ハンセン病を学ぶ医学生だった20代のチェ・ゲバラが、故郷アルゼンチンをあとにして数ヶ月をかけ南アメリカを旅した、実話に基づく映画。
モーターサイクル・ダイヤリーズ公式サイト
もともと壊れかけていた中古バイクでの旅は前半で終わり、青年エルンスト(のちのチェ・ゲバラ)と友人アルベルトは徒歩やヒッチハイクで目的地へと進む。最終目標はベネズエラだが、途中で知り合った人々やハンセン病患者の境遇と医療の現状を目の当たりにして、彼のなかで共産主義への思いが芽生えていく。
チェ・ゲバラという人物に対して予備知識がなかったため(医学生だったことすら知らず)、さほど楽しめるとは思っていなかったのだが、見て良かった。ごく普通の、ふたりの青年の物語として、おすすめしたい。
それにしても、征服の是非はともかくスペインという国はすごいことをしたのだと思い知った。あれだけ広い大陸のほとんどでスペイン語が通じてしまう。日本に生まれ育つ人の多くにとって想像すら難しいことだと思う。
Posted by mikimaru at August 1, 2005 10:34 PM日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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