August 06, 2005

[注意]右クリックとHTMLソース閲覧の禁止を提供するソフト

おそらく今日はあちこちのブログでこの話題が出ると考え、書く必要もないかと思ったのだが、逆にたくさんのブログのタイトルだけを流し読みしている人には「すごいソフトが出た」と勘違いされてしまう可能性もある。よって、やや意地悪だがmikimarulogではタイトルに[注意]と入れさせていただいた。ほんとうはもう少し強い単語のほうがよいかと思ったほど。

この件、shtml.jpという場所で公開されているソフトウェアなのだが、わたしが初めて読んだ場所は以下であるし、コメント欄が参考になるので、こちらを紹介する。
http://slashdot.jp/article.pl?sid=05/08/05/216202&topic=74

ページ全体をファイル保存してエディタで開けば、ソースが見えてしまう場合もあるそうだ。わたしはもともと「ソースを見せたがらないとは、何か悪いことをたくらんでいるのでは?」と思うほうなのだが、もうひとつ言えることがある。
――説得力を持たせたいページに誤字脱字、誤変換があって数日以上も気づかない企業は、信用したくないのだ。

SHTMLは守るべき価値のあるコンテンツをお持ちの方の見方です。

ようするに「世の中に完全なものなどありません」なので、過信して飛びつくことがないよう、ご注意を。

なお、わたしは10年くらい前にアメリカの中小企業から同じような暗号化ソフトを35ドルで買ったことがあるが、それは各国の人が参加するペンパル募集ページを運営していたからだ。ロボットの読みとりを難しくし、画面を実際にひとつひとつ見た人にだけが応募者のメールアドレスを理解できるようにしていた。その後ペンパルページを閉じたので使わなくなったが、アイディア自体は決して新しいものではない。

ちなみにその英語ソフトは psyral phobia という。まだあると思うのでご関心のある方は検索してみるとよいかもしれない。

Posted by mikimaru at August 6, 2005 04:05 PM
コメント

このソフトの裏をかくアイデアが続々と出されているようですね。

これを使ったサイトが登場したら、運営者の意図とは全く逆の反響を呼んでしまいそうな気がします。( ̄▽ ̄;)

Posted by: どん@雪 at August 7, 2005 01:53 PM

わたしは昨日ちょっとサンプルページを見た程度なんですが、すべて選択(Cmd+A)を押しただけで「コマンドキーは使えません」と出たので、かなりムッとしました(--;。たったこれだけでアラートを出すとは。

この手のソフトまたは手段は、利用者をイライラさせるだけだと思いますが、こういったものを真剣に必要とするのは、どんな人またはサイトなのでしょうね。

Posted by: mikimaru at August 7, 2005 03:39 PM

 あ。ネタがダブってた(笑)。

 こりゃ、まずいだろうとついつい。販売している会社調べたら、アトピー商法やメルマガやってるし(;´Д`)

Posted by: tanukur at August 8, 2005 02:09 PM

ほんとだ(^^;。。。
やはりこの話題って、見つけ次第に書きたくなる威力がありましたよねぇ。

あのサンプルページを見たとき違和感があったんですが、同じ会社のものだったとは。。。怪しさ爆裂のネタをわざわざ作って暗号化サンプルにしたのかとまで、ちらっと考えましたよ。

そろそろ「見方」は、直ったのかしら。あとで見に行こう。

Posted by: mikimaru at August 8, 2005 05:01 PM

↑に書いた「あのサンプルページ」の「あの」ですが、わたしが最初に見たとき(記事を投稿した日)、二種類あったんです。でも、いまはひとつしか見あたらない。

勘違いかもしれないけれど、いまのサンプルページを指して「あの」と書いたのではないとだけは、書いておきます(--;。

Posted by: mikimaru at August 8, 2005 06:52 PM