを見て「mikimaruの味覚もたいしたことないな、似てるわけないじゃないか」と思ったのは? そっくりなんだぞっ。

以前は水出し珈琲にはフレンチローストなどの深煎り豆をたっぷり使っていたが、最近は味覚が薄味になってきたこともあって、普通のローストのものをやや少なめ分量で美味しい水に浸けて半日。。。出来上がってみて「麦茶だっけ、アイスコーヒーだっけ?」と首をかしげる。そっくりなんだってば(←しつこく書くが)。

もちろん、水出しにせず、熱湯で普通に作ったものを冷まして冷蔵庫に入れれば、誰にだって区別は付くと思うが、水出しだと麦茶だ。お試しを。

(念のために書くと、珈琲のほうがコストがかかっている場合がほとんどだろうから、麦茶の味がして喜ぶ人はそんなにいないとは思うが…)

Posted by mikimaru at 06:32 AM | コメント (2)

文字コードの話

確認もせずに勝手に思いこんでいたが、mixiの文字コードはUTF-8なのだと思っていた。その理由は、ハンドル名に白抜きハートを入れている人を何人か見かけたからだ。

塗りつぶしのハートなら ♥ & hearts ; からスペースを抜いてつづけて書くことで出せるのは知っていたが、白抜きの(縁取りだけ)ハートは出し方を知らず、おそらくmixiではUTF-8で、UTF-8ならハートに対応しているのだろうと、適当に考えていた。

だが、文字コードを見てみると、euc-jpだった。それに簡単に調べてみた範囲では、UTF-8なら白抜きのハートが出せるという話でもなさそうだ。

するとあのハートは、もしやMacでしか見られないハートだったのか? Windowsの人には文字化けをしてしまうということだろうか。。。しかし、逆なら(Macの人にとって文字化けする文字をWindowsの人が使うなら)ともかく、そんなものをハンドル名に入れては、数日もしないうちに周囲から「読めない」という問い合わせが出てきそうな気もする。あれは何なのだろう。

どこで見かけた人だったかを思いだそうとしたが、できなかった。次に見かけたら文字コードを調べてみよう。

ところでmixiにご参加の方へ:
わたしにたどり着くには、名字の欄に mikimaru と入力してください。その方法だと数人しか引っかかりません。ブログを見ているよと、声をかけていただければ嬉しいです。

----------
数時間後、追加。
どうやら、白抜きハート ♡ は & # 9825 ; (←スペースをとって連続で入力)らしい。知らなかった。。。!

Posted by mikimaru at 12:19 AM | コメント (0)

July 10, 2006

頭突きに唖然

このところ、夜中に起きることが多かったので、朝までワールドカップを見ることもあったのだが、今日の決勝戦はびっくりした。

ジダン、延長戦もあと10分くらいで終了だというのに、何が我慢できなかったのか、頭突きでレッドカードですよ、レッド。いや〜、びっくりした。今回で引退と聞いていたし、最後が頭突きじゃなくてもいいと思うのだが。。。

サッカー選手の頭突きは、きっととてつもなく痛いのだろうな、などなど考えているうちに、PKでイタリアの勝利。。。う〜ん、すっきりさっぱりした気分で見終えることはできなかった。

Posted by mikimaru at 06:43 AM | コメント (0)

July 06, 2006

高階良子の漫画

子供のころ高階良子の漫画が好きだった。「タランチュラのくちづけ」と「はるかなるレムリアより」が、とくに思い出深い。

こういう古いものは、なかなかもう手にはいらないだろうな。人気コミックはごくたまに装丁が新しくなって限定販売されたりするが(青池保子のエロイカシリーズと和田慎二のスケバン刑事はそれで集め直した)、1999年ころに高階良子の傑作選も出ていたらしい。しまった、当時買っておけばよかった(苦笑)。しかも上記の2作品が一緒になって1冊だったようだ。

それから、先日の筒井康隆の話でも書いたが、出てくる表現や用語が現代では差別的ととられた場合、編集者さんが苦労をすることも考えられるし、判断によっては書き換えの危険性も出てきてしまうだろう。まったく同じテイストで次の世代に引き継がれるとは限らない。まして高階良子は江戸川乱歩作品を原作にしたものや、奇形の人々が出てくる作品も多く、これはなかなか判断に困る状況も増えてくるのかなぁ、と。。。

(注:以前に曽祢まさこさんの体験として「こびと」の書き換え云々でもめたというのを、公式サイト上で読んだ記憶がある)

横溝正史の「獄門島」では、映画版を見た記憶によると、事件解決のヒントとなる台詞が「きちがい」という音(文字ではなく発音された状態で重要)だったと思うが、再放送はできても新しく作るのは、どうなんだろう……などと、わたしが心配することではないが、やはり考えてしまう。再放送すらもできない時代が来るよりは、まだよいか。

Posted by mikimaru at 09:52 PM | コメント (0)

クレジットカードの話

これまで何度かクレジットカードの話を書いているので、ご関心のある方はサイト内検索をどうぞ。

楽天カードは、かつて二種類あった。楽天の三井住友VISAと、楽天KCだ。

いまも両方あるにはあるのだが、楽天が国内信販を吸収して楽天KCを開始してからは、楽天の買い物でポイントが2倍になる特典は後者だけのものになりつつあるようだ。来月から、楽天三井住友VISAの利用者は「楽天で買い物をしても一般のカード利用者という扱い」になるらしい。

ちなみに三井住友と楽天が提携したこのサービスは開始が2004年8月。終了の正式発表が何ヶ月前かは不明だが、今月末で楽天三井住友カードは特典がなくなるというのは、あまりに不便だろう。中には取得して1年程度の人もいたかもしれない。

三井住友のクレジットカード自体は今後も使えるが、特典ありで継続したい人は楽天KCでカードを作り直さねばならないのだそうだ。何を言ってるんだか…。特典も付かないのにあんな楽天マークのはいったカード、堂々と使える人が何割いるんでしょ?(苦笑) あ、でも、実質的に審査ゼロなので、カードは断られるものだと落胆していた人は、とりあえず1枚ということで取得したかもしれないが。

世の中、クレジットカードの勧誘があふれている。断るのがヘタだと何枚持たされてしまうかわからないほどだ。

1週間くらい前だったが、わたしが愛用してどかどかまとめ買いしているドラッグストアにクレジットカードの勧誘がいて、あまりのすさまじさに数分で出てきてしまった。チェーン店の本店と正式に提携しているらしく、お店の人も見て見ぬふりのようだったが、あれでは雰囲気が悪くて苦情が来たのではないだろうか。なにせ、せまい店内に(←店内だよ、店内)5人近くの勧誘が、客に張り付くように話しかけてくるのだ。専用のカウンターがあるわけではなく、客と同じように歩き回りながら、すすすっと寄ってくるのだから、まったく防げない。

「ポイントカードはお持ちですか」
「ええ、お店のポイントカードなら持っていますよ」
「そういう人にぴったりのカードなんです、お買い物ポイントが何倍になって〜」
「要りません」

わたしは数秒で断ったが、気の弱そうなお客さんは「時間がないし」など、つけこまれるような単語を連発して、ドツボにはまっていた。

いつもは気持ちのよい店なんだが。。。

Posted by mikimaru at 12:52 AM | コメント (0)

July 04, 2006

篠田節子「カノン」

篠田節子の作品は先日の「絹の変容」とこれしか読んでいないのだが、わたしはちょっと勘違いをしていたようだ。この人はホラー作家であるらしい。デビュー作はパニックものだとわかっていたが、それはたまたまで、ほかは別にホラーを書く人ではないのだと、なぜか思いこんでいた。

この作品「カノン」では、わたしからすると不必要なほど「死んだ人を感じる(見る)」、「不思議なことが起こる」などの描写が(とくに前半に)多いのだが、わたしはホラーだと思っていなかったので、そういった描写がないほうがよほどおもしろいのに、中途半端だな、と首をかしげていた。

この感覚は、篠田節子が原作でテレビ化された「ハルモニア」でも覚えたことだ。中谷美紀が好きだったので見ていたが、途中で意味もなく超常現象のような描写が出る(とくに前半)。だが別に話はホラーではないし、それが話に必要だったのかと言われると、テレビを見ていた範囲だが、不要だったと感じた。なぜこんな中途半端なことをするのだろうと、あのときも思ったのだ。

この「カノン」は、話を調べていくきっかけとして幽霊もどきを出している印象が強い。そういうものが出てこなかったら主人公は知人の死を調べなかった可能性が高いのだ。だが、それを出さずとも別のきっかけを描くことのほうが自然ではないだろうか。むしろ不思議な出来事をぜんぶとっぱらって、人間ドラマとして描いたらかなりおもしろかったし現実味もあったのでは、と思う。

40代を間近にした女性が主人公で、全体的なテーマとしては共感できる人も多いはずだ。音楽は大の苦手で、音符が読めないことを自慢しているわたしでも、バッハがどうのなどの話の流れが、何となく理解できた。

持ち上げておいてなんだが、最後に:
終盤で主人公がある場所に出かけるのだが、こういう「思いこんだらどこまでも」な人がほんとうにいそうで怖い。周囲が迷惑するからやめてくれと、本の中なのにもう少しで腹が立ちそうになった(--;。

カノン
カノン
posted with 簡単リンクくん at 2006. 7. 4
篠田 節子著
文芸春秋 (1999.4)
通常2-3日以内に発送します。
Posted by mikimaru at 06:41 PM | コメント (0)

July 01, 2006

Mac OS 10.4.7 にて(困惑)

タイミングから考えて、今日の昼過ぎのバージョンアップが原因としか思えないのだが、とても困った事態に。

わたしはローカルで拡張子 .cgi のテキストファイルをエディタで編集し、ブラウザで動作確認をしてからネットに載せるようにしているが( ← っていうか、これ普通ですが)、何だかバージョンアップの直後から「拡張子 .cgi のファイルにおいて関連付けが変わってしまった」ようなのだ。

数えてみたら、拡張子 .cgi は1000ファイル近くあるようだが(注1)、そのうちほんの一部を除いて、ファイル関連付けがまず Microsoft Excel になった。お試し版がインストールされていたことすら忘れていたほどだったので、これをアンインストールし、再起動。すると今度は該当ファイルがすべて QuickTime Playerに関連付けされた。

仕方ないので、いつも使っているエディタの mi を指定し「このファイルで開く」 → 「すべてを変更」を押したところ、なぜかひとつひとつを指定すればできるのに「すべてを変更」が使えない。またQuickTimeになってしまうのだ。だが、こんなことを1000回もできたものではない。

これは、かなり困る。何とか一発で元にもどす方法がないと、わたしはうっかりファイルをクリックしては「ムービーが開けません」を1日何十回も見ることになるのだ。

ちなみに、拡張子が .html などの場合「すべてを変更」が問題なく使える。だからセキュリティ強化などの関係で .cgi に何らかの制限がかかったと考えるのが妥当かもしれない。

あちこちの関連サイトを見てまわったが、ほかのことでトラブルを抱えた方の報告しか見あたらない。皆さんこれから同じようなことが起こるのか、あるいはわたしだけに起こっていることなのか、それはわからないが。

いずれにせよ、使いづらいこと甚だしい。。。

注1)
なぜ拡張子 .cgi が1000近くもあるかというと、ネットで動かしているcgiの多くは、実際にはテキストであるデータの拡張子を .cgi としておくことで外部から中身を覗かれることを防いでいる。わたしはネット上で動かしているゲームや掲示板のバックアップで、つねにそうしたファイルがたくさんあるというわけだ。すべてが実行用のcgiではない。

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あれこれ触ってみて、現在のところ、元にもどったかもしれない。

ファイル情報 (cmd + i )で見られる「このアプリケーションで開く」のすぐ下、「すべてを変更」のボタンでは相変わらずだめだったのだが――

同じく「このアプリケーションで開く」の次に出る窓で、下のほうに出る「常にこのアプリケーションで開く」にチェックを入れ、"そのあと何もしなければ"、全体が mi に変更になるようだ。

さっきまでは「常にこのアプリケーションで開く」を押したあとで、最初の画面にもどってさらに「すべてを変更」を押していたのかもしれない。。。

ともかく、このまま様子見をしたいと思う。

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さらに7/3の未明、追加。

だめじゃん、だめじゃん。。。やっぱり同じ現象が。これは何なんだろう。メモリ不足? 立ち上げて長い時間リセットをかけないとこういう現象が起こっても仕方ないと言われているのだろうか。またあちこちで.cgiファイルがMPEGファイルとして認識されている(苦笑)。

Posted by mikimaru at 04:13 PM | コメント (0)