先週後半ほどではないといっても気温は高いので、よほど練りパイ生地にしてしまおうかと思ったのだが、わたしはアップルパイを折パイ生地以外でやったことがない。友達に送る約束をしたのに実験台になってもらうわけにもいかず、びくびくしながら折パイにした。
念のため、注:
折パイ生地というのは冷たいバターをたたいて平たくし、小麦粉と水などでまとめておいた生地に折りこんでいくもの。室温が高いと溶け出す危険があるため、頻繁に冷蔵庫にもどすなどの手間がかかる。練りパイというのは柔らかくしたバターと一緒に卵黄や砂糖を加えたりするので状態も安定している、いわゆるタルト生地。
(記憶に基づいて簡略に書いているが、きちんとした区別や用語はぜひ検索を)
閑話休題。
その生地の上に、お気に入りのレシピで作ったカスタードクリームを敷いて、煮て冷やしておいたりんごを乗せ、あとは焼くだけ。季節ごとの微妙な焼き時間などに配慮すれば、回数はそこそこやっていることなので、よく言えば自信、悪く言えば「慣れ」がある。
今回は、久しぶりのせいかどうもパイ生地の仕上がりがいま一歩だった。きれいに層をなしてふくらむのではなく、なんだかパリパリッとした雰囲気。そして天板に流れ出したバターの量も多かった。厳密には折パイではないが、ときどきキッシュなどを作る方法(小麦粉と一緒にバターをざくざくと切りながら混ぜこんでいく)のほうが、この時期ならばよい結果になったのかもしれない。
もっとも今回は、人にあげるのでアルミの使い捨て焼き型(底とれ型)にしたことで、焼き加減が難しかったと言えるかもしれないが。。。こういった容器は便利なので、今後も使うかもしれないし、言い訳にはならないだろう。
カスタードクリーム(ブランデー仕上げ)と、りんご煮(シナモンとカルバドス)の出来は、かなりよかったと思うので、周囲がいま一歩でも、中身だけは喜んでいただけるのではと思う。
(秋になったらまた紅玉をまとめ買いすると思うので、食べたいお友達は遠慮なく声をかけてください)
Posted by mikimaru at July 19, 2006 02:48 PM日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 | 31 |