July 19, 2006

久々にアップルパイを焼いた

先週後半ほどではないといっても気温は高いので、よほど練りパイ生地にしてしまおうかと思ったのだが、わたしはアップルパイを折パイ生地以外でやったことがない。友達に送る約束をしたのに実験台になってもらうわけにもいかず、びくびくしながら折パイにした。

念のため、注:
折パイ生地というのは冷たいバターをたたいて平たくし、小麦粉と水などでまとめておいた生地に折りこんでいくもの。室温が高いと溶け出す危険があるため、頻繁に冷蔵庫にもどすなどの手間がかかる。練りパイというのは柔らかくしたバターと一緒に卵黄や砂糖を加えたりするので状態も安定している、いわゆるタルト生地。
(記憶に基づいて簡略に書いているが、きちんとした区別や用語はぜひ検索を)

閑話休題。
その生地の上に、お気に入りのレシピで作ったカスタードクリームを敷いて、煮て冷やしておいたりんごを乗せ、あとは焼くだけ。季節ごとの微妙な焼き時間などに配慮すれば、回数はそこそこやっていることなので、よく言えば自信、悪く言えば「慣れ」がある。

今回は、久しぶりのせいかどうもパイ生地の仕上がりがいま一歩だった。きれいに層をなしてふくらむのではなく、なんだかパリパリッとした雰囲気。そして天板に流れ出したバターの量も多かった。厳密には折パイではないが、ときどきキッシュなどを作る方法(小麦粉と一緒にバターをざくざくと切りながら混ぜこんでいく)のほうが、この時期ならばよい結果になったのかもしれない。

もっとも今回は、人にあげるのでアルミの使い捨て焼き型(底とれ型)にしたことで、焼き加減が難しかったと言えるかもしれないが。。。こういった容器は便利なので、今後も使うかもしれないし、言い訳にはならないだろう。

カスタードクリーム(ブランデー仕上げ)と、りんご煮(シナモンとカルバドス)の出来は、かなりよかったと思うので、周囲がいま一歩でも、中身だけは喜んでいただけるのではと思う。

(秋になったらまた紅玉をまとめ買いすると思うので、食べたいお友達は遠慮なく声をかけてください)

Posted by mikimaru at July 19, 2006 02:48 PM
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